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No.3地獄蝉王ローカスト・キング

なんばーずさんじごくせみおうろーかすときんぐ

No.3地獄蝉王ローカスト・キングとは、アニメ『遊戯王ZEXAL Ⅱ』に登場するモンスターカードであり、「ナンバーズ」に属する一枚である。 (メイン画像一番左上から三番目のカード)
目次 [非表示]

「長き眠りより目覚め、地獄の凱歌を高らかに歌え!」

「地獄蝉王ローカスト・キング!」


概要

ドン・サウザンドがベクターに与えた4枚のナンバーズのうちの1枚。その後、ベクターから蝉丸へと渡された。


ランク3の風属性・昆虫族の効果エクシーズモンスター。

モチーフはその大仰な称号の通りセミ。カオスの力を連想させる赤い組織が嵌め込まれた翅に巨大な角と禍々しい外見で、申し訳程度の口吻を除けばセミというより怪虫である。そして何よりセミは翅を広げて鳴かないので、その点でもセミらしくない。


一方で、その外見とは裏腹に守備力が高く、モンスター効果も妨害と守備力パンプという防御偏重型のデザインとなっている。無論、このモンスターだけでは能動的に勝ちに動くことは難しいので、蝉丸のデッキには打点強化用の罠カードが搭載されていた。


テキスト

エクシーズ・効果モンスター

ランク3/風属性/昆虫族/ATK 1200/DEF 2500

レベル3モンスター×3

このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。

相手フィールド上に存在する効果モンスターの効果が発動した時、

このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。

そのモンスターの効果を無効にし、このカードの守備力は500ポイントアップする。


劇中での活躍

九十九遊馬ペアとの真の3番をめぐるデュエルで召喚された。

攻撃力10000にまで上昇させたNo.39希望皇ホープの攻撃に対し無効効果を発動、打点上昇を無効にした上で守備力を上昇させ、遊馬に反射ダメージを与える。また、No.33先史遺産-超兵器マシュ=マックの効果に対しても無効効果を用いてバーンダメージを回避し、2度目のマシュ=マックの攻撃を「空蝉幻身」で回避した返しのターンで、その高い守備力を攻撃力に転化するなど、巧みなビートダウン戦術で二人を苦しめる。しかし、その4700まで上昇した攻撃力でも勝負を決めきれず、最後はホープを装備したNo.6先史遺産アトランタルの「オーバーレイ・ブレーキ」・「ダブル・アップ・チャンス」・「速攻予約特典(クイック・リザベーション・リワード)」のコンボにより23600の打点で攻撃され、戦闘破壊された。この攻撃で蝉丸が敗北したのちに、回収した遊馬から友情の証としてⅢに手渡された。


その後は久しく出番がなかったが、バリアンとして復活を遂げたMr.ハートランドカイトの戦闘時に再登場。偽りのナンバーズに仕組まれた罠の存在を察知したの指示によって捨てられるが、ハートランドがもったいないと回収したことで彼の手に渡る。しかし、いざ敗北すると他の偽りのナンバーズ諸共発火し、用済みとばかりにハートランドごと焼失した。


OCG版

エクシーズ・効果モンスター

ランク3/風属性/昆虫族/攻1200/守2500

レベル3モンスター×2

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードの表示形式が変更された場合に発動できる。

自分の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

(2):フィールドのモンスターの効果が発動した時、

このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの効果を無効にする。

その後、フィールドの昆虫族モンスター1体を選び、

守備力を500アップするか、表示形式を変更する。


解説

素材に指定のないランク3のエクシーズモンスター。要求素材数が減ったことで、アニメ版に比べ召喚難易度が改善した。昆虫族のみならず、ランク3における妨害要員としてほとんどのデッキに採用が見込める。


まず、(1)の昆虫族モンスター限定の展開効果が追加されたことで、単なる妨害要員ではなくなり、より無理なく昆虫族テーマに組み入れることが可能となった。かなりリターンの大きな効果であるので、能動的に発動することも選択肢に入る。


(2)は二つ目はアニメ版にもあった妨害効果。効果発動の回数制限、俗にいう名称ターン1制限が追加され、無効にする際に対象を取るようになるなど弱体化を受けている。一方で自分フィールドのモンスターも対象にできるようになり、表示形式を変更する効果が新たに追加されたことで(1)の効果を能動的に発動できるようになるなど、想定できる役割の幅は大きく広がった。


総評としては単なる制圧要員に留まらない、昆虫族のみならず汎用的な用途が見込める良カードに仕上がっている。競合するモンスターとしてはゴシップ・シャドーが存在するが、あちらとは(1)の効果や無効にできる効果の範囲で差別化を図りたい。


2016年に「シャイニング・ビクトリーズ」にて登場した昆虫族エクシーズテーマ「電子光虫」とは「下級モンスターのレベルが3のものが多い」「表示形式の変更で起動する効果を持つ」「エクシーズ素材にすることで強力な効果を付与する」など様々な面で嚙み合っている。同テーマのエクシーズモンスターである電子光虫-スカラジエータとは相互互換的なステータス・効果であり、誰が呼んだか名誉電子光虫。デッキを組む上では確実に採用が視野に入る。


「ANIMATION CHRONICLE2022」ではアニメで蝉丸が使用し、このモンスターのエクシーズ素材になった「夢蝉スイミンミン」「オイリーゼミ」がOCG化を果たした。スイミンミンは自身のレベルを1下げる効果を、オイリーゼミは同名カードを蘇生する効果を持ち、同パックでOCG化したNo.2蚊学忍者シャドー・モスキートとも相性が良い。優秀なレベル3昆虫族モンスターである共鳴虫ゴキポールともシナジーが見込めるため、ぜひ採用を検討したい。



関連タグ

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