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AGRAVITYBOYS

あぐらびてぃぼーいず

週刊少年ジャンプ2020年2号から2021年5・6号まで連載されていた漫画。ジャンプGIGA 2021 SPRINGから完結編連載。
目次 [非表示]


人類滅亡のプレッシャーもコイツらには、無重力!!


あらすじ

2119年――


四人の若き宇宙飛行士は、人類の新天地を探して星を渡る長い長い旅に出た――

はずだった!?

出発から二日でまさかの地球滅亡!追い打ちをかけるブラックホール出現!

為す術もなく運命に翻弄された少年たちは、たった三日で目的の地・α(アルファ)ジャンブローにたどり着き、そこで最後の人類として生きることに...!!

しかし、人類の命運を握る4人の若き天才たちは、なぜだか全員自由すぎる個性派ぞろいで...!?

彼らの、そして人類の運命やいかに――

人類存亡をかけたゆるっとズッコケ宇宙サバイバル、開幕!!

(週刊少年ジャンプ公式サイトより引用)


概要

週刊少年ジャンプ2020年2号から2021年5・6号まで連載されていた漫画。ジャンプGIGA 2021 SPRINGから完結編連載。

作者は中村充志。過去では同誌で『クロクロク』を連載。

人類存亡をかけたSFサバイバル漫画…に見せかけたコメディ漫画である。

自由奔放すぎる登場人物達やその作風からネットでも話題となっている。一部界隈からは「汚いアストラとまで言われてしまう。実は"本家"より単行本数が多い(本家が全5巻に対して全7巻)。

基本的にはコメディだが、人情ものや未開拓の惑星や宇宙を調査すると言った冒険ものとしての側面も持っており、別の地球人勢力が出てきてからは、『滅亡した地球を救う』という一つの大きなテーマをもとに行動し始める。

アンケートは振るわず、掲載順も低迷したまま連載終了したが、人気層は若干あり、次来るマンガではなんと6位になるというまさかのランクインとなった。


なお、読み切り版のジェナダイバージョン3to1ととは、クリスの容姿などが異なる。


登場人物

CVは関連動画のジャンプ公式『ジェナダイバージョン3to1』のボイスコミックでの配役

『自由連合』

地球から最初にα・ジャンブローにやってきた四人の少年たち。

生え抜きのエリートであり天才的な頭脳と能力を持っている。

地球ではその能力の高さと自由すぎする行動力から、『アグラビティ・ボーイズ』と呼ばれていた。

メンバーの出身地は、サガは日本、クリスはアメリカ、ゲラルトはドイツ、ババはアフリカの海上で生まれたが、全員が孤児。


版権イラスト(漫画・アニメ)

タチカゼ・サガ

CV:浪川大輔

操縦士。17歳。スニーカーマニア。

軽い性格で何事も感覚肌なタイプだが、前向きな性格や行動力に長け、メンバーを引っ張る存在となっている。ただし暴走も一番乗りでしてしまう。

見た目や言動は熱血バカ的なよくある少年漫画の主人公的な印象を受けるが、そのイメージに反して物事に当たるにあたって冷静な思考や判断が描写されている。


『ジェナダイバージョン3to1』では名前が『カミカゼ・サガ』になっている。


ほぼクリスくんまとめ

クリス・アーウィット

CV:酒井美沙乃

医者。17歳。メンバーの中では常識的な為、基本は暴走がちな3人を止めたりツッコミの役割。

男ではあるが、容姿が女子っぽく、小さい頃から女の子に間違われることが多いうえ、サガを差し置いて巻末の作者紹介コーナーの絵になっていることからもわかる通り、この作品におけるヒロイン枠と言って差し支えない。何故か乳首をファンレターの宛先住所で隠される。

