ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

高尾太夫

たかおだゆう

江戸時代 前期から中期の遊女(太夫)。「高尾」の名を襲名した遊女は複数名おり、7代続いたとも11代続いたともいわれる。
目次 [非表示]

概要

江戸新吉原三浦屋に抱えられていた遊女万治宝暦年間(16581764)の約100年間に数人の「高尾」がいる。7代続いたとも11代続いたともいわれ、人数は特定できていない。同名の太夫が続くのは、各娼家通り名として襲名させる習慣によるもので 珍しくはなく、近世初期には吉野高橋初音などが同様に数代におよぶ名妓(めいぎ。名高い芸妓の意)と伝えられる。


各代の高尾は、逸話とそれが何代目であるかが確定できないため、身請けした人物の名前などで区別している。有名な仙台藩伊達綱宗に請け出されたものは仙台高尾(または万治高尾)といい、ほかに西条高尾駄染高尾(または紺屋高尾)、榊原高尾子持ち高尾などが知られる。

大田南畝(おおたなんぽ)、山東京山(さんとうきょうざん)をはじめ数種の『高尾考』が著され、歌舞伎浄瑠璃の題材にも多く用いられた。それらの作品群は「高尾物」と呼ばれている。


表記揺れ

高尾

関連タグ

性風俗 遊廓 / 遊郭 吉原遊郭 島原遊郭

遊女屋 / 妓楼 / 傾城屋 / 見世

遊女 おいらん / 花魁 太夫


落語 歌舞伎 浄瑠璃


高尾太夫が登場する創作物

Fate/Samurai Remnant』:詳細はこちらを参照。


外部リンク

関連記事

親記事

太夫 たゆう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 23725

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました