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CSI:NY

しーえすあいにゅーよーく

人気海外ドラマ「CSI:」シリーズのニューヨーク版。衛星放送ではWOWOW(1月~6月)、AXNで、地上波はテレビ東京他(地域によって放送時間が異なる)で放映されている。
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作品の特徴

本作は『CSI:科学捜査班』からの2作目のスピンオフ作品で、本国アメリカではCBS系列にて2004年9月22日に放送を開始し、2013年2月22日(いずれも現地時間)まで全9シーズン放送された。

主要キャストの顔見世は「CSI:マイアミ」の第2シーズン第23話「マイアミ-NY合同捜査」で行われた。

製作局であるCBS社長のレス・ムーンベスの要望により「冷たくクールに見えるように」という意向で、当初は青色がキーカラーとして用いられた。

WOWOWでの放送では、番組冒頭に恒例の主要人物イントロダクションが行われるが、3シリーズ中で本作のみ、各キャラクターの得意分野に言及していない。

第2シーズン放映時には、番組の最後にメインキャストやプロデューサーらのインタビュー 「INSIDE CSI:NY」が放送された。この「INSIDE CSI:」は以後のシリーズでも断続的に行われているほか、別シリーズでもそれぞれ「INSIDE CSI:LV」「INSIDE CSI:MIAMI」として同様のコーナーが不定期に設けられている。

原典となる「CSI:科学捜査班」(ラスベガス編)のメンバーがいわゆる「鑑識課」の「技官」であるのに対し、本作のCSI捜査官は「刑事」である(「マイアミ」編も同様に刑事)。

一話完結の事件とは別に、連続殺人犯などを扱う長期にわたるストーリー(第4シリーズにおける、通称「333の男」事件など)も並行して描かれている。

本作のCSIチームには当初は明確な捜査車両は登場せず、第4シーズンに登場した黒のシボレー・アバランチが初である。
第4シーズンでは1代目アバランチ後期型、第5シーズンからは2代目アバランチが主に使用されている。なお、カーチェイス等のアクション・シーンでは1代目と2代目が入れ替わっていることが時々あり、並行して撮影に使用されている模様。

本作品の撮影は、(タイトルに「NY」とあるものの)主にカリフォルニア州のバーバンク市などロサンゼルス地域で行われているが、必要に応じてニューヨークでのロケも行われる。

他のCSI作品と同様、主題歌はザ・フーが担当し、本作では「ババ・オライリィ」が使用されている(日本ではイントロが酷似している「Teenage Wasteland」と混同されているが、両者は全く別の曲である)。
なお、第4シーズンからは「ババ・オライリィ」のアレンジやオープニング映像が変化するとともに、本編でもスピード感あふれる展開が見られるようになり、さらに晴天の日が増えて、街の風景も比較的明るくなった。

なお、シリーズでは唯一「シーズン1開始当初からハイビジョン制作を実施」していた作品でもある(他のシリーズはシーズン途中から実施。ただし、事実上のパイロット版である「マイアミ編」第2シーズン第23話を除く)。

終了時点での主な登場人物

左は担当俳優、右は吹き替え。因みに本編開始前と後で吹き替えの声優が異なっている。特に注釈がない限り「NY本編」「マイアミ客演時」の順に記述する。

NYのチーフ。元海兵隊士官で犯罪学者としても高名。吹き替え版では主に「マック」と呼ばれている。妻をアメリカ同時多発テロ事件で亡くしている。
地上波版のクレジットは主人公ということもあり、フルネームで表示されている(他メンバーは名前か苗字のいずれかに省略。なお、以下に紹介する登場人物もクレジット表記に準じて呼ばれる事が多い)。

  • ジョー・ダンヴィル(セーラ・ウォード/渡辺美佐
第7シーズンより登場するニューヨーク市警察CSI捜査官で、元FBI捜査官。異動したステラの後任としてバージニア州からやってくる。自身もFBI捜査官であったため、捜査でFBIとのパイプ役になることも多い。
DNA解析を得意とするだけでなく、犯罪心理学にも心得があるため、容疑者の尋問でも捜査に貢献する。
実はバツイチで、息子(離婚した夫と同居)と離婚後に養女にした娘がいる。
歴代CSIメンバーの初登場シーンの中では珍しく、ラボへの初出勤の際に第一発見者として事件に遭遇している。
地上波版のクレジットでは名前の方である「ジョー」と省略されている。

テイラーによって個人的にCSIに招聘され、捜査官に抜擢される。
下町育ちで悲惨な子供時代を送っており、自身や家族が裏の社会とは浅からぬ関係があったことなどから、独特の感性と「法律を犯す立場と法律を作る立場を両方とも理解する」倫理観を持っている。一方で、常に冗談を言っているようなムードメーカー的存在であり、マックのことを尊敬している。
第3シーズン頃から、同僚のリンジーを女性として意識するようになるが、第4シーズンでは隣の部屋に住んでいる子供(ルーベン)が間接的に事件に巻き込まれ死亡し「ルーベンが死んだのは自分のせいだ」と悩み、その事件の犯人(遠因となった強盗事件の犯人の方であり、実際にルーベンを殺してしまった前述の強盗事件の被害者ではない)が釈放されると、復讐しようとする母親に拳銃を奪われてしまい、ダニーは最悪の事態を回避すべく自ら収拾をつけようとする。その後、フラックの協力で何とか事なきを得るが、心を開かず一人で悩み続けたため、一度はリンジーから別れを告げられてしまう。
しかし第5シーズンではリンジーとの関係が進展、マックの後押しもあって無事に結婚。シーズン後半では愛娘ルーシーが生まれている。「この子は将来とんでもない美人になる」と予言するなど親馬鹿丸出しで、その溺愛っぷりには妻のリンジーもややあきれている様子。また、「娘の近くに近寄る男には容赦しない」などと発言し、まだ赤ちゃんの娘に近づくラボの男性陣を威嚇している。
第8シーズンでは、かねてより受験していた警察内部の昇格試験に合格し、階級は巡査部長に昇進。制服警官となりCSIラボより離れるも、同シーズン中盤で部下の警官達からの殺人の罪を擦り付けられかけるという仕打ちを受けて嫌気がさし、再びラボへと戻っている。
地上波版のクレジットは名前の方である「ダニー」と省略されている。

元・ニューヨーク市検死局検死官(媒体によっては「検」とされる場合も)。18歳で大学を卒業した天才で、24歳で外科医の資格を取得。救急医療室での数年の勤務後に検死局へ転職した。
物腰は柔らかいが、精神的に脆い一面もある。
第1シーズン最終話で異動願いを出し、シーズン2の第1話より捜査官となった(以後、検死を主に行う役割はシドが担っている)。その為捜査官としては新入りであるが、検死官としての知識を活用して現場での捜査にあたっている。
現在でも暇を見つけては市内の医療ボランティアに従事している。
地上波版のクレジットは苗字の方である「ホークス」と省略されている。

  • ドン・フラック(エディ・ケイヒル/土田大
NY市警の刑事。家は3代続けての警察官であり、警察を愛するあまりCSIとの友好的な関係が崩れることもある。
正義感は非常に強く、悪に対しても容赦無い態度で臨む。第2シーズン最終回では建物爆破時に瀕死の重傷を負うが、一命を取り留める。
猫アレルギーを持っている。
妹サマンサがバーテンダーをしており、家庭環境ゆえに自然と警察官の道を選んだ自身とそれに反発する妹という間柄である。
第2シーズン以降は短い髪型に変わっているが、第5シーズン最終話で彼女が事件に巻き込まれ死別、そのことにより心に深い傷を負う。それ以降しばらくは身なりに全く気をつかわなくなり、これまで一貫していたスーツスタイルをやめてラフな服装になり、不精ヒゲも伸ばしたままになった時期もあった。
地上波版のクレジットは苗字の方である「フラック」と省略されている。

  • リンジー・モンロー(アンナ・ベルナップ/園崎未恵
第2シーズン第3話から登場(エイデンがニューヨークのCSIを退職した同時期に登場)。それ以前はモンタナのCSIにて3年間働いていたため、登場初期はダニーからよく「モンタナ」と呼ばれていた。
掌に生皮を編んだ時に出来るタコがあったり、逃走する犯人に立ちはだかり抑えこむなど、逞しいタフガールである。
第3シーズンでダニーからのアプローチを受けるが、第4シーズンではダニーに起こったトラブルで距離をおかれてしまい進展がない状況になったが、同僚の面々によるサポートもあり、第5シーズンでついにダニーと結婚した。
女児を出産したあとはパートタイマーとしてCSIラボに復職している。
第6シーズン最終話に起こった事件に際し、第7シーズン第1話で勲章を授与されるが、リンジーは「人を殺した」という現実との間で葛藤し、勲章を一度はゴミ箱に捨ててしまうが、ダニーに「この勲章は人の命を奪ったことではなく、救ったことに対して与えられたものだ」という言葉をかけられ、勲章を持ち続けることを決意した。
地上波版のクレジットは名前の方である「リンジー」と省略されている。

  • シド・ハマーバック(ロバート・ジョイ/稲葉実
第2シーズン第5話から登場、第5シーズンからレギュラーに昇格した。
主要人物の中で唯一の妻帯者(既婚だが妻を亡くしているマックと第5シーズンで結婚したダニーとリンジーを除く)で、二人の娘がいる年配の検視官。祖母はリトアニア人。
独特な世界観を持ち、少し変わったジョークやお世辞を言う。いわゆる「天才」で、シェフの仕事を辞めて検死官になったらしい(当初は「つい最近シェフの仕事を辞めた」という設定だったが、第5シーズン第3話では「26年間検視官をしている」と話している)。
少々喋り過ぎる傾向があり、ある事件で被害者が女性2人と「結婚」していたと聞かされた折、自分が以前3Pした時の体験談をいきなり話し始め、ホークスを閉口させていた。
仕事の時だけ眼鏡(中央のフレームが分離する珍しいタイプ)をかけていて、普段は首にぶら下げている。
ダニーがリンジーに対して気があることを見抜いたり、マックが感謝祭の際どこにも行くところがないだろうと察して自分の家に招いたりと観察眼にも優れている。
吹き替え版でダニーは「先生」と呼んでいる。
食物アレルギー(おそらくピーナッツ)を持っており、第3シーズンの中盤でそれが原因で死に掛けたことも。
地上波版のクレジットは名前の方である「シド」と省略されている。

  • アダム・ロス(A.J.バックリー/後藤敦
第2シーズン第8話から登場。
アリゾナ州のフェニックス出身。また、アリゾナ州出身であるがゆえに「摂氏30度以下は寒い」と思っており、雪が嫌いである。特殊技能はIT技術。
IT技術が非常に高く、架空のサイトを立ち上げて犯人をネットにおびき寄せたり、コンピューターウィルスを送って犯人の居場所を特定したこともある。サイバーの範疇での犯罪者に対して非常に強い。
ラボでの仕事中にイヤホンで音楽を聞いていることが多く、時には歌ったり踊ったりもしている模様。連邦準備銀行の金庫室を調査した際には、その光景に感激し、金塊の匂いを嗅ぐなど変人ぶりを発揮している。
報告をする際には、あまり重要でない前置きを長々と述べる傾向があり、慌てて真面目に言いなおす羽目になっている。マックに対しても軽いノリで応対する事が多いが、たいていは空振りに終わっている。態度を改めようという意識はあるものの、あまり効果は無いようでもある。
しばしば軽口を叩くも、マックに「(エイデンを殺した犯人であるD・J・プラットを)逮捕できますよ」と励ます一面もある。
第5シーズンからレギュラーに昇格。爆破テロに巻き込まれた際、助けを求める声に反応して友人と共に救助した。
CSI全3シリーズのレギュラーの中で「何故か女性の同僚と一夜を過ごしたという出だしでシーズン初回を迎えた」ということが、第6シーズンまでに2度ある。

