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概要

Rejet制作、オトメイト発売(※PSP版のみ)の乙女ゲーム。メーカー発表ジャンルは乙女向けダークゴシックファンタジーAVG。通称「BWS」「ブラウル」。

2012年4月26日にPC版『Bloody Nightmare』、2012年12月20日にPSP版『Last Hope』が発売された。

登場キャラクターは共通だが、それぞれのバージョンによってメインヒーロー、攻略可能なキャラクター、ストーリー・コンセプトが大幅に異なっている。


BLACK WOLVES SAGA -Weiβ und Schwarz-

PC版とPSP版を一つにして、PSVitaに近々移植することが決定した。


ストーリー

これは遥か遠く、どこか異国の物語。人と、獣人達が互いに手をとりあい、共存する世界。幸せな、セカイ――。

物語の舞台となるのは、四方を豊かな大自然、美しい森に囲まれたウェブリン王国。しかしある時、その平和な国にある疫病が蔓延しはじめる。

その疫病の名は――ゾディバ。

その原因は誰にも分からず、人々はただ恐怖と闘うことしか出来なかった。

そんな中、あちこちで凄惨な事件が多発するようになった。夜明けとともに、食い散らかされた無残な死体が発見されるのだ。人々は森に一体どんな凶悪な獣がいるのかと怯えた。だが――……いつしか、噂が広がり始める。人を襲って喰い殺している獣の正体。それはまさに、狼種なのだと。

それに結びつく形で、噂は過熱する。曰く、狼の被害にあった村で、より多くの発症者が出た。曰く、狼種に会った男が病で死んだ。曰く、病の正体は狼の呪いなのだと――……。

そうした噂に背を押されるようにして、ウェブリン王国・カバルティ六世は一つの決断を下した。それは、――…「狼狩りの令(ジェノサイドウルフ)」。

己の命を守るため、家族の命を守るため、狼狩りの熱狂がウェブリンに吹き荒れる。


Bloody Nightmare

一番愛しくて、もっとも哀切な 狼狩りの物語


美しい城に隠された陰惨な秘密 狂っていく双子の白猫 おぞましいまでに血で穢れた、狂愛の伝承。

「狼狩りの令(ジェノサイドウルフ)」の熱狂から数年後――。美しき森、シャルメッセンの城に一人の少女が暮らしていた。彼女の名前はフィオナ・ガーランド。エドガー・ガーランド伯爵の一人娘である彼女は、父親の寵愛の元、様々な事情故に塔の中で幽閉されるように育てられていた。そんな彼女の望みはただ一つ。

――外の世界を、見てみたい。

そんな彼女の願いが叶う日がやってくる。彼女の16の誕生日、庭で行われる晩餐会に参加することを許されたのだ。外の世界に出ることを許された彼女は、胸を高鳴らせてその日を待つ。

だが。その機会は永遠に失われる。

誕生日の前日、嵐の夜。家族と過ごす穏やかな夕食。そこに現れた闖入者は――…、白猫の姿をしていた。

「フィオナ・ガーランド。きみを魔女の嫌疑で――…逮捕するよ」

そして、物語は再び動き出す。(公式サイト「Bloody Nightmare版」より)


Last Hope

真実の愛。共に綴る物語――


ウェブリンの王都の近郊、「美しき森(シャルメッセン)」の名を持つ居城で開かれた晩餐会。

狼種の生き残りであるラスと出会い、自らも外へ出たいという理由から逃亡という形で行動を共にするフィオナだったが、ラスの優しさや悲しみを一番近くで感じ、狼種が忌み嫌われる存在ではない事がわかる。

しかし、狼種を忌み嫌うウェブリン王国の双子の王子、メヨーヨとオージェに逃亡中のラスとフィオナは追われる事に…。(公式サイト「Last Hope版」より)


登場人物

内容は大いに異なるようだが、登場キャラクターは共通。

「ふたつでひとつの世界」


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