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SIV

えすあいぶい

一般的に静止型インバータ(特に鉄道用)を指す略語。
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一般的に静止型インバータ(特に鉄道用)を指すが、pixiv内ではこれに該当するイラストは現時点(2011/05/30現在)では1件も無い。(検索すると別のイラストが部分一致で引っかかる)
本稿ではpixiv百科事典内単語検索で引っかかる確率の高い鉄道用のSIVについて記す。

概要

鉄道車両の電装品の電源供給用のインバータであり、Static InVerterの略称。駆動用のVVVFインバータとは主要な回路構造はほとんど同じだが、電装品用の電源という用途柄、供給可能な電力が走行用インバータに比べ小さいことと、変換後の交流が電圧・周波数ともに固定になるように制御されている点が異なる。ちなみに電力用半導体技術が未熟だった頃はモーターと発電機を直結した電動発電機を用いており、電動発電機から静止型インバータへの過渡期には電動発電機の直流モーターをインバータ制御の三相同期モーターに置き換え、点検・保守の簡易化を図った「ブラシレス電動発電機(ブラシレスMG)」というものがあった。
ちなみにSIVは和製英語ゆえ海外では通じないので注意。海外ではAPU(Auxiliary Power Unit)と略する。

制御の概要

車両内の電装品に供給するため、三相ブリッジ回路(注:走行用モーター以外の三相負荷がある)に直流を供給し、スイッチング制御で平均電圧波形が正弦波の三相交流になるように制御し、大容量のコイルとコンデンサで平滑し、変圧器で必要な電圧に変圧する。電動発電機と異なり、パンタグラフの離線による瞬停の影響を大きく受けるので、供給する直流電源側に大容量のコンデンサが付けられている。また、交流電化区間の場合はいったん直流に整流してからSIVに供給する。
故障してしまうと、車内の電装品への電源供給ができなくなってしまうので、予備が装備されていたり走行用のVVVFインバータのうちの一機を固定電圧・固定周波数動作させ電装品系統にまわして代用する。

電動発電機(MG)との差異

項目SIVMG
変換効率SIVに劣る
有限な寿命を持つ要素一部の電子部品機械的に磨耗する部品
故障対策冗長化、走行用インバータを代用消耗品の点検、保守
瞬停の影響
負荷変動への追従性
騒音磁歪音冷却用に直結されたファンの風切音
頻繁な保守不要必要
構造複雑単純


MG・・・Motor Generatorの略。

関連タグ

鉄道 電車 電気機関車
インバータ 半導体

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