それ故に基本的には彼を女性として扱うネタが多く、連載第一回目はまさに彼に女になれと迫る話だった。

ちなみに、彼がボケに回ると話が全くまとまらなくなる上に、無自覚にボケ続けることから、ボケに回るのを恐れらたりしている。


アグラビついろぐ①

ゲラルト・ゼーマン

CV:岡本信彦

宇宙物理学者。18歳。

21世紀最高の天才とまで言われた頭脳を持ち、豊富な知識と対応力によってメンバーをまとめ、導いている。

その頭の良さは、後述する高次元存在から与えられた宇宙人のエロ本だけでα・ジャンブローの原住民の言語を理解するほど。

が、頭が良すぎる故か一周回っておかしな行動や発言をすることが多く、作中におけるバカの筆頭でもある。

を患っていることから、ちょいちょいそのことでネタにされる。

なんやかんやあってババ・グリスロウとともに銀河中のお尋ね者になった。


ババ誕

ババズラギ・キプラガト

CV:金城大和

技術者。19歳。

メンバーの中で一番屈強な大男。皆からは「ババ」と呼ばれる。紳士的行動はとりあえず毛布をかけることから始まる。

一見体育系に見える外見だが彼もまた優秀なエンジニアで、学生時代はその技術力によりアカデミーを破滅に導く悪魔とまで呼ばれる不祥事を起こしながらもシステム開発の実績で学園に残り続けられるほど。

ゲラルトの理論を的確に形にできることができる為か、ゲラルトと絡むことが多く、作中でも彼と並んで一二を争うバカ。その一方で優れた技術力と屈強な体格を生かして活躍する機会も多い。

なんやかんやあってゲラルト・グリスロウとともに銀河中のお尋ね者になった。

同誌2020年4・5号の『Jヒロインメイド服集合ポスター』でヒロイン枠とされてメイド服を着た。


『北方同盟』

サガたちとは異なるグループ(メンバーはポーランドトルコインド中国出身)からα・ジャンブローへと派遣された四人。タイムワープしておらず、20年の人工冬眠を行っている。

女子が来ると思い、舞い上がっていたサガ、ババ、ゲラルトを裏切るかのように人間の乗組員は全員男だった。


アグラビついろぐ②

グリスロウ・クラコフスキー

北方同盟側のリーダーを務める19歳の青年。

北方同盟の中でも名家であるクラコフスキー家の生まれであり、性格は尊大な俺様系。

その一方で、北方同盟の中で一番のバカとしてよく活躍する。そのためにチーム内ではイジられる立場の一方で、残念ゆえに周りが放っておけずにチームがまとまっていく。ぶっちゃけ、サガよりもギャグマンガの主人公をしている。

サガたちに対して強いライバル意識を持っており、クリスを女の子と勘違いしたことからその意識に拍車がかかるが、高次元存在が絡んだなんやかんやがあって、ババ、ゲラルトとはよくつるむことになる。

そのなんやかんやがあったせいでババ・ゲラルトとともに銀河中のお尋ね者になった。


スーツ北方同盟

ヴォルク・カフベチ

(画像の最左)

25歳の青年。見た目は肉食ワイルド系のイケメンで、見た目に違わず自他ともに認めるヤリチンで、かなりの女好きでナンパ師。

一方で、北方同盟の中で一番の常識人としてサブリーダー的な立ち位置にあり、冷静で客観的な視点を持って、リーダーであるグリスロウの指示を基本的に守りつつも、独自の判断で指示に違反しない限りの行動を取るなど、柔軟な対応と紳士的な態度を崩さない良識のある大人。

しかし、その常識人ぶりが故に、北方同盟のツッコミ役として苦労しているが、彼自身もノリが良いので割とボケる。


無題

アールシュ・ジャムワル

褐色肌に黒髪の19歳の青年。

元々は貧しい生まれだったが、ゲラルトのような天才を育成するプロジェクトによって才能を見出されたことで、その貧しい生活から抜け出すことができた為、ゲラルトに対して並々ならぬ強い恩義と憧れを持っており、年下であるゲラルトの事を先輩として強く慕っている。

だが、それ故にα・ジャンブローでの変態的な行動をするゲラルトに強いショックを受ける。

そして、ゲラルトが変態になったのは同僚であるババズラギのせいであるとして、彼に強い敵愾心を抱く。

基本的には自由連合側との協調には肯定的な常識人であるが、様々なすれ違いからババへの敵愾心だけが異常に強くなってしまったために、ババが絡むと異様にボケる。


ルオ

ルオ・イーヌオ

ソフトモヒカンにして染められた髪と、顔に開けた多数のピアス。目の下の隈が特徴的な17歳の少年。

外見のインパクトは強いが、極度の人見知りであまり笑わない。親しみの無い人がいるとリーダーのグリスロウの陰に隠れては喋ろうともしない。

小柄な体格からは想像もつかない程の強靭な戦闘能力を持っており、北方同盟特務機関の中でも最強の戦士と呼ばれた程。グリスロウについていくのは、ルオが捕えた女性スパイに騙されて情けない格好していた彼に上からもの言う勧誘をしてきたのが「あまりにおかしくて生まれて初めて笑えた」かららしい。以来、彼の様々な奇行を面白がっている。


