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ZZガンダム

だぶるぜーたがんだむ

ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する機動兵器。登場は第11話より。
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みんなの力が・・・ガンダムに!

表記については、Ζガンダム同様、ギリシャ文字の「ゼータ」では無くアルファベットのZ(ゼット)が用いられる場合がある(→ΖΖガンダム)。

機体説明

形式番号MSZ-010アナハイム・エレクトロニクス社が開発したエゥーゴの可変合体試作MS。開発当初はθガンダムと呼ばれており、宇宙世紀0088年3月のロールアウト時に「Ζガンダムを超えるガンダム」と言う意味合いからΖΖガンダムの名称が与えられた。

グリプス戦役の後、MSの重装甲・高火力化が進み、エゥーゴの象徴的機体であるΖガンダムの優位性が急速に失われていく結果となった。これによってエゥーゴはさらなる火力と高機動を両立した次世代機の開発の必要性に迫られた。

そこで当時ムーバブルフレームを採用し、汎用性がきわめて高かったガンダムMk-Ⅱの技術をもとに、より柔軟かつ堅牢な機体フレームの開発、およびそれによって発生した大出力ジェネレーター搭載の余地を生かし、ここにRX-78ガンダムのコアブロックシステムのノウハウとGアーマーのコンセプトを組み込んで開発されたのが本機である。
なお本機と並行で開発が行われていたMSZ-011・ιガンダムは、最終的にSガンダムとして陽の目を見ることとなる。

GアーマーGファイター)、コア・ブースターのコンセプトを組み込んだ事によりコア・ファイター、コア・トップ、コア・ベースの3機の戦闘機に分離可能であり、更に飛行形態「Gフォートレス」への変形機構を有する。
いずれも共通の制御ユニットとしてコア・ブロックを兼用する設計であり、コア・ファイターを接続することで、戦闘機として運用可能となる。分離形態ではそれぞれコア・ファイターを接続した状態で運用されるが、合体時にはコア・トップ、コア・ブースターのどちらかのコア・ファイターを分離(あるいは両機のコア・ファイターを分離させ新たにコア・ファイターを接続する)し、戦線を離脱する必要がある。
Sガンダムとは違い本機を構成するシステムは単一のモビルスーツとして完成しており、合体時に外部オプションなどを必要とせず、また機体の合体・変形もスムーズに行われる為、実戦レベルでの空中換装を可能としている。

大出力ジェネレーターと熟成されたムーバブルフレーム技術によって、本機の四肢は凄まじいパワーを発揮し、巨大なベクタード・ノズルとして、さらにAMBACユニットとしても大きく機能する。
腕部は携行火器としてはやや大型の部類である2連装メガビームライフルを容易に取り回すことが可能であり、マニピュレーターは、上昇しようとするMS用エレベーターを強引に牽引するほどのトルク性能を持つ。
フレーム自体も模擬戦において重装甲を誇るドム系MSを殴打によって沈黙させてなお支障なく稼働できる強度があり、「連邦系において最もタフな機体」と当時のテストパイロットに賞賛されたという。また、脚部は走行・跳躍といった人型機動兵器としての基本的な機能を備えた上で多数のスラスターを搭載し、歩行・機動ユニットとして高い完成度を有している。

本機は、本来ニュータイプ能力を有するパイロットへと供与される予定であったため、機体管制システムのインターフェースとして、Ζガンダムと同様に簡易サイコミュであるバイオセンサーの改良版が搭載された。
通常、サイコミュは主にコクピット周辺に搭載されるが、本機のそれはコア・ブロックにメインプロセッサーを集約させ機体各部に端末を分散配置させる形式をとっている。これによりサイコミュのコンパクト化と高密度実装を実現しており、機体レスポンス並びに運動性向上に対する効果は、簡易サイコミュでありながらフルスペックのサイコミュと同等以上のレベルに達することになった。
また、コア・ブロックにはバイオセンサーによってパイロットの操縦傾向・脳波パターンに合わせて機体応答を改良するという、「機体がパイロットに歩み寄る」特性を持つ一種の学習型コンピュータが搭載された。パイロットを変更する場合には、コア・ブロックそのものを換装することで容易にセッティング変更が可能であり、システムの親和性も向上している。
但し、非ニュータイプの搭乗を考慮してリミッターが設けられ、普段サイコミュは封印された状態であったとされている。

