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高城巴

たかしろともえ

高城巴とは『ようこそ!恋ヶ崎女学園へ』に登場するサブヒロインの一人のことである。
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プロフィール

所属恋ヶ崎超女学園(2年生)
所属している部・委員会なし(帰宅部)
カード属性クール
一人称私(わたし)
主人公の呼び方○○(名字)→○○(名前)
主人公からの呼ばれ方高城さん→巴
備考恋ヶ崎ヒロインの中でもトップクラスに髪が長い

概要

恋ヶ崎超女学園に通う女子の一人で、クラスは違うが学年は主人公と同じ2年生である。

気弱な女子である新辺舞香でなくてもつい身構えてしまうような強そうな雰囲気をしており、実際に柔道空手の経験者でもあるためケンカも強く過去には恋ヶ崎の生徒に迷惑をかけた不良少女のグループを、一人で壊滅させたことがあるため恋ヶ崎超女学園におけるスケ番のような存在として大半の女子からは生徒会長及び『氷の女王』の異名を持つ桐夜とは別の意味で近寄りがたい女子と認識されている。

だが巴本人としては喧嘩暴力といった争い事の類は好きではなく、正当防衛や誰かを守る時以外では自分から相手に手を出すようなことは決してしない。

そして印象に強い、片目隠れ前髪と腰どころか膝(ひざ)位まで伸ばした長い黒髪は伸ばしっぱなしであるため、髪の手入れに関しては少し無頓着である。

また実家では母親の家事手伝いをこなして経験を積んでいるため料理が得意でもあり、限定イベントでも調理を担当したこともある。


恋の成就に至るまで

いつものようにナナと共に登校した主人公は、そこでとても長い黒髪の女子……『高城巴』を目にする。その巴についてナナから色々聞いて話をしている中で、ナナが『スケバン』と何度も強調するように言うため巴に気づかれてしまい、当然巴には陰口か何かとして聞かれたため第一印象は最悪な物になってしまう。だがある意味で巴に悪い印象を持たれた原因となった張本人とも言えるナナが言うには『完全な脈無し』ではないようで、主人公は巴を探し、不快にさせたことを謝ろうとするのだった……同じ日の放課後に主人公は巴を探すが、その中で空き教室で巴が主人公への接し方で一人反省会をしているのを見かけ、主人公は『巴は実は意地っ張りやツンデレの要素を持っている』という事を知るのだった……


翌日、主人公はクラスメイト及び恋人である沙月から『巴と親しくなるにはどうすればいいか』を相談し、色々とアドバイスを貰って廊下に出るとすぐに巴と遭遇する。

そこで巴と色々話すのだが、その中で巴がうっかり口を滑らせたことから『廊下の窓から見える中庭には何かがある』ということを主人公は知り、中庭が気になった主人公は放課後の男子部の活動の時間の合間を利用して調べることにした。そこでは巴が『木の上にある何か』の面倒を見ているようで、隠れたとしても遅かれ早かれ気づかれてしまうと思った主人公は巴に声をかけようとすると、主人公に気付いた巴がごまかそうとするも、木の上からの鳴き声がしたのがきっかけで『巴は木の上の巣にいるひな鳥の世話をしていた』という事を知る。そこで主人公は自分の恋人である後輩の時のように雛鳥のことは二人だけの秘密にしつつ、一緒に世話をする事に決めたのだ。


教室から出てきた主人公に巴が声をかけてくる。そこで主人公は巴から小鳥の近況を聞き、今日も様子を見に行っていいか聞くと巴は意地を張ったようなツンデレなような「どうしてもっていうなら……」という言い回しで答えてくれるが、主人公は二つ返事で即答する。

それに巴が初対面の時にキツく当たったのに(主人公は)もう怒ってないことについて聞いてくるが、主人公は「こっちも初対面の時に不快な思いをさせてから、(高城さんに)謝って好かれたいと思ったから」と正直に本心を打ち明ける。そこで誤解や悪い印象が解くことができた主人公と巴は自己紹介をして、これからの呼び方は(同級生同士なのもあって)名前で呼び合う事に落ち着く。

