「お残しは許しまへんでー!!」
声:巴菁子
演:古田新太
概要
忍術学園の厨房を預かる中年女性。本名・年齢・出身地不明。乙女座、A型。
ほぼ1人で学園全員分の食材調達・調理・後片付けを行っている。考えてみればガスや電気もない時代にそれを行なっているのだから、かなり凄いと言える。
普段は包容力のある性格だが、相手が誰だろうとも絶対に食べ残しを許さない。残す者が有れば物凄い剣幕で怒り出し、先生(学園長すらも含む)方や来客であっても例外無く一切容赦しない。
それでも残すと一週間食事を与えない、掃除などの雑用をさせるなどの罰がある。
それゆえに「忍術学園最強」の異名を持つ。
アニメの初期では、ユキが食堂にて自分の髪留めが変わったことに気付いてもらえなかったことに怒り、ユキが乱太郎の頭に噛みつきながらきり丸を足で締め上げて暴力沙汰に発展した際仲裁に入り、その状態で3人とも持ち上げるなど、最強の異名に違わない凄まじい怪力を発揮した(当然、「喧嘩は外でやれ!」と叱った)。
最強ではあるが、いちばん偉いかというとそうでもないらしい(乱きりしんの談。鼻水の入った味噌汁を鍋にもどした所を乱太郎が目撃したため)。
原作ではそれ程出番は多くないが、アニメではレギュラーの扱い。
彼女が作る料理は学園の外でも評判が高く、彼女の料理目当てに忍術学園に体験入学する者もおり、ドクタケ城をはじめ様々な城からもたびたび高い給料を条件にしてでもスカウトされている。忍術学園関係者にとっても恐怖の対象でもあるが、料理が美味しいことやお残しさえしなければ気さくで優しいおばちゃんでもあるので生徒達からも慕われている。
また、体調不良や非常に落ち込んでいる等の理由でやむを得ずお残しをした場合は、怒ることなくむしろ心配してくれるなど、ただただ頑固なわけでは無い。
一時期(里帰り中など)は別の生徒や先生に食事を任せる事もある(……が大抵おばちゃんの作る料理より不味いので生徒や先生たちは改めておばちゃんにありがたみを感じるのがお約束)。
ちなみに実写版での食堂のお品書きには「焼きカナブン」なる謎の料理がある。
一応昆虫食の一つとしてカナブンは食べられるようだが…。