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SCP-1000

びっくふっと

SCP-1000とは、SCP財団に登録されているオブジェクトの一つである。
目次 [非表示]

概要

SCP-1000とは、シェアード・ワールドSCP_foundationに登場するオブジェクトの一つであり、記念すべき初の4桁番号のオブジェクトである。メタタイトルは「ビッグフット」。オブジェクトクラスは堂々のKeter


SCP-1000はその名の通りあの有名なUMAであるビッグフットであり、後述する特異性から担当者であるジョーンズ局長の許可がなければこちら(人間側)からの接触は禁止されている。

彼らは夜行性であり分類としては類人猿(チンパンジーなどの仲間)に当たる。身長は1.5m〜3mにもなり、体重も最大で300kg近くになる。ただし知能はチンパンジー並。


少なくとも15,000年ほど前までは人類の祖先と同じ程の数がいたと見られているものの、あるイベントが起こったため急速に数を減らし現在は全体の1〜5%しか残っていない。


その原因こそSCP-1000の異常性、SCP-1000-f1と呼ばれる疑似疾患である。

これは人間やチンパンジーなどのヒト科にのみ罹るもので、SCP-1000を目視した人間は2%の確率で死亡してしまう。

直接見ただけではなく写真でも効果があり、長期間見続けていると確率はどんどん上がっていく。

幸いにも彼らは本能的に人間を避けているが、もし人口密集地などに現れるものならばKクラスシナリオ待ったなしの大惨事であり、納得のKeter指定である。


彼らが財団に発見された経緯としては要注意団体の一つである「蛇の手」の追放者を名乗る「太陽の子ら」という団体に接触した際に聞き出したことがきっかけとなり収容に至った。

現在はSCP-1000の写真や映像が出回っていないかチェックし、見つけたら無害なものに差し替えるというのが主な対処法となっている。


また、SCP-1000-f1の対処法や「太陽の子ら」の詳しいインタビュー内容を調べるにはクリアランスレベル3以上の資格が必要となる。


クリアランスレベル3以上の職員に向けた概要


















…まぁもうなんとなく勘の良い人は気づいているかもしれないが、上記の概要は偽の文章…ようはカバーストーリーである。

見たら確率で死亡することはないし、知能もヒト並にある。

ただもちろん全て嘘ではない。SCP-1000はビッグフットと呼ばれるUMAである。


…では、誰が最初にビッグフットという存在を世に知らしめたのか?


ビッグフットという名前が一般的になったのは1958年にトラックの運転手が泥の中に巨大な足跡を発見したことが始まりだと言われている。


もしそれが誤りだとしたら?


最初この記事を読み始めたとき「ビッグフット」の名前を見て、「どうしてビッグフットが財団にSCP認定されてんの?」と思った人もいるだろう。

私達がよく知るビッグフットはこれといった危険性もないただの未確認生物である。


そのような認識は、一体誰に植え付けられたのか?


そう、現在のビッグフットのイメージは全て財団がでっち上げたカバーストーリーの一種である。

ではなぜこのようなカバーストーリーを作る必要があったのか?


それは、SCP-1000が人類以前の地球の支配者であった事実を隠すためである。


「太陽の子ら」の話によると、かつて彼らは人類がまだ狩猟生活をしていたときには高度な文明を持っており、動植物を組み合わせて空飛ぶ乗り物や携帯電話やコンピューター、果ては原子爆弾にあたるものまで作り上げていた。

彼らにとって人間は妖精のようなものだったらしく、なかなか寝ない子供を脅すときに「早く寝ないと人間が食べに来ちゃうぞ」と言っていたらしい。また彼らは人間を絶滅危惧種のように保護していたらしいが、裏社会では媚薬として人間の骨が密猟され売られていた。


だがそんなある日詳細は不明だが、おそらく彼らの中の一人が気まぐれにかつての人類に自分たちの道具と使い方を教えるという出来事があった。

かつての人類はSCP-1000達の一部が自分たちを狩猟していることを恐れていたのかもしれない。あるいは別の理由があったのかもしれない。意図していたのかそうでないにせよ――


――彼らの技術によって、人類は彼らの7割を死に至らしめた。


生き残りも追い詰め、更には彼らの装置を使って知能レベルを大きく低下させた。都市を焼き尽くし、彼らの記憶を僅かな人々(太陽の子らの祖先と思われる)を除いてこの世界から抹消した。


こうして人間は地球の支配者となったのだった。


そして現在、SCP-1000は失われた知識や知能を取り戻しつつある。今はまだ独自の言語を話し、拙い英語でコミュニケーションを取るくらいだが、もし彼らが機会を得たなら、我々に何をするのだろう?


彼らは、財団との接触の際にこう述べている。



ゆるすよ;


いまはえらべる、ずっとはまたない;


やりなおそう


余談

ちなみに他にもSCPには人類の起源について述べたものがいくつか存在し、全てまとめるとどうしても辻褄が合わないところが出てしまう。

え?みんなが書きたいこと書いてるからだろって?それは禁句です。


それについて割とまとまった記事

ヘッドカノン-アニヲタWiki(仮)


関連タグ

SCP_foundation SCPオブジェクト UMA ビッグフット


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SCP-1000…公式の報告書はこちら

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