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概要

女性四人組で活動する漫画家ユニット。

【clamp】とは『蝶番(ちょうつがい)』及び『お芋の山』という意味。


元々は同人作家として活動をしていたが、のちに創作集団としてプロデビューをする。

同人作家時代のCLAMPメンバーは、現在よりも所帯人数が多かった(秋山たまよ聖りいざ(現:伊庭竹緒他が在籍歴あり)のだが、諸般の事情により今の4人が残る。同人作品時代に出版していた作品には「PRIDE」などがある。この作品などには現在出版されている「CLAMP学園探偵団」の基礎ともなるCLAMP学園のストーリーなども描かれている。しかし、同人時代に出版されている為、現在は入手困難である。


アシスタントを一切置かないが、そもそも全員が特定分野のプロであるため、雇う必要もないというのが正直なところ。また作品のクオリティを保つために、あえて自分たちだけで作業をするというのも、アシスタントを雇わない(出版社に要求しない)理由だとか。


非常にプロ意識が強く、如何なる仕事であろうと、自分たちの理念に基づいてやりきる職人集団である。

ゆえに、安易なアニメ化や作品に対する独自解釈を無許可で公に晒す事を嫌う傾向も強く、そのクオリティの高い画力(キャラクター性)と脚本(ストーリー、構成)から各テレビ局から作品のアニメ化のオファーが絶えない一方で、テレビ局の企画担当と事を構えることも少なくはない。テレビ局やスポンサーの為の安易な妥協は有り得ないという事である。

あくまで「自分たちの作品をファンに喜んでもらえる形で提供したい」という立場にいるため、むしろファン思いな漫画家と言った方が良いだろう。


ちなみに株式会社 ARIKAの副社長、三原一郎氏はメンバーの一部と同じ大学のサークル仲間。使われなかったが、ARIKAが創業した際には、マスコットキャラのデザインを依頼されている。

実は『エンジェリックレイヤー』等に登場する「いっちゃん」こと三原一郎は彼がモデルである。また『CCさくら』の三原千春(アニメ版未登場)も彼の娘の名前が由来なのだとか。


本山一城作「スーパーマリオ ドンキーコング編」2巻では、「クランプ」という敵キャラが登場した際にファンキーコング獅堂光ディディーコングモコナのコスプレをするというネタを披露している(マリオには「苦情が来るからやめろ~!」と突っ込まれている)。


作風

ほとんどの作品にスターシステムを導入しており、一度登場したキャラクターはなんらかの形で再登場する場合が多い。4人での分担制のため、作品によって作風がガラッと変わることもしばしば。そして、序盤がどんなに穏やかな作品でも気を抜いてはいけない。ファンを驚愕させる様な展開になることが多い。端的な例が「少女漫画」として描かれていた「魔法騎士レイアース」や「カードキャプターさくら」において「味方だと思っていた相手が敵になる」展開である。

またご都合主義的な展開や人気キャラを物語の必要以上に優遇するような扱いを避けており、基本的に「作中で一度死んだ人物が生き返る事は無い」。

一方で、作品が未完結、または伏線をきちんと回収せず打ち切りエンドに近い終わり方をした作品も決して少なくない。

……というより伏線をすべて回収して綺麗に終わった作品などない。

「エンジェリックレイヤー」を執筆した頃から作画に大きな変化が起こっている(簡単に言うと少女漫画特有の複雑な瞳の書き込みを廃し瞳孔の描写すら省略するほど単純化している)。


メンバー(五十音順・旧名)

いがらし寒月(五十嵐さつき)

大川七瀬(大川緋芭)

猫井椿(猫井みっく)

もこな(もこなあぱぱ)


作品一覧

漫画

※連載開始順に記載(☆は正式にアニメ化した作品。★はアニメーションクリップ)。斜体字はドラマCD化のみした作品。

アニメ化したイラスト


キャラクターデザイン提供


その他


関連タグ

イラスト

CLAMP100users入り CLAMP500users入り CLAMP1000users入り

CLAMP5000users入り CLAMP10000users入り


小説

CLAMP小説10users入り CLAMP小説30users入り CLAMP小説50users入り

CLAMP小説100users入り CLAMP小説300users入り CLAMP小説500users入り


CLAMP作品CPタグ一覧


他の記事言語

CLAMP


外部リンク

公式サイト『CLAMP-NET

Twitterアカウント『CLAMP・News

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