リータ

女性型アンドロイド。

元々は北方同盟のメイド的な存在として働いていたが、高次存在が絡んだなんやかんやがあってサガに対する好感度が非常に高い。


α・ジャンブロー

地球が初めて見つけた入植可能な地球型惑星。地球との距離はおよそ20光年。

作中で登場する惑星の中でもかなりの辺境地域にある惑星で、本編が開始する以前の時間軸においては、単に地球人類の植民惑星という扱いであったが、本編開始の三日前に地球人類が滅亡して以降は、主にサガたちの生活拠点となった。

後に、高次存在曰く「タイムマシンを作るのに必要なすべてが揃っている」という事実を明かしたため、単にサガたちの生活の場や、人類の新たな居住惑星というだけにとどまらず、人類の存亡のカギを握る惑星になった。


コージとマグちゃん

(画像右)

高次存在

サガ達四人よりはるか高次の世界からきたとされる未知数な存在。

正確にはα・ジャンブローの住民ではないが、帰るべき地球が滅亡したサガたちの元に突如として現れた。

地球人をはるかに超える知識と第3の手や第5の手と呼ばれる特殊能力を有し、『手』の力によって転移や記憶共有などが可能。また、地球よりも遥かに進んだ科学技術も所有しており、度々現れては四人の元に不思議な道具を置いていく。

正式な名前は不明で、サガからは「高次存在さん」もしくは「コージ」と呼ばれている。

サガたちに地球の人類は核戦争によって本当に滅亡したことと、それを救うためにはタイムマシンを作ること、そしてそのすべてがα・ジャンブローに存在していることを教える。

その性格は自他ともに認めるサディストで、サガたちに様々な道具や知識を与えては、それによって大騒ぎする地球人たちを見て楽しんでおり、基本的にはサガたちの事は見下している。

一方で、他人への優しさや思いやりを見せるときにはサービスで重要な情報や道具を渡したり、基本的に嘘はつかないと言った誠実な側面も垣間見える。

なんやかんや、α・ジャンブローに到来した地球人類八人たちのことを気に入っているようで、自分と似ているやつに間違われると拗ねたり、サガたちに生きる為のヒントを与えたりしている。


あぐらび10

ジャンブローくん

α・ジャンブローに住むマスコット的な姿をした先住民。

おおむね好意的でお人好しな性格の人々。


宇宙人

パフィン

第2話に登場したメイドさん。17歳の少女。別の惑星でせっせと働いている。


センシティブな作品

テスタモニカ・アレスタ

宇宙の治安を守るGCPOの執行委員長。のような耳が生えている人種。超が付くほどの爆乳で絶世の美女。

友人がヴォルクにナンパされた際に地球人たちに連絡先を渡しており、それがきっかけでクリスの写真を使ったゲラルトと知り合うことになるが、彼女自身はゲラルト・ババ・グリスロウの三人を捕まえて抹殺することを使命としている。

宇宙配信でクリス(ゲラルト)を見かけたことがきっかけで、α・ジャンブローにやってきた。


念のため

基本地球人には「バカしかいないのか」とツッコみたくなるような行動しかせず、展開もバカばっかりなものが多いが主要登場人物は地球屈指のエリートであるため頭はかなりいい

なお、この手のプロジェクトの場合、人員の投入や調整などが出来ないために共同生活を送る上でメンバーの協調性やストレスを加味した相性が非常に重視される。そのため、能力は高いが、陰で見下したり他人を手駒にしか思えない人材より、一見馬鹿をやっているようでストレスと適切に付き合う、有事の際は適切かつぶれない行動をとれる、失態を責めてもお仕置きの後には後腐れなく和解し、協力し合える人材や能力の方が重宝される。


関連動画

『ジェナダイバージョン3to1』ボイスコミック


関連タグ

個別

週刊少年ジャンプ 中村充志

SF 宇宙 テラフォーム

おちんちん相対性理論

棲み分け

腐重力少年

関連

彼方のアストラ…登場人物や設定に共通点があり一見同ジャンルに見える漫画。

SKETDANCE…上と同作者で実際のノリが近い方の漫画。

銀魂…ギャグとSFを交えたジャンプ漫画の先輩。

BSJapanext…上記のボイコミはBSJapanextの番組『浪川&岡本 ボイコミラボ』にて制作された

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