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NHKの本気

えぬえいちけーのほんき

NHK(日本放送協会)がうっかり本気を出しちゃってる様子を表したイラストにつけられるタグ。
目次 [非表示]

注意

この記事はNHKファン視点からのNHK評価を目的とした記事です。

追加する場合は、できるだけ善良かつ健全なものでお願いします。

NHK受信料等への批判及び言及はNHKの記事「批判・問題点」で行ってください。


概要

日本の公共放送(≠国営放送)を担う放送局(特殊法人)日本放送協会NHK)。


特定の企業によるスポンサーをつけず(かつては商品名すらNG)、ほとんど税金といえる受信料で経営と番組制作をやっており、予算決算国会承認というその立場ゆえ、NHKはとかく固いイメージがつきまとっていたことから、しばしば公共放送」なのに「国営放送と間違えられがちだが、そんなNHKが


1.そのイメージを豪快にぶち壊すようなはっちゃけた番組などを作った場合

2.そのイメージを越えたとんでもないクオリティの番組などを作った場合

3.視聴者が受信料を払う価値のある真面目な番組を作った場合

4.視聴者を選ばない番組を作った場合


それらの番組などに関するイラストにつけられる。


なお、鬱展開のようなどす黒い方面に本気を出してしまった場合は黒いNHKを参照。


オタク路線

特に『カードキャプターさくら』等の、当時のNHKらしからぬオタッキーな番組などに対してこの用語が多用されていた。

2000年代後半頃からはニュース番組内の気象情報コーナーの人気キャラに人気声優の豊崎愛生を、また連続テレビ小説とと姉ちゃん』の番宣番組に同じく人気声優の鈴村健一沢城みゆきを惜しげもなく投入。また、NHKラジオでも『アニソン三昧』などの濃い番組が好評を得た。


視聴率競争

上述のようにNHKの本気が引き出されたのはつい最近の事、具体的に言うと『カードキャプターさくら』あたりから……と思われがちだが、実は違う

番組表を見ると解るが、NHKはいくつかのジャストタイムにニュースがある以外は、基本的に民放の「30分・60分テーブル」を原則化していない。これはNHKの番組は実放映時間は民放と変わらないのだが、CM枠がないためずれが生じているのである。また民放の番組枠と言うのは、CMスポンサーに対する時間帯ごとの『売り物』でもある為、テーブル原則化が望ましかったが、NHKには当然そんな必要はなかった。

だが、NHKは「この番組だけは民放に譲らない」となった時、しばしば30分枠・60分枠をフルに使うというチート行為に出る。局側の事情など知ったことではない一般視聴者にとっては、同じ拘束時間でより濃い内容が楽しめるのである。特に、1970~80年代のクイズ番組ブームの際は、凶悪な武器となった。

それが1969年から1988年にかけて放映された連想ゲームである。特に1974年、当時放映されていた土曜19時30分、所謂“土曜8時戦争”前哨戦TBSの『クイズダービー』の放映が開始されると、その後に控える『8時だョ!全員集合』の援護射撃もあり、他の民放各局が戦意喪失となるまで(フジなど1984年には一度ローカル枠にまでなった)になる中、NHKの威信をかけた戦いが始まった。回答者席に当時の著名タレントを並べ、司会もNHKアナウンサーでも入局10年目前後の脂の乗り切った局員を据えるという、NHKの番組とは到底思えない内容で、善戦を続けた。繰り返すが、NHKがである

残念ながら『クイズダービー』に今一歩及ばず、1978年に失意のまま水曜に移動。だが今度は当のTBSも含めて、民放各局はたまらない。水曜19時30分はNHKの独擅場、もしくは狩り場と化した。1981年、フジテレビが『うる星やつら』を放映するまで、時に20%という「嘘だろ、NHKだぜ!?」という数字を出していたのだ。

他にも、大河ドラマなど、NHKがちょいと予算をつぎ込んで作ればたちまち民放の裏番組の視聴率が消し飛ぶ事態は、以前からあった。

NHKの本気は、カラー放送開始直後既に下地が出来上がっていたのだ


視聴者にとっては格好のネタだが、民放各局にとっては気まぐれでやられる無差別爆撃以外の何物でもない、それが「NHKの本気」である。


また、斬新な芸人のネタバトル番組『爆笑!オンエアバトル』や2000年代の『サラリーマンNEO』を皮切りに、以前のNHKならまずやらなかったようなNHK版軽チャー路線とでも言うべき民放風の番組を作り出すようになった。中でも『チコちゃんに叱られる!』は社会現象になったことで知られる。


TBSの鉄壁ラインに孤軍奮闘を続け、惜敗するも枠移動後は民放の壁として立ちはだかった伝説の番組『連想ゲーム』は、2013年、『伝えてピカッチ』として復活した。それも因縁の土曜19時30分に……

だが、この時は天才!志村どうぶつ園』に全く歯が立たず、2年で終了に追い込まれた、のだが……


速報の本気度

これは、2011年3月11日 午後2時46分に発生した、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の発生時、東京の6つのテレビ局の放送を同じ時間軸で編集して同時に流した比較動画である。


動画の配置と放送番組は以下の通り

左上:NHK総合国会中継 第177回国会 参議院決算委員会 平成21年度決算決議

中上:日本テレビミヤネ屋

右上:TBS3年B組金八先生・第1シリーズ第5話(再放送)

左下:フジテレビ:タルジャの春(韓流ドラマ) 第11話

中下:テレビ朝日おみやさん・第6シーズン第9話(再放送)

右下:テレビ東京:スペシャル!傑作選(土曜スペシャルの再放送)一万円で大満足!大人の休日


NHKは14時46分54秒に緊急地震速報が発令された後、2分も経たないうちに、参議院第一委員会室の映像から、渋谷・放送センターからの地震情報に切り替えた。

これは通常の番組が放送中でも突発的かつ重大なニュースが報じられるよう、渋谷のスタジオにアナウンサーを含む局員を24時間待機させている為である。

またこの動画ではNHK総合しか収録されていないが、この時、NHKが管理する全てのチャンネル(総合・Eテレ・BS波・AM R1・AM R2・FM)の通常放送を強制中断して全波一斉の番組に切り替える「全中」が発動された為、全てのチャンネルが地震情報に切り替えられた。


これに対して民放は大津波警報が発令されるまで、緊急報道番組への切り替えをしていなかった。特にフジテレビに至っては第一報を送出していない上、一旦通常の番組(韓国ドラマ)に戻していた。日テレもCMの放送を優先させた挙句、詳細な情報を伝えるのが大幅に遅れた。


如何にNHKが民放よりスピーディーに報じていたか、そして災害報道に対し如何に民放がザルだったかが一目瞭然である。


この東日本大震災ではおいてはその後も24時間以上に及び昼夜兼行ぶっ続けで報道にあたったとかで頑張ってしまったようだ。

東日本大震災(に伴う津波災害)でも十分本気だったが、これを機に災害に関しては今までより強めた注意喚起を行うように改められた。また発生が日本国内ではなくとも海外の地震による日本への津波到達の危険が高まった際でも特別報道に切り替わるようになった。特に避難勧告の必要がある場合は語気を強めたり、子供でも事態がわかるようにひらがなのテロップも交互に表示したり、赤のテロップで強調するようになっている。地震情報もデータ放送に切り替わり枠外で場所・震度・マグニチュードの情報を大小問わず表示する。また在邦外国人向けの情報案内も出る。勿論、毎晩実施される災害報道訓練や、実際に発生した災害を通して、バージョンアップも欠かさない。放送局で唯一の災害対策基本法指定公共機関としての役割を果たすべく、日々努力している。全ては、国民の命を救う為に


災害報道訓練の様子


訓練の成果 2024年能登半島地震


NHKでも民放同様に画面上部に速報テロップが表示されるが、これにも三段階ほど分かれている。


  • 音を鳴らさないタイプ

主に天候等による主要交通機関の運行状況の速報で多い。


  • 音を鳴らすタイプその1

基本的に民放同様の速報テロップ。この場合は「NHKニュース速報」と出る。なお、臨時ニュースに切り替わった場合でも表示される事がある。速報音は「テロリロリン♪テロリロリン♪」

なお気象災害発生時、特に特別警報が出ている場合の報道中の速報は「画面左側(場合によっては右側)に縦書きのテロップ」で表示する。


  • 音を鳴らすタイプその2

その1での臨時ニュースに切り替わりそれが重大な内容の場合はまた別のチャイムも鳴る。このチャイムは日本国内での重大な出来事や災害等が発生した場合に行われる。緊急地震速報レベルだと確実。緊急時地震速報の場合は先に緊急地震速報のアラートが鳴ると共に発生地が表示される。この場合で常に報道におけるNHKの本気がMAXになり、NHK GどころかEテレまでも報道体勢に切り替わる。まさに、災害報道訓練の成果が試される時。また、副音声で英語音声(NHK WORLDのものとされる)も実施される。

ちなみに臨時ニュースを知らせる音は大きく3種類あり、事態の重要性が増すほど、長く、緊張感をあおるような音となる。

具体的には、国家に重大な被害をもたらすと思われる災害や、国の象徴たるお方身に何かあった場合などに流れる。

なお、ラジオ放送を含めれば戦前から続くNHKだが、最上級の臨時ニュースを知らせる音が流れたのは1941年12月8日の一回だけである。


歌番組で出した本気

1993年4月から2007年3月にかけて放送されていた歌番組「ポップジャム」も、ちょっとした本気を出していた。

NHKが保有するコンサートホール(NHKホール)を使って、ファンを入れてのライブパフォーマンスを展開。演出に必要な機材等も本格的なものを取り揃え、テレビ番組とは思えない程のクオリティを提供。

1年後発となる民放の歌番組でもファンを入れてのライブパフォーマンスは行われていたが、こちらはスタジオでの収録で、それこそライブハウスを想起させるものであったのに対し、ポップジャムはNHKホールでの収録で、大規模コンサートを想起させる形でお互い差別化が図られた。



関連タグ


NHKアニメ

未来少年コナン

アニメ三銃士

ふしぎの海のナディア YAT安心!宇宙旅行 飛べ!イサミ

コレクター・ユイ カードキャプターさくら

カスミン 十二国記 今日からマ王! マリー&ガリー

味楽る!ミミカ アイ!マイ!まいん! キッチン戦隊クックルン

こばと。 ファイ・ブレイン ログ・ホライズン クラシカロイド 精霊の守り人 キングダム 映像研には手を出すな! 銀河英雄伝説die neue these

進撃の巨人涼宮ハルヒの憂鬱UHF系列(民放)のアニメをNHKで再編集して放送という異例(進撃に至ってはSeason3以降の放送自体がNHK総合になった。)

日常SHIROBAKO:同上だが、NHKのEテレ(教育番組を中心としたチャンネル)での放送を行う事

ラブライブ!シリーズ:全アニメシリーズがNHKのEテレで放送を行うのみならず、シリーズ新作ラブライブ!スーパースター!!の放送局が長年のTOKYOMXからNHKのEテレに移動されるという。なお虹ヶ咲シリーズ例のシーンが放送できるかに心配する声もあったが、何と無修正でそのまま流れた。

ソードアート・オンライン:劇場版「オーディナル・スケール」がBSNHKにて放送された。(これが意味するのは、地上波放送されること自体が珍しい人気作品の劇場版がCMを挟まず放送されたということである)

聲の形…2020年7月31日、日本テレビの金曜ロードショーで重要シーンをカットして放送されたが、それより前の、2018年8月25日、Eテレにおいて完全版を放送、9月2日にも再放送された。

忍たま乱太郎

おじゃる丸カフェオコニコおじゃる17

天才てれびくん内のショートアニメ

恐竜惑星 ジーンダイバー 救命戦士ナノセイバー・・・バーチャル3部作

その他

花は咲く水樹奈々山寺宏一の歌唱によるアニメスターバージョン(詳細はリンク先)

コノマチ☆リサーチ岸田メルがEテレの小学生向け教育番組にレギュラー出演

おげんさんといっしょ:今話題の芸能人を起用した音楽番組だが、番組名がセルフパロディだったり、登場人物の設定がアレだったり、そもそもターゲットが高年齢層だったり…なんだこれ。

SONGS:番組自体はちゃんとした音楽番組なのだが、ゴールデンボンバー出演時に「もうバンドマンに恋なんてしない」を歌った際、メンバーの喜矢武豊と元彼女の「思い出写真スライドショー」を流した。

香川照之の昆虫すごいぜ! :香川照之カマキリの着ぐるみを着て昆虫を愛を持って語る番組…そんな香川照之がすごいぜ!ちなみにこれは彼が本当にやりたかった事をNHKが聞き本当に実現したという…。

超絶凄ワザ!声優千葉繁のナレーターで知られる大人向け教養番組だが、2017年12月25日の特番ではもう一人のナレーターとして神谷明が登板、世紀末を思わせるナレーションとBGM、番組ロゴ、某拳法伝承者の登場に視聴者が悶絶した。

ねほりんぱほりん:Eテレクオリティの人形劇なのだが、内容はYOU南海キャンディーズ山里がパーソナリティのモグラ役をつとめ、一癖もふた癖もあるゲストの豚の身の上話や裏話などを聞きだしていくというもの。

さんすう犬ワン:劇中にて「計算アイドルナナ」と云うキャラクターのグッズが登場する。

100カメ:人間の生態を真面目な視点で作るように制作された番組。放送禁止用語なものを意外と扱っている。


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