概要
1946年6月9日 - 2015年7月14日。
1964年11月4日に読売ジャイアンツへ入団。ただ、近鉄バファローズとも入団交渉を行っていたため、母校の北川工業高校（高橋一三在学中は私立校だったが後に府中市立に転換した上に普通科を設置した上で「府中東高等学校」に改組・改名、1980年に現在の広島県立の高校となっている）は1年間対外試合が出来なくなってしまった。
1年目の1965年に開幕1軍を果たすもわずか2ヶ月で2軍落ちして以後、そのシーズンは2軍暮らしを余儀なくされてしまう。
しかし翌1966年には1軍に定着、1969年に22勝を挙げ1973年まで2桁勝利を挙げている（1973年は23勝）。
1年後輩の堀内恒夫とほぼ互角の成績を上げていたことから左のエースと呼ばれた。
また、1969年のシーズンオフには日活の女優だった橘和子と結婚した。なお、橘はこの結婚を機に芸能界をやめた。
1975年11月25日に張本勲との交換トレードで、富田勝と共に日本ハムファイターズへ移籍。
1976年と1981年に2桁勝利を挙げている。ただその一方で1978年から1979年にかけては腰痛と闘っており、一度は引退も覚悟したが、親分の温情により引退を免れている。
1983年の開幕前に左脚を肉離れして十分な練習ができず、同年11月10日に現役を引退。
引退後は主にコーチとして活躍した。
2015年7月14日、心不全のため東京都内の病院で死去した。69歳没。
監督・コーチ歴
読売ジャイアンツ (1984 - 1989)
日本ハムファイターズ (1990 - 1994)
読売ジャイアンツ (1995 - 1996, 2002 - 2005)
