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曖昧さ回避

  1. 正体不明の火の玉。本項で解説
  2. ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する技。→おにび
  3. ゲーム『ポップンミュージック』シリーズに登場するキャラクター。→鬼-BE
  4. ゲーム『サモンナイト3』に登場するキャラクター。→オニビ

概要

空中を浮遊する火の玉。大きさ、色、形、数などは、伝承により異なる。

その超自然的な様子から、幽霊小道具としても用いられる。


正体

霊や怨念が火となって現れたとする説や、異なる火の玉の妖怪と同じものであるとする説など、これも伝承により異なる。科学的見地から解明を試みた場合、リンメタンの発火説、プラズマ説、明かりを見たときの錯覚説などを挙げることができる。


リンやメタンは土葬された遺体の腐敗によって発生するため、特に昭和時代終期まで土葬の文化が根強く残った日本の田舎では、この説が一定の信憑性を得ている面もある。


創作での扱い

日本の幽霊の添え物として頻繁に登場する。特に江戸時代までの古典的なタイプには往々にして付属しており、平成時代前期ではアニメや漫画でも幽霊を示す記号として普遍的に使用された。

しかし時代の流れか、昨今の幽霊には現代怪談の影響もあって鬼火を表記する例が少なく、むしろ鬼火を伴った幽霊は滅多に描かれなくなっている。


一方、ホラーで失われた鬼火の需要をファンタジーが受け入れている。

解釈も様々で、見た目通りに火属性として扱われる場合もあれば、熱くはないが周囲の酸素を奪ったり、むしろ周囲の温度を急速に奪う氷属性のような特性を持ったりと、千差万別。

火属性と解釈された場合は、その色から普通の炎より高温と設定されやすい。


だがやはり、元がホラー出身とあって闇属性扱いの炎攻撃という解釈が多く、ただ燃えるだけでなく呪いの力が備わっていると解釈され、水をかけても消えず相手が死ぬまで燃える、相手の生命力や精神力を第二の燃料にする、燃えると毒煙を発生させて周囲を汚染するなど、禍々しい二次効果が添付されやすい。


使い手も魔人亡霊などのアンデッド死神や妖獣など、闇属性のキャラクターが大部分を占める。



関連タグ

不知火 じゃんじゃん火 叢原火 狐火 人魂 火の玉 古戦場火

ウィル・オ・ウィスプ ジャック・オ・ランタン

化け火 釣瓶火/つるべ火 海月の火の玉/海月の火玉 天火 姥ヶ火/姥火

鬼-BE 鬼火「超高密度燐禍術」 おにび

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