ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Pathfinder

ぱすふぁいんだー

アメリカ発のTRPGのひとつ。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』とは深い関連がある。
目次 [非表示]

概要

正式名は「Pathfinder RPG」。アメリカの出版社パイゾが展開している。

ルールはD&D第3版および第3.5版によく似たもの。…それもそのはずこの会社、元々D&D公式サポート誌の発行元である。

PF誕生の経緯

そもそもは2008年頃、D&Dが第3版から第4版へとリニューアルされたことから始まる。

そこで今まで蓄積してきたものを投げ捨てるがごとく、全く別のシステムに変化すると同時に、第3版(厳密に言うとそのバージョンアップの3.5版)の展開が一切打ち切られてしまった。この第4版への変更点を挙げればキリがないが、日本のTRPGで例えるとソード・ワールドが急にアリアンロッドになった」くらいの変更である。

確かに第4版は遊びやすくはなったものの昔ながらのD&Dらしさがなくなっていたりなど、戸惑いを覚える層も少なからずいたらしく、そのような需要に応えるものとして登場したのがこのPFというわけである。

こうした経緯からD&D3.75版という別名もある。さすがに会社が別ということもあってビホルダーとかは登場しないが。

で、どこで買って遊べるの?

このPFだが、かつて日本では発売されておらず、未翻訳の英語版を洋書を扱っている書店で見つけるか通販せざるを得ない状況が長らく続いていた。

しかしそんな状況下でもパイゾ社は太っ腹に、PRDというルールのまとめをWEB上に公開しており、さらにそれを日本の有志の方々が翻訳してwikiに纏めて下さっていたため、そこを参照することで日本でも遊ぶことが可能であった。

そんな状態だったのだが、2018年に日本語版の発売が決定、そして無事、同年末に発売された(公式ページ)。

だがamazonで同書を扱うページにも評価の一つとして書かれている通り、「本書には「モンスター」はいっさい書かれていません」というオチがついていた。一応、日本語版のサポート雑誌となった「ロール&ロール」である程度のフォローはされてはいたし、D&D第3.5版のデータを少々修正するだけでほぼそのまま使うこともできたが。


モンスターの情報を載せた続編ブックも含め、今後のさらなる展開に期待…していたら2019年9月にモンスターデータ集の日本語版「ベスティアリティ」が日本語版ルールブックから10か月遅れで発売された。

第2版

パイゾ社は2018年のプロジェクトの一環としてプレイテストを行い、2019年の8月に第2版の正式版を発売した。わざわざプレイテストを行ったのは、大きな変更を行った箇所が存在するから。また文中の表現がアメリカで猛威を振るうポリティカル・コレクトネスに配慮したものに変更されたりもしている。


2021年には「Pathfinder Infinity」(-インフィニティ)と呼ばれる第1版第2版共用の誰でも使えるオンラインストアが現れ、ドイツ語版のルールブックはそこで販売されている。


関連イラスト

ゴブリンゲームキャラです

関連タグ

パスファインダー - 海外ユーザーはこの意味で使用している。

パスファインダーRPG

外部リンク

PRD_J @ ウィキ - 上述のまとめウィキ。

パスファインダーRPG | Role&Roll - 日本語翻訳版のサイト。

Wikipediaの記事

関連記事

親記事

ダンジョンズ&ドラゴンズ だんじょんずあんどどらごんず

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 4780583

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました