概要
CV:石川正明
ネオスペーシアンの一員。
アニメでは十代を木星の衛星イオへと招き、十代にある危機が迫っていることを伝える。
この時の十代はエドへの敗北のショックで落ち込んでいたが、そんな十代に対して「ワクワクを思い出すんだ！！」と励まし、立ち直る切っ掛けを与えた。
イルカ頭と筋肉質な体格、そんな見た目と裏腹に爽やかな石川氏の声、そして前述した台詞のインパクトからキモイルカの通称で親しまれる。
なお、本シリーズにおける鯨類系のモンスターでは、暗黒大要塞鯱と同様に珍しく「魚族」に分類されていない。
カードテキスト
効果モンスター
星３/水属性/戦士族/攻 600/守 800
(1)：１ターンに１度、手札を１枚捨てて発動できる。
相手の手札を確認し、その中からモンスター１体を選ぶ。
選んだモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つモンスターが自分フィールドに存在する場合、
選んだモンスターを破壊し、相手に５００ダメージを与える。
存在しない場合、自分は５００ダメージを受ける。
解説
手札のモンスターを破壊するという文字通りの手札破壊ができるモンスター。意外と珍しい効果で他にこの効果を持つのはイルカの派生モンスターとデッキ破壊ウイルス、連鎖破壊ぐらいしかいない。
ステータスは貧弱なものの効果は強力で相手の手札を覗くことで相手の手の内を探ることができる。オネストやBF-月影のカルートなど手札で発動できる効果モンスターを叩き落とせるのもおいしい。
マインドクラッシュでさらなる手札破壊を狙うのもいいだろう。
種族、属性、低い攻撃力のお陰で増援、戦士の生還、サルベージで手札に加えたり、水精鱗や海皇と連携がとれたりと構築幅が広いのも強み。
欠点は単体だと破壊できるモンスターの幅が狭かったこと。
とはいえ最近はエフェクト・ヴェーラーやバトルフェーダーのようにもっと低い攻撃力で優秀なモンスターも多いので、それらが無いか探りを入れるだけでも十分である。
より有効活用するならば、ギガ・ガガギゴやジェノサイドキングサーモンを手軽に召喚できる【伝説の都アトランティス】や一族の結束で自身を強化できる【戦士族】、E・HEROネオスを酷使する【コンタクト融合】などで補っていくといいだろう
現在のカードプールではこのカードで破壊できるカードが増えたので評価も相対的に上がっている。
「ネオスペース・コネクター」の併用でリンク2も出せる。
インスタント・コンタクトが出た今では手札コストがいるとはいえ、このカードを含めた関連カード4枚がハンデスを使えるのは特筆に値する。
関連項目
N・マリン・ドルフィン（アクア・ドルフィンのNEX体）
E・HERO アクア・ネオス（E・HERO ネオスとコンタクト融合した姿）
鬼畜モグラ：相手モンスターを手札に突き返す外道。ネオスペーシアン唯一の制限カードだった。
キモチュッチュ：癒し系ネオスペーシアン
キモイルカ：こいつの愛称
イルカマン：とうとうポケモンからネタにされた。