戦闘用MSに求められたあらゆる要素を高いレベルで実現させた本機ではあるが、それらは同時に危ういバランス上に成立させたものでもあった。
ニュータイプパイロットの搭乗を前提とした機体追従性、合体分離・変形機構、追求された多機能性は結果として操縦システム自体も複雑化させ、本機の操縦難度を非常識なレベルで高いものにしており、凡庸な一般兵には到底扱えるようなものではなかった。また、性能向上に伴うパイロットへの負荷の増大もほぼ考慮されていない。
メンテナンス性についても換装システムを利用して機体構造をユニット化することで換装・改修を容易にする措置がとられていたが、機体内部にはハイメガキャノンを始めとして複雑で繊細な構造を有する部位が多数存在するため、高度な技術と設備が要求された。さらに内蔵された多数の高火力デバイスによる莫大なエネルギー消費量と排熱は、そのまま本機の有効稼働時間の短さという欠点に直結している。
前線への配備を前提とした兵器としては大きな問題であるこれらの要因から、本機は制式機として普及させることは困難であり、謂わば単一戦闘力に偏向するあまり恐竜的進化を遂げて進化の袋小路へと入り込みつつあった当時のMS群を象徴する機体であったとも言える。

第一次ネオ・ジオン抗争にて、本機が作戦行動中に特に大きなマシントラブルに見舞われること無くそのスペックを十全に発揮し多大な戦績を挙げられたのは、ひとえにエゥーゴのメカニック達の努力と技術力、そしてジュドー・アーシタという類稀なる資質を持つパイロットを得ることができたことによるものと言っても過言ではない。

劇中の活躍

本機はアーガマ配備後、ガンダムチームの中核を担って第一次ネオ・ジオン抗争下を転戦、メインパイロットであるジュドーの能力もあってネオ・ジオンのエースパイロットを次々と退けた。抗争末期には強化型に改装され、グレミー軍との決戦ではフルアーマーΖΖガンダムへ換装された。キュベレイとの死闘の後、左腕・左脚を破壊され行動不能となるがプルツーの導きにより、ジュドーは無事にネェル・アーガマに帰還する。

その後は後述のΖΖ-GRに改装され、ジュドーと共に木星に旅立った。

武装

ハイメガキャノン

本機を代表する武装のひとつ。出力は50MWにもなり、その破壊力はコロニーレーザーの20%に達するとも言われている。
当時のMSの恐竜的進化を象徴する武装であると同時に試験的な要素の強い装備でもあり、実戦投入後も頻繁に改修が行われていた。
なお、キュベレイとの最終決戦の際には、ジュドーの思念に反応したバイオセンサーによって定格以上の出力を発揮し、砲口が溶解するというアクシデントが起きた。

2連装メガビームライフル

別名ダブルビームライフル。ビームライフルサイズの手持ち兵装ではあるが、ライフルそのものにジェネレーターを内蔵している上にZZ本体からのエネルギー供給も上乗せする構造になっているため、その出力は10.6MW×2百式のメガバズーカランチャーに匹敵する程。その形態はもはや連装メガ粒子砲と呼ぶべきであり、劇中ではドライセンを一撃で爆砕させたり、重MSであるはずのザクⅢの下半身を吹き飛ばす威力を見せている。
銃身にはGフォートレスへの変形時の運用の際、及び緊急時の脱出用に使用される簡易コクピットがついている。

ダブルキャノン / ハイパービームサーベル

バックパックに装備された遠近兼用の兵装。キャノンモードでは出力10MWとダブルビームライフルに匹敵する程の威力を持つ。サーベルモードでは通常のサーベルの50%増しのビーム刃を発生させている。劇中ではMSサイズの隕石を一刀両断した他、ジュドーの怒りによって定格出力をオーバーし、サイコガンダムMK-Ⅱを一撃で大破させた。本兵装は、後にダブルキャノンをオミットしたタイプをリゼルのディフェンサーaユニットに採用している。

21連装ミサイルランチャー

バックパックに内臓。AMA-13S熱誘導式ミサイルを計42発装備する。当時は対ビーム兵器技術が豊富に見られたため、Iフィールドや対ビームコーティングを有する機体に対しては有効な装備であった。

ダブルバルカン

ごく一般的なバルカン砲。資料によって設定が一致せず、2基で1門とする説、単にバルカンを4基並べたものであるなど様々な記述があり、また装備部位も頭部ではなかったのではないかとするものまである。劇中では使用されていないため、確認は難しい。

関連イラスト

始動!ダブル・ゼータ
劇場版機動戦士ガンダムZZ


ZZGUNDAM
ZZガンダム



バリエーション

強化型ΖΖガンダム

フルアーマーΖΖガンダムに換装するため、バランス調整を行ったマイナーチェンジ・バージョン。詳しくはこちら

フルアーマーΖΖガンダム

前述の強化型にフルアーマーパーツを装備した機体。詳しくはこちら

ΖΖ-GR(ズィーズィージーアール)

