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Undyne_the_Undying

ふじみのあんだいん

「Undertale」の登場人物。ホームにとっての脅威を排除するために“ケツイ”を固め真の力を発揮したアンダインの姿。公式日本語版では「ふじみのアンダイン」。
目次 [非表示]

↓この記事にはストーリーに関する重大なネタバレを含みます↓


























This isn't just about monsters anymore,is it?

(これはもはやモンスターだけのもんだいではない⋯そうだな?)

If you get past me, you' ll... You'll destroy them all, won't you?

(わたしがここでくいとめなければ⋯きさまはすべてをはかいするつもりだ⋯)


Monsters... Humans... Everyone...

(モンスターも⋯ニンゲンも⋯みさかいなく⋯)


Everyone's hopes, Everyone's dreams, Vanquished in an instant.

(ゆめも⋯きぼうも⋯いっしゅんでにぎりつぶす⋯)


But I WON'T let you do that.

(だがこのわたしがさせはしない)


Right now, everyone in the world...I can feel their hearts beating as one.

(いませかいじゅうのすべてのタマシイの⋯こどうがひとつになっている)


And we all have ONE goal. To defeat YOU.

(われわれの もくてきは ただひとつ⋯ きさまを たおすことだ)


Human. No, WHATEVER you are.

(ニンゲン⋯ いや⋯ きさまの しょうたいが なんであろうと⋯)


For the sake of the whole world...

(せかいを すくうため⋯)


I, UNDYNE, will strike you down!

(わたしが かならず きさまを うちたおす!)







アンダイン

"You're gonna have to try a little harder than THAT."

(さあ きさまのほんきをみせてみろ)


概要

Genocideルート(殺戮ルート)と呼ばれるルートに入ることで見ることのできるアンダインの別の姿。Undyingとは“不滅の”、“不朽の”という意味である。


殺戮を繰り返す主人公の手からモンスターの子を庇い、致命傷を負ったアンダイン。

子供の前では大した傷ではないと気丈に振る舞うもののその傷は誤魔化しきれず、身体は瞬く間にソウル共々塵となり消えかけてしまう。

しかし、ホームを護る王国騎士団の団長として、国を護るために“ケツイ”を固めた彼女は、引き裂かれそうな身体を無理矢理押し留める。この演出自体はNルートでも起こるのだが、虐殺を行い世界を破壊せんとする主人公を倒すため、モンスターたちの心が彼女のケツイを核に一つとなった結果、凄まじい力を手に入れ復活。Undyne the Undying(ふじみのアンダイン)として再び立ちふさがる…。

彼女たちの“ケツイ”は凄まじく、Gルートにて一撃で倒せないボスはこのふじみのアンダインのみである。


*The heroine appears. (ゆうしゃが あらわれた)



ゲーム内では

ハート模様をあしらった漆黒の鎧に身を包み、左目の眼帯は取れて鋭い光を放っている。

右目も血走らせ髪の毛も逆立てており、Nルートの時と比べて全体的に威圧的な様相を醸している。


攻撃は飛んでくる矢印を緑ハートの盾で防ぐものや、縦横無尽に飛んでくる槍、下から突き出てくる槍を躱すものなど、基本的にはNルートのものと同様。

ただしパラメータが通常のアンダインに比べて跳ね上げられており、通常バージョンだと攻撃力7・防御力0のところを、ここでは攻撃力12・防御力5であるため、威力が格段に強化されているうえ長期戦まで免れない。

さらに弾幕の濃さはNルートと比較にならない上に、主人公のLOVEが必然高いことから被ダメージ時の無敵時間も大幅に短くされている影響で、ここまでの過程で高めたHPでも、数発食らうとゲームオーバーになる。

攻撃力99・防御力99はさすがにフレーバーテキストだが、相応の覚悟がないと決して勝てない。


さらに、こちらのタマシイを赤くした状態で広いフィールドを使う槍攻撃に新たなパターンが追加されており、タマシイを包囲して多方向から突き刺してくる。7方向から回転しつつ潰しにかかってくるタイプと、6方向から貫通させてくるタイプがあり、前者は回避できる方角を見極めるのが難しく、後者は攻撃頻度が急激に上がっていく。

特に攻撃力の低い武器を使っているとターンが長引き、攻撃がさらに悪化する。回転しつつ潰しにくる槍は8本に増加し、ランダムに連続で飛んで来るおなじみのパターンの槍はただでさえ速いのにさらに倍速になる。


以上を以って、Gルートにおいてのボスキャラの中では最初の壁となるボスである。

道中のモンスターはもちろん、一応ボス役として立ちはだるも一瞬で散って行ったトリエルやパピルスとは比べ物にならない程の、文字通り桁違いの強さを発揮してくる。事実、このGルートでまともにプレイヤーの相手をできるのはコイツと「」くらいしかいない。

その「彼」も真面目にゲームシステムに沿った戦闘を行うと瞬殺されるため、純粋なスペックでプレイヤーにタメを張れるのは彼女だけである。

HPも23000アズゴアはおろかNルートのラスボスPルートのラスボスすら比較にならないほど高く設定されており、強化された主人公を操るプレイヤーの攻撃を以ってしても倒すのに10回以上攻撃する必要がある。どうしても攻撃を受ける回数も増えるため、回避行動はもちろん装備・回復道具も入念に準備しておくことが得策といえる。


スノーフルグライドを倒し続ければLV12は狙えるようになり、ここまで強くなれば与えるダメージは跳ね上がるので、対策の1つとして考慮に入れてはどうだろうか。


undertale Undyne

作中全体を通して俯瞰すれば、その難易度は他のルートで起こりうる全ての戦いと比較しても隔絶されており、特にアンダイン戦自体が苦手な人にとっては作中最難関との声も一部ではあるほど。

生半可な気持ちで挑んでは容易に返り討ちにされるだろう。それほどまでに彼女の“ケツイ”は固い。


当然「Mercy」(みのがす)は通用しない。


普通ならアンダインは死に直面してさえこの状態にならないことから想像がつくように、この形態とのバトルになった段階で地底は異常事態になっている。その影響で以後のストーリーは非常に簡素なものになる。何気に戦闘開始から戦闘終了まで台詞が一切出ず、ボス戦の中では珍しい純粋な戦闘になる。

そして勝利した場合はこの時点でメタトンの死亡まで確定するうえ、エンディングも「Nルートとしては最悪の部類に入るアルフィーエンド」あるいは「Gルート完遂」の2つだけに絞られることになる。


余談

Undertaleの楽曲は全てToby Fox氏作曲で、ライトモチーフやコード進行を相互に共有しているものが多いが、彼女との戦闘曲"Battle Against a True Hero(本物のヒーローとの戦い)"の共有相手の一つが"Don't Give Up"である。「モンスターたちが力を合わせ共通の敵に立ち向かう」というシチュエーションが共通しているためか。



黒い風

2ターン目以降、「The wind is howling...(風が唸っている...)」というテキストが流れる。これ自体はGルート以外でも流れるのだが、原作者のTobyFox氏監修の公式の日本語訳のテキストでは...




"黒い風が泣いてる......。"




これは往年のスクウェアの大作RPG「クロノトリガー」に登場する表現である。

TobyFoX氏は「Undertale」製作にあたって多くのゲームの影響を受けたことを語っており、「クロノトリガー」もその内の1つとしている。


曰く、黒い風が泣く時は、誰かが死ぬ時である。


ケツイの下に立ち上がり、猛然と立ち向かうアンダインではあるが、その体はすでに...。



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