ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

曖昧さ回避

  1. 風雲児」の旧字体表記。詳しくは当該記事を参照。
  2. 人形劇「霹靂布袋戲」シリーズの登場人物。本項で解説

概要

「齊天詩酒,自有謫仙丰神。

萬卷星電,獨擁碧霄雲深。」


称号:劍塵(けんじん)、恆山(こうざん)

別名:劍風雲(けんふううん)


霹靂布袋戲」の登場人物。

霹靂靖玄錄」シリーズや「霹靂兵烽決」では主要人物の一人として活躍していた。


南域出身の少年剣士。探偵を務めたことがあり、琴狐たちと共に事件を解決していく。

南域で起きた戦乱の終息後、劍謫仙の遺志を引き継ぎ、「恆山・劍風雲」と名乗って活動する。

靖玄客の一人「天樞貪狼星(てんすうどんろうせい)」に覚醒し、中原を侵略する勢力と戦う。


プロフィール

性別
初登場霹靂靖玄錄 第1章
退場霹靂兵烽決 第37章
出身南域
根拠地麒麟閣
身分蓬瀛小三仙、鱗之子、靖玄客の一人「天樞貪狼星」
家族香如昔(母)、占雲巾(叔父)、攀玉趾(養父)
恩人琴狐、占雲巾、天扇子
友人玉龍隱士、小水仙
同僚談無慾、舒龍琴心、意琦行倦收天原無鄉
その他毒寡婦(乳母)、劍謫仙(神元が憑りつく)
武器風雲斬、軒昂劍龕、代天劍、行道劍
所有物仙羽宿一(羽扇)

人物

南域出身の少年剣士。初期は黒髪だが、成長後の「霹靂靖玄錄下闋」以降は白髪になる。

情熱的な性格で、賭け事や剣術、そして小水仙を愛する。養父・攀玉趾の生真面目な性格と合わないため、麒麟閣で探偵として働いた。麒麟閣の琴狐、小水仙の三人と合わせて「蓬瀛小三仙」と呼ばれた。獅子舞などの雑技を得手とし、幼馴染の小水仙を慕う。


霹靂靖玄錄」シリーズを経て成長し、劍謫仙の遺志を引き継ぐ。「霹靂兵烽決」以降は靖玄客の一人・天樞貪狼星の天命を背負い、武林の平和を守るために奔走する。


鱗之子

風雲兒の出身は、鱗族による陰謀である。母の香如昔は、罪人島の脱獄囚である楚歌饒恨曲(そかじょうこんきょく)と恋に落ちた。二人が生活を共にしているうちに、香如昔が子供を身籠る。だが、それは楚歌饒恨曲の子ではなかった。楚歌饒恨曲が鱗族から引き受けた血鯤鯩(けつこんりん)の晶元を、香如昔の体内に植え付け、生まれた子供である。この子こそ鱗之子(りんのし)であり、後の風雲兒である。


かつて鱗族の母体・血鯤鯩が苦境侵略を狙い、劍謫仙との戦いに敗れた際に、体内から晶元を分離した。自らの晶元で、人間の体から生まれた鱗之子は、血鯤鯩が苦境で活動するために作られた器であった。


風雲兒が誕生した直後、風月主人のすり替えで、孤児として攀玉趾に拾われる。その後、攀玉趾と乳母の毒寡婦に育てられる。死産と勘違いした香如昔は、楚歌饒恨曲の死に加え、発狂してしまう。風雲兒は探偵になった後に、母と再会するも、互いのことを知らないまま母が自害した。


鱗族との戦い

南域で事件を解決しているうち、鱗族と交戦することになる。一度鱗族に攫われ、精気を失うが、救出された。その後、天扇子と共に墟丘の「天竅(てんきょう)」に入って修行し、武芸が大幅に成長する。天竅での修行を経た以降、白髪になる。


鱗族と激しい攻防を繰り返す中、果敢に死亡三角洲に入る。鱗之子の体質により、血鯤鯩に憑りつかれ、肉体が支配されてしまう。血鯤鯩に支配された風雲兒は、南域と中原の人々を襲い、破壊の限りを尽くす。


かつて劍謫仙が血鯤鯩と交戦した時に、さらなる戦乱を防ぐべく、一部の神元を血鯤鯩の晶元に付着させた。風雲兒が血鯤鯩に支配された際、体内にある劍謫仙の神元が目覚め、血鯤鯩の意識を抑制する。風雲兒は血鯤鯩と交渉して、鱗族と人間が平和に共存できるように、誓いを立てた。落ち着いた血鯤鯩は、風雲兒の体内に眠る。


恆山劍風雲

その直後、劍謫仙の神元から、劍謫仙のすべてを受け継ぐ。武器である軒昂劍龕(けんこうけんがん)、羽扇である仙羽宿一(せんうしゅくいつ)、そして称号「恆山」を得られた。劍謫仙の使命を背負い、「霹靂兵烽決」以降は「劍風雲」と名乗って活動する。


劍風雲に成長した風雲兒は、前より性格が穏やかになった。劍謫仙の過去を探すうち、靖玄客の一人「天樞貪狼星」に覚醒する。琴狐、占雲巾、天扇子たちの遺志を引き継ぎ、武林の平和を守るために戦う。劍謫仙の神元が劍風雲の体に介して、顕現することがある。劍謫仙の継承者として苦労するが、敵対勢力と戦う中で、徐々に成長していく。


風月主人との決戦に勝利することや、暴走した天劍非天を倦收天に戻らせるなど、中原正道に多くの戦果を挙げた。一人前の靖玄客になったその矢先に、悲劇が起きてしまう。月無缺を危険から救うべく、罠に嵌められ、猂族から包囲攻撃を受けた。激戦の果てに、満身創痍となった体で、猂界守ごと荒禘(こうてい)と交戦する。


劍謫仙から引き受けた力をもってしても、荒禘に敵うことができなかった。最後は荒禘との戦いで、壮絶な戦死を遂げる。劍風雲は死ぬ直前まで、劍謫仙の「恆山精神」を貫き通した。月無缺は彼の死をひどく悲しみ、荒禘に挑むきっかけを作った。


関連タグ

霹靂布袋戲 霹靂靖玄錄 霹靂兵烽決

琴狐 天扇子 劍謫仙

関連リンク

関連記事

親記事

霹靂布袋戲の登場人物 ぴりぷーたいしーのとうじょうじんぶつ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 138

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました