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12系

じゅうにけい

日本国有鉄道(国鉄、現JR)が製造した客車。
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1968年に登場した、1970年に大阪で開催される万国博覧会の輸送などを目的とした、急行型座席客車である。青を基調として白のラインの入った、所謂「ブルートレイン」にも似た車両ともなった。

当初は団体貸切・臨時列車などで使われ、時折臨時特急列車にもかり出されることもあった。1980年代以降は夜行急行列車に使われたりや普通列車用に格下げ運用されたものもあったが、1988年のJR化以降は客車列車の電車、気動車化が進み、現在ではわずかに「やまぐち号」や「SLばんえつ物語号」などのSL牽引用の客車などで残るのみとなっている。1980年代からJR化ごろにかけては各地で誕生した、お座敷、欧風列車に改造されたものも多いが、2014年にJR西日本の「あすか」が廃車されたことで消滅した。

伊豆急行のように国鉄、JRからの乗り入れ列車が運行されたこともある。変わり種としては西武鉄道の電気機関車E851のさよなら運転の際にJR東日本から車両を借りて使用した。
また、JR西日本では、七尾線電化で余剰となった同系を城端線氷見線の通勤ラッシュ時にキハ58系の中間に連結する付随気動車「キサハ34」に改造された車両も存在した。

旧国鉄・JRからの移籍車両

樽見鉄道

1990年にJR東海から12系客車が5両入線。2005年に退役。

わたらせ渓谷鐵道

「わ99形」客車の5010号車、5080号車がもと12系のスハフ12形である。以前はJR東日本からトロッコ車を借用していたが、1998年からは「わ99形」が担当。5010号車、5080号車は両端に組成され、中間車のトロッコ車、5020号車と5070号車は京王電鉄5000系を改造したものである。
このほか2001年に移籍した「サロン・ド・わたらせ」用の「わ01形」が3両在籍していたが退役済み。

秩父鉄道

SL牽引列車「パレオエクスプレス」の客車が12系。オハ12形とスハフ12形が2両ずつ在籍。

若桜鉄道

JR四国から移籍。オロ12-6が静態保存車として、スロフ12-3、スロフ12-6、オロ12-9の3両がSL牽引列車の客車として使用。

東武鉄道

JR四国から移籍。2017年のSL列車復活運転に際し、14系客車4両と一緒にオロ12-5、オロ12-10の2両が入線。

日本国外

JR西日本からタイ国鉄に12系客車28両が譲渡された。一部車両はバリアフリー対応にされて現役。また、JR東日本からフィリピン国鉄に26両が譲渡されたが、こちらは退役済み。

関連タグ

国鉄 JR 客車
14系 特急用12系とも言える車両。後年12系の座席改良(リクライニングシート化)で内装面での区別はつかなくなった。

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