「GUNDAM EVOLVE../10」に登場。型式番号MSZ-010S。
第一次ネオジオン戦争後にΖΖガンダムを改修。失ったコア・ベースに代わりジムⅢの物をベースとしたBパーツとドッキングした機体である。
コア・トップ、コア・ファイターのジェネレーターのみで稼動している為機体出力は改修前より劣るが、一応の戦闘は可能。ただしバックパックも仮設のものである為、推進剤容量に余裕が無く、長距離移動や長時間の運用にはサブフライトシステムとの併用が必要とされる。またコクピットが全天周囲モニターとリニアシートになっている。
宇宙世紀0090年10月10日、ジュピトリスⅡの護衛中に発生したネオ・ジオン残党との戦闘で推進剤が無くなり、ジュピトリスに帰還不能になってしまうが、付近に接近していたジュドー宛のバースデー・コンテナに積載されていたコア・ベース2号機と下半身の換装に成功。本来のΖΖガンダムとなり、追撃してきたドーベン・ウルフ隊を一掃した。

プロトタイプΖΖガンダム

プロトタイプ


「M-MSV」に登場。型式番号MSΖ-009。
エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社による共同開発計画「Ζ計画」の一環として開発された機体。後続機であるΖΖガンダムの前身と言える機体であり、Ζガンダムの設計思想を進めた合体・変形機構を有する。
本機はコア・ファイターをシステムに組み込んでおらず、Gフォートレスが上下に分離しGトップ0型、Gベース0型の2機の戦闘機となる。試験機であるため、武装はバックパックに装備されたビームキャノン2門のみである。
2機が製造され、うち1機は高出力ジェネレーター、試作型ハイメガキャノンなどを搭載したB型へと換装された。
UC0096年1月にはロック・ホーカー大佐の擁する特殊介入部隊『フレスベルグ』の機体としてナイトロシステムを搭載した本機が確認されている。
パイロットは同隊のリーダーであるゼナイド・ギャル中尉。

メガゼータ

「機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス」に登場。型式番号MSΖ-009M。
木星のジオン残党軍が運用を企てている大型モビルスーツ伝説巨神の調査の為にアムロが木星圏へ持ち込んだ機体。
プロトタイプΖΖガンダムの改修機にあたり、形状や武装、可変機構などはΖΖガンダムを踏襲し、Aメカ(Gソニック)・Bメカ(Gアタッカー)へ分離・合体が可能。機体出力はΖΖの約二倍に相当し、コックピットは全天周モニターではなく、パネル式モニターが採用されている。
パイロットはアムロ・レイジュドー・アーシタ
頭部にハイメガキャノンが搭載されているのはΖΖ同様だが、腕部は「サイコミュハンド」と呼ばれる遠隔操作可能兵器(ドーベン・ウルフのそれに近いが、こちらは完全な無線タイプであり、加えてビームハンドは搭載されていない)となっており、これによってオールレンジ攻撃が可能となっているのが特徴。

ガンプ

機動戦士クロスボーン・ガンダムスカルハート」および「機動戦士Vガンダム外伝」(共に長谷川裕一作)に登場。
木星ヘリウム輸送船団所属のMS。船団のリーダーである「木星じいさん」ことグレイ・ストークが搭乗する。
ジャンクパーツや他の機体の流用パーツ(フロントアーマーはドーベン・ウルフの踵パーツ)で一見外見がわからないほど改造されているが、前述のZZGRの存在、長谷川裕一作の「逆襲のギガンティス」におけるメガゼータの存在から、ベース機はΖΖガンダム、あるいはメガゼータであると推測されている(なお作者曰く、ベース機は後者であるとの事)。
また、「スカルハート」劇中においてアマクサとの戦闘でクロスボーンガンダムX1を庇った際に脚部を損傷し、「Vガンダム外伝」に登場した際は右足がマシンガンを内蔵した義足パーツに換装されているなど、時系列によって外観が異なる。
頭部ハイメガキャノンはベース機から受け継がれているが、普段は筒状のカバーによって隠されており、更に経年劣化とメンテナンス不足によって出力が大幅に低下しており、目くらまし程度の威力しか有しておらず、発射した際には過負荷に耐え切れず機体が自壊している。
パイロットであるグレイはガンプに愛着を持っているらしく、彼曰く「60年間付き合ってくれた兄弟」とのこと。
そのグレイの風貌や言動などから彼の正体はジュドーである可能性が匂わされている。
ベース機のロールアウトから半世紀近く経過していながらも、木星帝国のモビルスーツに対して互角に戦えるだけの性能を有していたが、ザンスカール帝国の機体には翻弄されるしかなかった。

なお、同一機体の60年という運用年数は、非・映像作品を含めたガンダムシリーズの中で特に長い(アニメシリーズで長い方に入るダブルオークアンタガンダムAGE-1に関しても、運用年数は50年前後である)。

関連項目

機動戦士ガンダムZZ ガンダム
ガンダムMk-Ⅱ Zガンダム 百式 Sガンダム ジュドー・アーシタ

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