過去に登場した主な登場人物

第6シーズン最終話まで登場。
仕事に生活を捧げ、初期ではマックに次ぐポジションにいたため、何かとマックと絡んでいた機会が多かった。
強靭な意思と決断力、知性から「自由の女神」との異名を持つ。ギリシャ人とイタリア人のハーフの孤児で、児童養護施設で育った。
マックとは親しく、彼の健康面と精神面について心配している。嫌いな虫は蜘蛛。マックがつい本音を漏らす相手でもある為、ホークスが規律を破ったりマック自身が女性関係の悩みを抱えた折、ついでもうっかりでも相談をするのはステラだけである。
地上波版のクレジットは名前の方である「ステラ」と省略されていた。

第2シーズン第23話まで登場(レギュラーとしては第2シーズン2話まで。23話はゲスト出演)。
芸術性と人類学を持ち味としているCSI捜査官。特殊技能は人骨からの身元特定や複顔。
ブルックリン地区出身で適応能力が高く、仕事への愛情と意欲を持っている。
彼女の友人が関わるレイプ事件が頭から離れず、第2シーズン第2話において、被疑者のD・J・プラットを逮捕するために、以前の事件の証拠品を新規の証拠品として利用しようとして証拠品袋の封印を破ってしまったため、マックは「CSIラボの完全性を維持する」ために(不本意ながら)彼女を解雇せざるを得なくなってしまった。エイデンは「将来同じことを繰り返さない」と、マックにプラットの逮捕を託して、マックの決断を受け入れた。
CSIを退職後は、プラットとレイプ事件を繋ぐ証拠を探す間に私立探偵の免許を取得した。第23話にて尾行していた彼女は逆に待ち伏せされ、撲殺された末に誰か分からなくなる程に遺体を焼かれた。殺されようとするその間にも彼女は彼を追いつめる致命的な証拠をマック達に分かる形で残していたため、後にその事件は解決している。
地上波版のクレジットは名前の方である「エイデン」と省略されていた。

  • ジェシカ・エンジェル(エマニュエル・ヴォージア/高森奈緒
第3シーズン第1話から登場。ステラと一緒に捜査を行うなど、CSIの面々と良く一緒に行動していた。
第5シーズン中盤からフラックと交際していたが、最終話にて犯人護送中に襲撃に遭い殉職。彼女の死はフラックだけでなく、CSIメンバー全員に衝撃を与えた。
元警察官の父を持つ。兄も4人いるがいずれも警察とは関係ない職業に就いている。彼女が一家で唯一その父の反対を押し切って警察官になった。

アジア系の顔立ちのニューヨーク市警察検死官。第2シーズン1話から4話まで、捜査官に転身したホークスの代わりに検視官を務めていたが、第5話に登場したシドと入れ替わりに登場しなくなった。

余談

シーズン2から登場したリンジー・モンローは3シリーズ初の「CSIのキャリア持ち」の新メンバー。またシリーズ初の一児の母となった。

ダニー・メッサー役のカーマインは3シリーズ全てに登場した初めての俳優(後にデヴィット・カルーソやローレンス・フィッシュバーンも果たしている)。

「コールドケース」(未解決事件を担当する刑事ドラマ)と1度クロスオーバーを果たしている。登場したのはスコッティ・ヴァレンズ(吹き替えは高橋広樹)。

地上波放送版とDVD版とでは放送フォーマットが異なり、DVD版では「オープニングの短いアバンタイトル(主題歌が流れ「CSI:ニューヨーク」と日本語版ロゴを表示する)」「主な登場人物のクレジット表示」「エンディングの吹き替えキャスト欄が無い」「次回予告が無い」という相違点がある。

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