ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

二代目火影こと千手扉間が開発した、口寄せの術の原理を応用した時空間忍術であり、あらかじめマーキングした場所まで瞬間移動する術。

The Night The Kyuubi Attacked...

四代目火影こと波風ミナトはこの術を十八番としており、これを用いた超速戦闘を得意とした。


その結果「木ノ葉の黄色い閃光」と呼ばれる所以となり、第三次忍界大戦では敵の上忍達からも「黄色い閃光と会ったら逃げろ」と恐れられ、忍界トップクラスのスピードを持つ四代目雷影とも渡り合ったほど。開発者の扉間も、この術の使い手としてはミナトの方が上手である事を認めている。


取得難易度は「S」ランクであり、個人で使用できる者は扉間とミナト以外におらず、実質的に2人専用の術となっている。ミナトの護衛小隊であった不知火ゲンマ並足ライドウ、たたみイワシはミナトからこの技の手ほどきを受けており、3人がかりではあるが人1人なら飛ばす事ができる。(彼らの場合は「飛雷陣の術」と区別される)


また、マーキングはそれぞれ違っており、扉間は「三本線+二重丸+バツ印」と言ったような形で、ミナトは「忍愛○○(後ろの二文字は文字が崩れており読めない)」「忍愛之剣穢土転生体時)」と書かれた文でマーキングしている。


瞬間移動する際は、使用者が一緒にワープする人を直接触れたり、チャクラを間接的に触れさせる事でも一緒にワープするができる。


劇中では、ミナトがナルト九喇嘛のチャクラを併用し、事前に2人(1人+1匹)のチャクラを渡された人と共に瞬間移動する離れ業を見せた。扉間は影分身の術の原理を応用した物だと説明していた。


使い手としてはミナトの方が上と認めているものの、扉間もそれまで自分以外に飛雷神の使い手など見たことすら無かった筈にもかかわらず、戦闘中に自分とミナトのマーキングを即興でリンクさせて両者が使い分けられるようにしているなど、術への理解度は当然高い。

また、扉間はミナトに付けられた求道球を引っぺがし、被害が出る前にオビトの元へと飛んで返却するといった使い方(通称「卑遁・クーリングオフ」)を見せている。

おそらくだが、ワープ位置は微妙に変えられる可能性がある。(というのも、下記の「飛雷神・二の段」や「飛雷神斬り」でクナイの後ろや真上に移動したりしている為)


チャクラを活性化させて高速移動する瞬身の術(一般的には変わり身の術などと併用される)と混同されることもあり、ミナト自身も生まれたばかりのナルトを仮面の男から取り戻す際には高速移動の方の瞬身の術を使っているような描写もある。

原作501話での仮面の男は「術式マーキングのある空間から空間へ瞬間移動するミナトの瞬身の術」と解説し、637話・650話の扉間や644話の油女シノなど、飛雷神の術のことを「瞬身の術」と言う場合もある。

移動原理は異なるが、開発者の扉間的には飛雷神の術は瞬身の術の類という認識なのだろうか。


後に木ノ葉を追われたボルトもこの術を会得しているが、「じいちゃんほど器用じゃねえ」という本人の言葉通りワープまでに多少の時間を必要としており、戦闘中に多用していた扉間・ミナトほどには使いこなせていない(ただし十尾を保管している異なる時空間に飛んでいる点には留意するべきである)。


使い手一覧

波風ミナト:彼の代名詞と言える技

千手扉間:術の開発者

不知火ゲンマ並足ライドウ&たたみイワシ:3人がかりで発動

うずまきボルト:祖父程の精度は出ていない


派生技

飛雷神斬り

扉間が使用。この技によりうちはイズナに致命傷を負わせた。

アニメ版によれば、通常のクナイと共にあらかじめマーキングしたクナイを相手の元へ投げ、クナイが相手に近づいた直後に飛雷神の術を発動、相手にスキを与えず刀で斬りつける攻撃。通称「卑劣斬り」。

この攻撃は、動きを見切り、避けるといううちは一族の「写輪眼」の性質に対して対策として作られた物と思われる。

飛雷神・二の段

九尾事件、ミナトが九尾を操った仮面の男相手に使用。飛雷神斬りと似ているが、こちらはクナイが横切った直後に飛雷神の術を発動し、頭上から螺旋丸を放ち相手にダメージを与えるのに成功した。

飛雷神・導雷

ミナトが使用。尾獣玉をやり過ごす為に海の方へワープさせるのに使用した。

ちなみにこの技の初登場は九尾事件の時である。

飛雷神互瞬回しの術

いくらダメージを負おうとも再生する穢土転生の肉体を活かした扉間とミナトとの連携技。扉間の生前は自身の影分身を用いて行っていた様子。

術者二人がお互いにマーキングを行い、扉間が敵を捕まえつつミナトがの大技をわざと喰らい、その瞬間に2人の居場所を入れ替えることで敵に既に大技が被弾している状況を強引に押し付ける連携技。

螺旋閃光超輪舞吼参式

ミナトが使用。敵の陣地にマーキング付きのクナイを多数投げ、瞬間移動を繰り返しながら相手を連続攻撃していく技。原作では不発に終わっているがアニメでは成功している。

ちなみに扉間はこの時、彼のこういった独特なネーミングセンスで笑いそうになっていた。


余談

扉間がこの術を使う際は、ファンから「卑雷神の術」とよく呼ばれる。


関連イラスト

The Night The Kyuubi Attacked P2


関連項目

NARUTO 千手扉間 波風ミナト 口寄せの術

BORUTO うずまきボルト

穢土転生 影分身の術(NARUTO) 螺旋丸

瞬間移動 ワープ


火雷神(鬼滅の刃):同じジャンプ作品で、雷属性を持つキャラクターが得意技として使用した高速戦闘術。名前も似ている。

関連記事

親記事

千手扉間 せんじゅとびらま

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 32675

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました