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概要
514（こいし）×2=1028となることから、古明地こいしを２人描いたイラストを投稿しようという企画。
2015年9月現在では企画イメージに当たる事が出来ず、当初の厳密な企画詳細は不明である。
しかし本タグによる作品は今日でも発表されており、タグの機能もまた継続している。
本企画は先述のように「こいしを二人描く」性質のものである。
そのスペルカードやキャラクター造形に心理学や哲学の用語や概念を多用に持つこいしにおいて同一CP、鏡像、複数エゴといった創作アプローチは意義深いものといえる。
例えばフロイトの提唱する自我構造の三要素であるイドとスーパーエゴの二者とその調整役となるエゴという観点においてこいしは前者二種についてをこいしなりにスペルカードで表現している。＜本能「イドの解放」＞、＜抑制「スーパーエゴ」＞がそれにあたる。
「10月28日はこいしちゃん×2の日」のアプローチは、作品に描く（または閲覧する）二人のこいしについて、それを表現する（または観測する）製作者（あるいは閲覧者）がエゴとして第三の視座から両者の主張を眺めているという特殊な制作・鑑賞体験にも通じる。本企画による創作アプローチは「こいし」というキャラクターを通した特別な導入を備えたものとも言えるだろう。
あるいはユングの提唱するような集合的無意識を仮定する時、エゴを代理して作品を制作または閲覧している間、「あなた」の後ろにさらにもう一人、全てを見渡すこいしが居るかもしれない。
その他の「こいしの日」
こいしにまつわる「東方キャラの日」として、本企画の他に「5月14日はこいしの日」や「6月14日は無意識の日」などがある。
