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201型潜水艦

にまるいちがたせんすいかん

201型潜水艦とは第二次大戦後ドイツで初めて建造された潜水艦である。
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西ドイツ独立とUボートの復活

1945年の敗戦によって連合国に分割占領されたドイツであったが、米ソ対立による東西冷戦の最前線となったことで、急速に西ドイツ独立(1949年)・再軍備(1951年)と進んでいった。

再軍備の中で1956年に最初の艦艇建造計画がたてられた。それにはソ連海軍を迎え撃つ沿岸防衛用の小型潜水艦の建造も含まれていた(ちなみに東ドイツ海軍では潜水艦は保有しなかった)。


特徴

水中高速・隠密性が重要視されており、特に音響探知や磁気探知への対策から小型化が図られるとともに、船殻素材に非磁性鋼を採用した。また魚雷発射管8門に対して搭載魚雷も8本となっており、「1回ぶっ放したら逃げる」というさながら「潜水魚雷艇」とでも表現すべき艦となっている。


早期退役

しかし201型には致命的な欠陥があった。それは非磁性鋼の腐食であった。海水による腐食に関する研究が不足していたことで、とても実用に耐えるものではなかったのである。

結局201型は3隻のみが就役し、U1とU2は就役してから1年半で退役、U3もノルウェー海軍に貸与されたが就役から3年半で退役した。実用型潜水艦は腐食対策を施された205型潜水艦からとなった。


関連タグ

ドイツ海軍 Uボート

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