「光纏いて現れろ！」
「闇を切り裂くまばゆき王者！」
「Ｈ－Ｃ エクスカリバー！」
概要
光属性、戦士族、ランク４のエクシーズモンスター。攻撃力2000、守備力2000。
効果テキスト
エクシーズ・効果モンスター
ランク４/光属性/戦士族/攻2000/守2000
戦士族レベル４モンスター×２
(1)：１ターンに１度、このカードのＸ素材を２つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
解説
「Ｈ（ヒロイック）」と名のつくモンスターの1体で、戦士族レベル4モンスター2体をエクシーズ素材に指定している。効果は「1ターンに一度エクシーズ素材を2つ取り除くことで、自身の元々の攻撃力を次の相手ターンのエンドフェイズまで倍にする」というもの。素材数の関係上一度きりであるが、攻撃力を実質4000にすることができ、ほとんどのモンスターを戦闘で破壊することが出来る。相手ターンまで持続するため、返しのターンに戦闘破壊される心配もない。
また、単純にダメージソースとして利用することも可能。自身の効果を使いダイレクトアタックが決まれば初期ライフの半分を削り取ることができる。ただし、この用法では、同じ素材指定があり、2回攻撃できる機甲忍者ブレード・ハートが存在し、こちらの方が与えるダメージは大きい。(エクスカリバー：4000、ブレードハート:2200×2）
あちらは一撃の威力ではこちらより下なのでモンスター撃破の場合は一撃の威力を強化するこちらの方が上。
どちらにも利点と欠点があるため、使い分けるといいだろう。
ヒロイック専用魔法である「ヒロイック・チャンス」を用いれば、直接攻撃できなくなるものの攻撃力は自分のエンドフェイズまで8000となる。
戦士族モンスターを多用するE・HEROや六武衆などで活躍することだろう。近年では、ホープシリーズの一つであるライトニングに枠をとられがちだが、こちらはエクストラデッキをあまり圧迫しない点などで差別化できる。
アニメにおいて
アニメでは運営委員を辞めWDC（ワールド・デュエル・カーニバル）に出場したゴーシュが使用。彼の本来のデッキである「ヒロイック」のエースモンスター。
初登場は45話のロビン（風也）戦。自身の効果でエクシーズ素材2体分となったH・C（チャレンジャー）ダブル・ランスをオーバーレイユニットにしてエクシーズ召喚され、自身の効果で攻撃力を倍に、さらに「ヒロイック・チャンス」で倍にして攻撃力8000となり、ロビンの超次元ロボギャラクシー・デストロイヤーを撃破し、フィニッシャーとなった。
その後、59話の九十九遊馬とのデュエルでは「エクシーズ熱戦！！」の効果でエクストラデッキから特殊召喚され、遊馬のNo.39希望皇ホープとバトルし、ダブル・アップ・チャンスによるコンボの前に敗れた。デュエル終了後、このカードはゴーシュから遊馬に手渡された。
73話、WDC終了後の天城カイトとのデュエルで遊馬が初めて使用。ガガガカイザーとガガガクラークを素材としてエクシーズ召喚され、輝光子パラディオスを一刀両断し、活路を切り開くも、返しのターンで攻撃力が戻ったところを銀河眼の光子竜に戦闘破壊された。
84話の神代凌牙戦では、ガガガガードナーとガンバラナイトでエクシーズ召喚され（このとき上記の口上が付いた）、装備魔法「最強の盾」を装備して自身の効果を使用し攻撃力8000となり、凌牙のシャーク・フォートレスを戦闘破壊してフィニッシャーとなった。
104話ではアリトに洗脳されたゴーシュに対して使用し、効果が無効になったNo.54反骨の闘士ライオンハートを攻撃してフィニッシャーとなった。
この手の他人から渡されたカードにしては珍しく、後のデュエルできちんと使われている。
主に決闘者の魂の象徴という扱いらしく、今のところ心を取り戻す戦いでは２回ともフィニッシャーとなって勝利している。
攻撃名は「一刀両断！ 必殺真剣」
アニメ版では、自分のライフポイントが500より上だと攻撃することができないというデメリットが付いており、攻撃力の上昇はエンドフェイズまでだった。また素材数の兼ね合いのためか、エクシーズ素材を「全て」取り除くことで発動する効果だった。遊馬vsゴーシュ戦の描写から、相手のバトルフェイズにも効果が使えたようだ。
アニメ遊戯王ARC-Vに登場するLDSのモニターでエクスカリバーに酷似したモンスターが映されている。ヒロイックの紋章がない、青いカラーリングとエクスカリバーとの違いが散見される。
