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MとNの肖像

えむとえぬのしょうぞう

『MとNの肖像』とは、花とゆめにて2000年から2002年に掲載されていた樋口橘による学園ラブコメディ少女漫画。全6巻。
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概要

MとNの肖像』とは、花とゆめにて2000年から2002年に掲載されていた樋口橘による学園ラブコメディ少女漫画。全6巻。


また、2002年にはパイオニアLDCよりドラマCDが発売された。


あらすじ

ある二人の若者、安部みつるはマゾヒスト、甘草夏彦はナルシストという人に言えない秘密を持っていた。

中学時代に全校生徒に秘密を知られ、地元から遠い高校に入学を余儀なくされた二人は今度こそ穏やかな学園生活を送るために本性を隠しひっそりと過ごしていた。

しかし、ふとした事件でお互いの秘密を知ってしまう。奇妙な連帯感から二人の友情が芽生えこれ以上秘密が外部に漏れぬよう協力しあうのであった。


主な登場キャラクター

  • 安部みつる(CV:皆口裕子
    • M(マゾヒスト)な秘密を持った少女。ある一定の痛みを感じると人格が変わり、更に痛みを追い求めるマゾとなってしまう。人格を戻すには一度気絶しなければならない。3人兄妹で唯一落ちこぼれだったため母親のスパルタ教育を受け続け育つ。日々重度なストレスとプレッシャーを抱え込み育った結果マゾとなってしまった。しかしスパルタの成果もあってか成績は優秀。作中でも母親から虐待紛いの教育を受け続けているが母親を一切恨んでおらず、むしろ尊敬し期待に応えるため努力を続けている。性格は真面目でおっとりとしたドジっ子だが、見た目は性格とは真逆のセクシー系美女。男子生徒からは影でドロンジョ様不二子ちゃんのような悪女系美女と噂され人気がある。マゾヒストを隠すため人との交流を避けていることや、男子からの人気などから誤解や嫉妬が生じ、女子生徒からは嫌われいじめを受けているおり物語中盤に登場する理々花以外の女友達は皆無だった。愛読している小説の登場人物に似ている夏彦に一目惚れする。彼の秘密を知った後にも変わらず恋心を抱き、自分の秘密以上に彼の秘密を守るため献身的に振る舞い続けている。
  • 甘草夏彦(CV:高山みなみ
    • N(ナルシスト)な秘密を持った少年。自分の姿が目に映ると恍惚状態になり自分の世界に入ってしまう。みつるとは異なり気絶せずとも少しの物音などで正気に戻れる。普段は自分の姿を直視しないために視力の合わない瓶底眼鏡をつけている。幼少期に病弱だったため、過保護な親から外部との接触を絶たれていた。一人で過ごしているうちに鏡の中の自分に惚れてしまい、それ以降他人に一切興味を持てないナルシストとなってしまった。自他共に認める美少年のため女子生徒達からは王子様扱いされている。みつるに対して運命共同体の友人程度の想いしかなかったが、徐々に異性として意識していく。
  • 聖英一(CV:石田彰
    • みつる達の先輩で、二人の秘密を知る一人。彼にも幼少期のトラウマから犬が大の苦手という秘密がある。しかし犬からは異常なほど慕われており、彼を見かけた犬達は喜んで飛び掛かってくる。同掲載誌花とゆめで当時連載していた日高万里氏の作品『世界でいちばん大嫌い』を「世界でいちばん嫌い」と文字ってオマージュされていた。ひょんなことからみつるの秘密を知り弱みに付け込みを利用していたが次第に本気で惹かれていくようになる。夏彦の近寄り難い高嶺の花のような人気に対し、英一はフランクで親しみやすく男女共に人気が高い。そのため彼とも親しい関係であるみつるは更に嫉妬の対象となっている。実家は寺を営んでおり、異父兄弟である聖陽一は作者の次回作『学園アリス』にも登場する(正しくは外見デザインや霊能力等の設定のみが引き継がれた同姓同名の別人)。
  • 辻理々花(CV:坂本千夏
    • 物語中盤のスキー合宿編から登場する。別のクラスの同級生でみつるの人生初めての女友達。変態な主要人物が多い中で唯一普通の元気な女の子。女生徒達のみつるに対しての悪い噂や誤解を諫めたりと正義感も強い。彼女のおかげもあってか物語後半はみつるに対する女子生徒からの風当たりも多少弱くなっている。あらゆる誤解から一時期夏彦に好意を持つが、みつると夏彦のお互いの想いを知った後は二人をフォローする存在となる。英一とは口喧嘩ばかりしているが、次第に恋心を抱くようになっていく。気が利くが鈍感なところがありみつる達の秘密には最後まで気がつかなかった。

関連タグ

樋口橘 白泉社 花とゆめ 学園アリス

ラブコメディ コメディ 学園もの マゾヒスト M女 ナルシスト


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