そして二人は中庭で小鳥の世話をするが、巴が褒められてる事に慣れてないと分かった主人公は少しずつ慣れさせてあげたいと思い、巴と自分の関係が確実に良い方向に変わっていくのを実感するのだった。


近頃は他校の超女学園で問題児の集まりができて、恋ヶ崎の生徒に因縁をつけてくる事件が起きているらしく、生徒会でもそれの対策を検討しているようだった。男子部の活動を終えた主人公は、ナナと共に帰宅しようとすると、校門で騒ぎが起きており、そこには他校の不良生徒が恋ヶ崎の下級生に因縁をつけており、その間に入って巴が立っていた。

不良生徒二人の巴に対する振る舞いは大昔のレディースそのものだったが、巴のかけてきたプレッシャーには勝てず、「覚えてろよっ!」とベタな捨て台詞を吐いて退散していく。

巴は不良生徒達に因縁を付けられた下級生達を気遣うと、それに彼女達は巴に感謝しきりで帰って行き、その場にいた他の生徒達も巴に憧れの視線を送っている。その後、主人公が騒ぎを見ていたことに気付くと、主人公を連れて中庭まで行くのだが、巴の手が震えていた事に気付いた主人公は(本当は巴も怖かったことは分かりつつも)「人とぶつかり合うのはエネルギーが要るよな。巴は強いよ」と労わると、巴は「……ほんとは、少しだけ怖かった」と本心を打ち明けてくれる。子供の頃から武術をやっていて誰とケンカになっても負けない自信がある巴は「貴方は、暴力とかキライ? 私が喧嘩をしてたらどう思った?」と聞いてくるが、それに主人公は「巴が怪我をするようなことは嫌だけど……」と前置きしてから「みんなのために立ち向かっていく姿は、カッコイイと思うよ。俺もそうありたい」と答えると、巴は「私がカッコいい……? 乱暴者だとかは思わないの?」と更に聞いてくる。それに主人公「『仲間が危ない』って時に、行動できるのは凄い事だと思うぞ」と答え、『巴が優しい女子ってことは良く分かっている』ということを伝えると、巴は「ありがとう。私のこと、怖がらないでいてくれて」とお礼を言うが、主人公は『動物が懐く人に、悪い人はいない』という巴の受け売りをそのままいうと、二人で餌やりを済ませる。


そして同じ日の夜、主人公は携帯を紛失してしまったのだ。どうしようかと途方に暮れていると自宅である男子寮の電話が鳴り、そのかけて着た人物こそが巴で、主人公の落とした携帯を巴が見つけて、「早めに連絡しておいたほうがいいかと思った」という事で連絡してくれたのだ。それを電話で聞いた主人公は巴に大きく感謝してお礼を言い、公は見つけてくれた上にその連絡までくれた巴に大きく感謝してお礼を言うと巴が『連絡を主るために携帯の電話帳を勝手に見てしまった事』を謝るが、主人公は「そんくらい全然いいよ」と気にしてはおらず、『私の(携帯の)番号とアドレスを入れておいてもいい?』という巴の確認にもOKを出すと、電話が終わった後に「……い、いいのか? こんなに距離が近づいてしまって。」と戸惑うが、それらを喜んでくれたり、それに対してナナが赤飯を炊いたり等で祝ってくれるのはありがたいけど、ナナが保護者みたいで気恥ずかしいなと思うのだった。


