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MSV

もびるすーつばりえーしょん

『機動戦士ガンダム』(1stガンダム)の一企画。 プロモデラーモデラー集団・ストリームベースによる『ガンダム』の模型企画である。本編に登場するメカのバリエーション機を新規機体として設定したもの。 メイン画像は高機動型ザク(黒い三連星仕様機)。
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モビルスーツバリエーション」のこと。

模型・雑誌・書籍などにおいて、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ(MS)の先行試作機、局地対応型、専用機など本編に登場しなかった機体を取り上げた企画。


『ガンダム』本編の没デザインを再利用したガンプラ「フィルム未登場メカ・シリーズ」や、『劇場版 機動戦士ガンダム アニメグラフブック』や『ガンダムセンチュリー』といったムックでデザインや文字設定などが作成された「ザクバリエーション」などを源流とする。

これらの流れのどこからどこまでを『MSV』の範疇に組み込むかは解釈が分かれると思われるが、1981年7月にはムック『HOW TO BUILD GUNDAM』で「MSV」の名が初めて用いられ、1983年3月には「模型情報」の別冊として最初の単行本『MSバリエーション・ハンドブック1』が刊行。翌4月にはガンプラ第1弾となる「1/144 MS-06R ザクⅡ」が発売された。その後、ガンプラの展開は1984年12月まで続いている。


実際の兵器でも局地対応型の生産や現地改修はよく行われており、また特定個人の専用機を示す塗装も存在する(特に戦闘機が顕著)ため、そういう意味ではより『ガンダム』のミリタリー的側面が明確にされた。


基本的に本編未登場ではあるものの、後年に製作された『機動戦士Ζガンダム』をはじめとする映像作品においては『MSV』出身のMSが登場する場合もあり、従来の宇宙世紀とは外れたパラレルワールドに属する作品ではあるが『機動戦士ガンダムサンダーボルト』ではフルアーマーガンダム高機動型ザクの2機が『MSV』出身のMSとしては映像作品で初めて主役機を演じることになった。


その人気から、『機動戦士ガンダムSEED MSV』や『機動戦士ガンダム00V』といったアナザーガンダムの世界観を舞台にした同系作品の誕生を促した他、企画の終了から30年近く経って『MSV-R』という直系企画も登場している。


ちなみに川口克己氏(川口名人)もストリームベースの一員として企画の中心を担っており、バンダイ入社前ではあるが氏の最初のガンダム関係の仕事と見ることもできる。


モビルスーツ

地球連邦軍

ジオン公国軍


その他の兵器

地球連邦軍


ジオン公国軍


キャラクター

フランシス・バックマイヤー

ジョニー・ライデン

シン・マツナガ

トーマス・クルツ

エリオット・レム

他、多数


ボックスアートにおける余談

1/144スケール・旧キットの高機動型ザクⅡ、ザクマインレイヤー、ザクフリッパー等の箱絵は後ろ姿の特徴的なディテールをフィーチャーした珍しいものである。ザクマインレイヤーに関しては商品棚に後ろ姿で飾られたりすることもある。


関連動画


関連タグ

ガンダム アッグガイ ジュアッグ ゾゴック 機動戦士ガンダム

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グフレディ ザクレディ - ノーズアートの一種から後のメカ少女擬人化ジャンルの一つ・MS少女の嚆矢となった。

魔法少女バリエーション - もうひとつのMSV。

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