概要
新地球連邦軍により結成されていた特命部隊。
その結成目的は表向きはコードネームBG（ブラックゲイル）、即ちシュロウガの追跡及び鹵獲であるが、真の結成理由は「特機及び各勢力エースの混成部隊として力をつけつつあったZEUTHに似せて組成させた部隊」、即ち仮想ZEUTHとしての役割を持たせることであった。
何度かの戦闘を経てレムレース試作型と対峙。戦闘の後、別働隊によるBG鹵獲成功の報を受けて(実際には特命部隊を結成させた張本人がその目的を達したために用済みとなり)部隊は解散となった。その後、部隊に所属していたメンバーの一部は元の所属へ戻って行ったが、多くの者は組織改編されたファントムペインに転属となり、(特にセツコ編では)ZEUTHと数度に渡り相まみえることになる。
シリーズでも珍しい、異なる作品の敵組織のエースが一堂に介した精鋭部隊であり、このような存在が描かれたのは『第2次スーパーロボット大戦』のラストバタリオン以来である。
また、部隊名称は無いが、『スーパーロボット大戦EX』のシュウ・シラカワの元に集まった面子も(プレイヤーが操作出来ることを含めて)これに近い。時系列的には、ZEUTHが日本で百鬼帝国と戦っていた頃に結成された模様。
主な参加者・その母体
基本的にリアル系作品のライバルキャラクターによって構成されている。
ネオ・ロアノーク、スティング・オークレー、アウル・ニーダ、ステラ・ルーシェが参加。本部隊解散後にはファントムペインが類似の性質を持たされた大部隊に組織改編され、ネオが司令官を務めることになる。
ジェリド・メサ、マウアー・ファラオ、カクリコン・カクーラーの3名が参加。後にフォウ・ムラサメも参加することになる。
その他新地球連邦軍(Ζガンダム)
ブラン・ブルターク、ロザミア・バダムが参加。以上の3組織のメンバーは、部隊解散後もファントムペインに転属となり、引き続き同じ釜の飯を食うことに。
その他新地球連邦軍(塔州連邦軍系)
ユルゲンス、ドミニク・ソレル、アネモネが参加。ユルゲンスはネオと共に部隊指揮の任に当たる他、部隊の母艦の艦長としての役割も務める。
レーベン・ゲネラール、シュラン・オペルの二名が参加。シュランはメンバーの中で唯一、部隊の結成目的を把握している。レーベンは部隊解散後、ZEUTHに潜入することになる。
民間からの協力者。ケジナン・ダッド、エンゲ・ガム、ジャボリ・マリエーラの3人組、及び本作ではシベ鉄雇われの身であるティンプ・シャローン、キッド・ホーラ、ゲラバ・ゲラバらブレーカーも参加。
アスハム・ブーン、ザッキ・ブロンコの2名、及びシンシア・レーン(厳密にはシベ鉄所属)が参加。
その他
ジェイソン・ベック(とその手下2人)、及びコレン・ナンダーの2名がなりゆきで参加。この2人は過去の記憶を失っている共通点があるせいか、妙に意気投合していた。
主要人物
特命部隊の責任者であることをジャマイカン・ダニンガンが紹介している。
特命部隊の部隊長を務める。
013特命部隊における主人公的存在。
013特命部隊の標的であるシュロウガのパイロット。
【CAUTION】以下、ネタバレ注意！！
013特命部隊の結成に関わった黒幕。
その最終テストとして013特命部隊を相手にレムレース試作型の実戦テストを行ったが、予想外の実力に大打撃を受ける。
ジ・エーデルはこの敗戦を糧に、レムレース(及びカオス・レムレース)の完成に向けて更なる改良を行うことになる。
