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SCP-250

あろさうるすのだいぶぶん

SCP-250とは、怪奇創作サイト「SCP Foundation」に登場するオブジェクト(怪異)の一つ。

概要


アイテム番号:SCP-250

オブジェクトクラス:Euclid



SCP財団が管理するSCPオブジェクトの一つ。通称「アロサウルスの大部分」。

自らの意思を持ち、独立して動き回るアロサウルスの全身骨格。発掘された時点で80%完全というかなり状態の良い化石だったが、当時は特段異常性は確認されていなかった。その後、とある博物館にて石膏やグラスファイバーを組織の代用として組み立てられ、ごく普通の展示物として公開されていた。


事件が起きたのはそれから数年後。ある日の夜にこの博物館に何者かが侵入した。この事件については謎が多く、古生物学者として勤務していた博士のオフィスが派手に破壊され、博士本人は未だに行方不明となっている。判明しているのは侵入者は既に死亡している事、そしてその侵入者を殺害したのが 突然自我を持って動き始めたアロサウルスの全身骨格であった事の2点。

侵入者の遺体は法医学識別が実行不可能なほどに激しく損壊していたものの、少なくとも行方不明の博士とは別人である事が確認されている。そしてアロサウルスの骨格は「SCP-250」としてそのまま財団に保護される運びとなった。


SCP-250の行動は基本的には生前のアロサウルスが日常的に行っていた行動に沿っていると考えられている(尤も、当然ながら生きているアロサウルスの姿など誰一人として見た事が無いので、あくまでそう「推測されている」という程度の話だが)。日の出からおよそ5分以内に活動を開始し、夜にはその活動を停止する。体を構成している物体は未知の力によって接合されており、この力の研究を目的に接近すると非常に攻撃的になる。休止状態からでも復活する可能性があるため、体組織を本体から1m以上引き離す事は禁止されている。


活動中は接近する動物と認識して襲い掛かり、捕食しようとする。しかし、ほとんど骨だけの体なので消化器官を含めて内臓は存在せず、骨の隙間から喰らった獲物の肉や骨がボロボロ零れ落ちる。それでも動き続ける辺り、エネルギーの補給は不要と見られる。

ただし狩猟本能は旺盛であり、餌となる生き物が長期間入手できないと暴走する危険性がある。財団は2日おきに生きたを収容施設に投入して攻撃性と狩猟本能を制御しており、夜には犠牲となった豚の屍や肉片を片付けつつSCP-250本体も含めて施設を清掃している。


関連タグ

SCP_Foundation

SCP-3637 - 同じく恐竜の骨格のSCP。こちらはマイアサウラで、現在は無力化された(クラス:Neutralized)

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