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F90

ふぉーみゅらーないんてぃー

漫画「機動戦士ガンダムF90」及びゲーム「フォーミュラー戦記0122」に登場するモビルスーツ。
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機動戦士ガンダムF90及びSFCソフトフォーミュラー戦記0122の主役モビルスーツ。
模型先行企画のため、バリエーションがとてつもなく豊富なのが特徴。

概要

宇宙世紀0120、「海軍戦略研究所」ことサナリィが、小型・高汎用性をコンセプトに開発したモビルスーツ
これまで地球連邦軍の兵器受注をほぼ独占していたアナハイム・エレクトロニクスを押しのけ、次期主力機のテストベッドとして採用された。
それにより、大型化・機能肥大化が主流であった従来のモビルスーツ開発路線を塗り替え、以後に続く15mクラスの小型モビルスーツの先駆的存在となった。

F90自体も高性能な機体だが、機体各部のハードポイントにオプションを装備することで多種多様なミッションに対応できるのが大きな特徴である。
これは、サナリィが初めて小型MSを開発していく手探りの状態で、これから小型MSがどのように進化していくかを見究めるための機能であり、検証実験をしていく中で使い勝手や生産性を改善し、新しい種類の小型MSの試作機を開発後にさらに洗練し量産化していく流れの大元になる。
また、テストの結果が良好だったミッションパックのデータを基に目的に不必要な部分を整理した新種の単体のMSとして再設計され、F70・キャノンガンダムのような試作機が製作されている。
なお、型式番号のF90は「高性能実験機F9シリーズの0番機」を意味しており、F70は「長距離支援機F7シリーズの0番機」と言う様に並行した番号付けがされている。

1号機、2号機がロールアウトし、それぞれに違うパターンの疑似人格コンピューターが搭載されており、1号機にはType-A.R、2号機にはType-C.Aが搭載されている。

試験に於いて生産された2機が運用されたが、2号機は火星ジオン軍残党(オールズ・モビル)に奪取され、討伐隊が運用した1号機と交戦・大破している(この機体は後に回収され、F90IIに改修された)。
1号機は後に戦艦「エイブラム」に搭載され、0122年の第二次オールズ・モビル戦役に投入された。
また試作機のセオリーであるパーツ供出用の三機目の存在がクラスターガンダムによって示唆されている他、役割は不明であるが、予備機の存在も示唆されている。

主なパイロットはデフ・スタリオン(サイバーコミック版)、ベルフ・スクレット(フォーミュラー戦記0122)、ミノル・スズキ機動戦士クロスボーン・ガンダム)。
開発には元ホワイトベースクルーのジョブ・ジョンが携わっている。

なお、本機の開発経緯には諸説あり、グリプス戦役中にコンペイトウにてティターンズの試作兵器開発を行っていた工廠のスタッフがサナリィへ流れ本機の開発に携わったとも、同じくグリプス戦役中に行方不明となったエゥーゴのガンダムタイプモビルスーツのコア・ファイターからデータを回収し、それをベースに開発したとも言われている。

バリエーション

ノーマル

ミッションパックを装着していない状態、各ハードポイントにはカバーが取り付けられている。
ミッションパック無しでの戦闘は、格闘戦を想定している
背面のミッションパックの装着には、ノーマルバックパックのハードポイントを介して装着する場合と、バックパックごと交換する場合がある。
武装はビームサーベル・ビームライフル・シールド・頭部バルカン。これらは各ミッションパック装備時にも併用される場合が有る。

Aタイプ

アサルト・タイプ。
敵地奥深くへの長距離侵攻を目的とした装備。
大型のミノフスキークラフトユニットが背中に接続されており長時間飛行が可能。航続距離を伸ばす為に両手足には大型のプロペラントタンクを搭載。大気圏内ではミノクラユニットに外反角で取り付けられた下向き垂直翼によって姿勢制御を行うため、両肩はミノクラユニット前部パーツによって固定されている。この前部パーツにはビームキャノンとマシンキャノンが一基ずつ併設(左右一対なので計四基)されている。携行武装はビームバズーカ一挺でサイドスカートに予備弾倉を装備する。
本来は拠点侵攻用であり対MS戦闘はあまり考慮されていない。ゲーム版ではお構い無しに戦っている(画稿・文字設定上は持ってないビームライフルやビームサーベルも持ってる)が。

Dタイプ

デストロイド・タイプ。
面制圧を目的とし、多数の実弾射撃兵器としてロケット弾・グレネード・クラッカーを装備し腰部にはガトリング砲を搭載し一斉射撃による弾幕戦術を基本とする近接用(敵の真正面に突っ込む)であり、追加装備の重量による機動力低下を防ぐために脚部にはスラスターの増設が行われている。
また右サイドスカートとノーマルバックパックのハードポイントがフリーとなっている。設定画ではノーマルのビームライフルとシールドを懸架しており、ハードポイント追加射撃武装を撃ち切った後はデッドウェイトとなったオプションをパージしてノーマルタイプとして戦う事を想定している。

Hタイプ

ホバー・タイプ。
背中・腰・両足にホバーユニットを接続し、陸上での高速移動が可能。肩に4連ロケットランチャーを装備。基本的には当時残存していた旧ジオンアフリカ残党掃討用。

Iタイプ

迎撃(インターセプト)タイプ。
サブフライトシステムとフライングアーマーとしての機能を持つ大型シールドを装備し、脚部にブースターを搭載。武装はビームランサー。ビームランサーはスパイク状のビームを打ち出すこととビームショットガンとしての機能を持つ。また大型シールドは破壊されるとインターセプトの根幹機能自体の破綻を来すためにIフィールドを搭載しシールドをビームから保護し損傷率を減らしているという。
鋼鉄の7人」作戦で運用された際には、小型核ミサイルとビームライフルを内蔵したショットランサーを装備している。

Lタイプ

狙撃(ロングレンジ)タイプ。
各種センサーを搭載し、実弾射撃も可能なマルチビームライフル「ロングレンジライフル」を装備。
ロングレンジライフルはビーム射撃時は狙撃用の高収束メガ粒子ビームを筒状Iフィールドの機能によりビームの速度変化とビーム軌道変化による超長距離狙撃が可能で、実弾射撃時は発射前に入力されたプログラムで打ち出された弾に内蔵されたスラスターによって一回のみ一定の角度、方向転換が可能である。
ロングライフルはフォーミュラシリーズ関係の機体であればF90、F90Ⅱ以外の機体も運用可能。

Mタイプ

マリン・タイプ。
バックパック自体を換装して装着するハイドロジェットユニットを搭載し、水中で減衰し使い物にならないビーム兵器に代わって水中銃や魚雷で武装した水中戦装備仕様。

Pタイプ

プランジ・タイプ。
ウェーブライダーの技術を応用したシールドと、機体全体を覆うように装備した各種ブースターや増槽でリフティングボディを形成、単独での大気圏再突入を可能にしたタイプ。
簡易型Ζガンダム(あるいはリ・ガズィ)とも言える装備であり、腕に取り付けたシールドは攻撃からの防御にも使用できるが、携行している銃器が威力の低い右肩部ビームガンのみなので戦闘には不向き(ビームライフルは装備していない)。
第二次オールズモビル戦役に於いても、宇宙から地上への移動のみに使われ、戦闘では使用されていない。

Rタイプ

レコノイター・タイプ。
偵察を目的とした装備。

Sタイプ

サポート・タイプ。
遠距離からの火力支援を目的とし、長距離ビーム砲や巡航ミサイルを装備。
射撃時の安定性を図るため、腰背部にはジャッキアームが増設され両肩はビームキャノン砲のパーツと固定される。腕を覆う様にガトリング式4連ビーム砲が取り付けられたその姿は、足の生えたガンタンクである。
このデータを基にF70・キャノンガンダムが開発された。

Vタイプ

V.S.B.R.(ヴェスバー。可変速ビームライフル)装備テストタイプ。
新兵器であるヴェスバービームシールドのテストを行うための装備である。
マシンキャノンを右前腕に追加装備している。
廃熱とエネルギーのキャパシティの問題から特にシールドとヴェスバーの同時運用を行う場合、
他のミッションパックとの混載アッセンブリは選択出来ない。
第二次オールズモビル戦役では実戦投入され大きな戦果を挙げた。
ヴェスバーや冷却フィンなどの装備仕様からF91のプロトタイプと位置付けられる。
フォーミュラー戦記0122の看板機体でもある。

Yタイプ

ヤングスター・タイプ。
F90三号機と共にクラスターガンダムの素体となった
コアファイター運用試験装備だといわれる。
詳細は不明、当該記事参照。

火星独立ジオン軍仕様

オールズモビルに奪取され、改修されたF90の2号機。
外装の8割を交換し、ガンダムF90の特徴であるミッションパックによるオプション機能をあえて省くことでMS単体としての性能が向上した。
青を基調とした鹵獲前と違い、赤い機体色が特徴。

F90Ⅱ

オールズモビルズより奪還した際に大破したものを再改修。胸部デザインはF91に近くなった。
両足のジェネレーターがMS用の物になり(改修前はレース用人工衛星用の物を流用していた)、バイオコンピューターが試験的に搭載される。
また肩のハードポイントには標準で増加装甲とスラスターが装着されている。詳細は当該記事へ

備考

これ以外にも、A・S・Dタイプの装備を混載した不正規な「フル装備」(コミック版及びGジェネレーションに登場)が存在する。名称としてはフル装備というよりは混載型など他のより適切で妥当な呼称は有ったと思われるが・・・。
また設定上は、アルファベットすべてに対応するタイプが存在したともいわれている。

※I・LタイプはF90Ⅱ用にデザインされているが、本来は共通なので併記してある。
※同じくYタイプもクラスターガンダムの解説中に登場するのみの装備だが併記

関連項目

機動戦士ガンダムF90
F91 シルエットガンダム
クラスターガンダム ガンダムケストレル
ジョブ・ジョン

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