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D.O.M.E.

どーむ

「機動新世紀ガンダムX」に登場する施設およびその施設を制御するシステムの名称。
目次 [非表示]

宇宙戦艦フリーデンは、月へと向かう。

そこは、新連邦と革命軍が激突する戦場。

ガンダムの力の源。

そして、ニュータイプの謎が秘められた、D.O.M.E.がある場所。


「私はD.O.M.E.…かつてニュータイプと呼ばれた者」


概要

正式名称「Depths Of Mind Elevating」

月面の太陽光発電施設およびマイクロウェーブ送信施設内にあるドーム状の空間を有する施設で、ガンダムXなどに搭載されているサテライトシステムを使用するには、フラッシュシステムを介してこの施設と通信し、機体の登録を行う必要がある。フラッシュシステムを使うにはニュータイプ能力が必要だが、登録が済めば能力に関係なくサテライトシステムを使用できる。


一見するとサテライトシステムを使うための施設だが、その実態は旧連邦によって封印された最初のニュータイプが保管されている場所である。

機動新世紀ガンダムX』の世界において初めてニュータイプと認められ、「ファーストニュータイプ」と呼ばれたその人物は、生体部品の研究のために遺伝子レベルまで体を分解され、システムに組み込まれた。しかし、その意識は今もなお生き続けており、他のニュータイプと交信したり、フラッシュシステムによってビットMSを動かすことができる。


月の周辺で起きた新連邦と宇宙革命軍の戦いの最中、ガロード・ランティファ・アディールらフリーデンのクルーに新連邦と革命軍の指導者など「真実を知るべき者達」を呼び寄せ、彼らにニュータイプの真実について語り始める。


そこで彼は「ニュータイプが人類の革新というのは幻想に過ぎない」とニュータイプの存在を真っ向から否定。ニュータイプとはたまたま特異な能力を持って生まれた人間に過ぎず、進化した人類でもなければ未来を作るものでもなく、またそのような思想に縛られている限り未来は無いと語った。

そして、ガロードのように特別な力など無くても強い心を持って行動することこそが未来を切り開く力を生むと語り、普通の人間として生きることを望むティファに「”ニュータイプ”という言葉を捨てればいい」と告げた後、ニュータイプという幻想に憑りつかれた古い時代の終焉を宣言し、今を生きる人々に未来を託して消えていった。


その後、フロスト兄弟とガロードの最終決戦にて双方のサテライトキャノンの撃ち合いによる余波に巻き込まれて施設も全壊したため、文字通り消滅したと思われる。


声を担当したのは、同番組のナレーションも担当した光岡湧太郎

最初はアムロ・レイ役で知られる古谷徹の起用も検討されていたが、監督の高松信司の「D.O.M.E.役に古谷さんを起用すると自分の意図するニュータイプの意味が変わってしまう」という意見により、古谷の起用は見送られている。


外部出演

GジェネレーションシリーズではNPCとして登場(D.O.M.E.のGビットはユニットとして出現する)。


一方、スーパーロボット大戦シリーズでは様々な役回りが被っている。『α外伝』『Z』シリーズでは∀ガンダムの冬の宮殿のポジションも兼任しており、黒歴史の情報を持っていた(ただし、ガンダムXの出なかった『第3次Z時獄篇』ではその存在をぼかして表現されていた)。

Zシリーズでは黒歴史以外にもヒディアーズ誕生の経緯やガルガンティア船団の真の目的、どうしてシベ鉄やイノセントが誕生したのかについて語っている。なぜ∀が文明を消滅させざるを得なかったのか、ラプラスの箱の真実についても知っていたが、語られる前にトワノ・ミカゲが施設を破壊してしまったため語られなかった。ADWにあったガンダム00ヴェーダも同様の目的で作られたものとされ、ヴェーダにアクセスして世界の情報を集めていた。また、マイクロウェーブ送信施設がないはずのADWでサテライトキャノンが使えたのも、ヴェーダの建造目的が同じだったからである。

『R』では原作とさほど変わりないが、施設がデビルガンダムの巣窟になっている。ニュータイプについてはわりとぼかして話しているが、Zシリーズだけはバッサリ切り捨ててしまう(よりによってジオン・ズム・ダイクン息子の前で)。一応フォローはしており、曰わく「D.O.M.E.自身の主観」「ニュータイプ主義者がそれを否定できなかったのは呪縛に囚われていたからで、それに囚われずに自分の信じた道を行くのが真のニュータイプなのだろう」。


ACE3ではガンダムXが含まれているもう一つの地球であるB世界の月に存在しており、何らかの手段で外部との接触が可能なようで、劇中では指令クラスターに目覚めを待つように伝えている。

D.O.M.E.のGビットも敵ユニットとして登場するが、母艦となるナデシコCへは攻撃しないようになっている。

B世界にしかサテライトシステムが無いのでA世界では本来は使用可能な筈であるが、サテライトキャノンは問題なく使えるようになっている。

なお、対話後にフロスト兄弟との決戦が行われたがD.O.M.E.は破壊されていない。


関連タグ

機動新世紀ガンダムX

ニュータイプ

サテライトシステム サテライトキャノン フラッシュシステム


ガロード・ラン ティファ・アディール ジャミル・ニート

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