主人公は寝る前に学園にいる時の休み時間に(巴に電話してみよう)と考えていた事を思い出し、携帯に入ってるアドレス帳から巴に電話をかける。繋がった主人公は挨拶するが、どうやら巴は『ついさっきお風呂から上がったばかり』ということでバタついてるらしく、突然の電話に巴は「もう遅い時間なのに何しに電話をかけてきたの?」と聞いてくる。それに遅い時間に電話をかけてしまった事を主人公は謝るのだが、巴としては『お互いに起きてる時間なら(電話は)大丈夫』であり、更に巴が緊張気味であると分かった主人公は(巴が落ち着くのを待って自分がゆっくり話せればいい)と考えていると、巴が改めて「何か用があって(電話を)掛けてきたか」を聞いてくる。それに主人公は「特に用ってわけでもないけど、巴の声が聞きたくなっただけ」とド直球に答えると巴は驚いてむせてしまう。言われた巴は「いきなりそういうこと言わないで」と返すが、主人公は「回りくどい言い方をするのは苦手だし、おれはそういう性分なんだ」と答えると巴は「貴方はそういうことも恥ずかしがらずに言えるから、凄いって思う」と感想をもらす。そして巴も主人公に用件を伝えるのだが「明日良かったら、私と一緒に、お弁当を……貴方がどうしてもっていうなら、食べてあげないこともないけど?」とついツンな意地を張ってしまう。(本当なら普通に誘おうとしたのにツンになってしまった)と後悔する巴だが、主人公は「素直になるって難しいからな」と察するも、巴のツンな態度がおかしかったのか笑いかけてしまう。だが「弁当ってことは、もしかして巴が作って来てくれるのか?」と主人公は食いついて、更に「いつでもいいから、誘ってくれ」と答え、『巴の手作り弁当が食べれる』という事で主人公は巴の「夜更かししてないでさっさと寝なさいよね。それじゃ」という電話の最後のツンのある言葉ももう気にならなかったようだった…


それから数日後……『巴と一緒にお昼を食べる日』が来て、主人公は巴と中庭に来ていた。

巴の作ったお弁当は主人公の予想以上に色とりどりで美味しそうで、巴が「箸が一つしかないから食べたいのを取ってあげるけど、何か食べたいものはある?」と聞いてくる。主人公はそれに『玉子焼きを選ぼう』とするが、よく考えればそれは『食べさせてくれる』ということでもあり、巴もそれを理解してか顔を真っ赤にするが、チョイスされた玉子焼きを箸でつまみ上げ、逆の手を添えて主人公に食べさせてくれる。それを食べた主人公はオーバーリアクションでベタ褒めするが、巴は驚かされたとはいえ美味しいと言ってもらえたのが嬉しかったからか次々と主人公にお弁当を食べさせていく。自分ばかり食べさせてもらって悪いと感じた主人公は交代で今度は自分が巴にお弁当(の玉子焼き)を食べさせていく。最初は巴も遠慮するが、主人公の「俺もお礼がしたいから」という言葉に観念して食べさせてもらうが、「(食べてるのは自分の弁当だけど)食べさせてもらった方が、美味しいかもしれない」と悪くはないようで、いくつか食べさせてもらった巴は背丈に反して小食なようで、弁当の半分以上を主人公に食べさせる。お弁当を堪能した主人公は「ごちそうさま、凄く美味かったよ」という感想と、「純粋に、巴のお弁当はまた食べたいから。遠慮せずに誘ってくれ」と頼むと、巴にはそれが嬉しかったようで突然涙ぐんでしまう。だが巴は「目にゴミが入っただけ。勘違いしないで」と意地を張ってツンデレな感じに答える。それに主人公は(彼女の心は本当は繊細なんだ……なのに俺は、初めて会った時に傷つけるようなひどいことを言ってしまった……)と考えてしまい、巴に「……ごめんな、巴」と謝罪する。だが巴は「(お弁当作りで)手間をかけさせてしまった事」と捉えてしまったのか「私は好きで、勝手に作ってきただけだから…あっ……好きって、そういう好きじゃ……なくて……」と答えるが、そこから言葉と裏腹の巴の気持ちが主人公に伝わってくる。その言葉と気持ちを感じ取った主人公は巴を宥め、「昼からの授業も頑張ろうな」と言うと巴も「……貴方こそ、居眠りしないようにね。成績が下がらないように、せいぜい努力しなさい」としっかり釘を刺してくる。巴のお弁当で満腹になったった主人公は、午後の授業は睡魔との戦いになりそうだと感じるのだった……


主人公は巴と仲良くなることができ、二人で世話をしている小鳥ももうすぐで巣立つと全てが順調に進んでいたのだが、ある日事件は起きてしまう。

ナナから校門の前で騒ぎが起きていることを聞いた主人公は何が起こっているのかを考える前に校門に急いで向かっていた。そこでは、巴が以前に追い払った不良女子(レディース)達に囲まれていたのだ。争う気はない巴はあしらって事を荒立てずに帰そうとするのだが、不良女子(レディース)の一人が事前に不法侵入でもしたのかあろうことか巴と主人公が育てていた小鳥を脅しの材料として捕まえていたのだ。そんな行いに卑劣さを主人公は感じていると、他の不良女子(レディース)が鳥を人質に巴にタイマンを持ちかける。そして巴が手出しできないのをいいことに不良女子は逆恨みとウサ晴らしで殴りかかるが、「ここで何もできなければ絶対に後悔する」と思った主人公は二人の間に割って入り、巴を庇って殴られてしまい、アゴにモロに受けてしまったことで倒れてしまう。それには悪徳な不良女子達でも『世界的に大切にされるべき存在である男子に暴力を振るって怪我させた』という最も許されない禁忌を犯してしまった罪悪感で逃げ出してしまう。心配する巴を主人公は気付かうが、薄れゆく意識の中で主人公は『騒ぎを聞いて駆け付けた桐華が教師たちに連絡を済ませていた事』と『人質に取られた小鳥は巴が無事に保護したこと』を認識すると「それなら俺のしたことは無駄じゃなかった……」と思うと同時に安心したのか意識を失ってしまったのだ。そして主人公が意識を取り戻すとそこは自分の住居である男子寮の寝室で、目覚めた事に気付いた巴は安堵して、「大丈夫? 殴られたところ痛くない?」と気遣ってくれる。それに主人公は「ああ、もう大丈夫……」と答えるが、殴られた後の応急処置が適切だったためか、殴られたアゴは腫れてはおらずマスクをして登校することにもならなそうだった。主人公がそんなことを考えていると巴は『自分が相手を早く取り押さえることができなかったせいで主人公が怪我をさせてしまったこと』を強く後悔し、自分を責めるが主人公は「巴は喧嘩に発展しないように事を収めようとしてたんだから悪くないし、俺は巴が怪我しそうになるのを放っておけなくて割って入っただけでから」と巴をフォローする。それに巴がお礼を言いつつも「今まで誰かに守ってもらうことがなかったから、貴方に庇って貰えて嬉しいって思って……でもそんなこと思っちゃいけないよね……貴方は私が守らないといけなかったのに」とまた自分を責めてしまう。それに主人公は「そんなことないって。 女子を守るのも男子の務めだしな」とフォローし、「もちろん、強くてみんなに憧れられる巴だって俺は好きだけどな」と更に言うと、巴は主人公の手を取り、優しく両手で包み込む。その触れ方に主人公はドキッとしてしまう。そして巴は主人公と初めて出会った時の事に『本当は主人公が男子部で活躍してるのを聞いて、話したいと思っていた事』『だから例え悪いことでも自分のことで何か言ってくれて嬉しかった』と本心を打ち明けてくれる。それに主人公は『巴は初めの頃から自分のことを憎からず思ってくれていた』ということを知り『男子部の活動を頑張ってきた甲斐があった事』と『自分はまだまだ乙女心が分かっていない事』を自覚する。そして「……俺は巴が好きだ。」と直球な告白をすると、「私も……貴方がどうしてもっていうなら、何でもしてあげたいくらい、好き」巴はそう言って、主人公が求める前に、自分からそっと唇を重ねてくる。そして恋の成就を果たした二人は巴がリードする形で心身共に結ばれるのだった……


関連タグ

ようこそ!恋ヶ崎女学園へ サブヒロイン 片目隠れ 黒髪ロング ベリーロングヘア 料理上手

ティア・グランツテイルズオブジアビスに登場するヒロイン、巴とは『クール寄りな性格』『長い髪と片目隠れな前髪』『可愛いものが好き』『ツンデレな態度を主人公に取ったことがある』という共通点がある。

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