E493系

いーよんひゃくきゅうじゅうさんけい

JR東日本が保有・運用している事業用電車。

概要

JR東日本が開発、同社が保有・運用している事業用交直流電車である。

日本国有鉄道時代から使われてきた事業用車の143系や、工臨・客車牽引、車両の配給輸送などで活躍をしてきた電気機関車のEF64形・EF81形の代替目的で製造されるのが本系列である。

電気機関車の運転操縦方法は電車のソレとは違って特殊であり、本系列は搭載している部品や運転操縦取り扱いをすべて電車のほうに揃えることで、作業環境の効率化・合理化が図られる。車体構造はGV-E197系と共通化されており、見た目もあまり変わらない。デザインはキヤE195系と統一感を出すため、201系そっくりの顔つきを黄色に塗り、JR東日本のグリーンの帯が入る（量産車は側面に帯がない）。

編成は2両固定編成で、2021年に量産先行車が1編成導入され、2023年量産車1編成が登場。以降の追加製造は2024年現在行われておらず、現状、量産車と言いながら製造されたのは1編成だけ。量産先行車と合わせて2編成4両が尾久車両センターに配置されている。

関連タグ

事業用車　電車　JR東日本　EAST-i　E491系　GV-E197系