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ストーン・フリー

すとーんふりー

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」の主人公・空条徐倫が操るスタンドである。
目次 [非表示]

線が集まって固まれば『立体』になるッ! この概念!!


概要

【破壊力 A / スピード B / 射程距離 1 - 2m / 持続力 A / 精密動作性 C / 成長性 A】

アニメ版では射程距離は「C」に改定された。


ジョジョの奇妙な冒険』第6部「ストーンオーシャン」の主人公空条徐倫スタンド

空条承太郎から受け取ったペンダントの中に入っていた「スタンドの矢」の破片に引っかかれたことから発現した。


一言でいえば糸のスタンド。

糸は徐倫自身の肉体を解いたものであり、解きすぎると命にかかわることになる。糸の先は体の一部のように自由に動かすことができ、軽いものなら絡め取ることもできる。

この糸は音を通す性質があり、遠くの会話などを聞くことが出来る。糸を集めて固めれば人型や手錠等にすることが可能で、編んで防弾チョッキのようにしたり怪我を縫うことで治療も可能である(縫っただけで治るのかという疑問もあるが・・・)。

また、自分自身を解くという特徴を活かして、狭い所に忍び込んだり、自分の体に「メビウスの輪」を作ることも可能。


以上のような本体同化型の特徴を持ちながらスタンド使い以外には知覚できないというこのタイプのスタンドとしては非常に珍しい性質も持つ。


ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンドの名前は、その多くが実在の歌手やその楽曲名から取られていることが多く、ストーン・フリーも例外ではない。名前の由来はJimi Hendrix Experienceの曲「Stone Free」。

また、作者のあとがきでは「題名の『ストーンオーシャン』は『ストーン』が石から転じて『意思』、『オーシャン』は女性を意味している(つまり『女性の意思』、ひいては『徐倫の意思』という意味)」とあるため、そこからの類推として「ストーン・フリー」は「自由意思」を意味しているのではないかと思われる。

また一説によると『ストーン』は石、つまりジョースターとDIOの因縁の元凶である石仮面を指しており、ジョースターの血が背負った運命から解き放たれる、と言うものも存在する。


すとふりちゃん

人型状態の姿はサングラスを掛けている。当初は顔がガンダムっぽく、ロボットみたいな外観の男性的な体格だったが、だんだん表情豊かになり、かなりセクシーで女性的な体型になっている。

父親の愛を知らず無意識に「守ってくれる男性」を求めていた徐倫が、自分は愛されていたことを知り、自分自身に誇りを持ち「自立」していく成長を表しているのだろう。

また、最初の頃は鉄格子も打ち砕けなかったが、後に力や格闘能力もパワーアップし銃弾も掴めるようになった。


糸の状態では遠くまで伸ばすことが出来る(自重54kgを支えられる太さの場合は24mまで)が、当然のことながら脆い。千切れれば本体もダメージを受けてしまう。ただし弱いとは言っても人間ひとりの体を引っ張れる程度には強度はあるのでロープのように巻きつけることに問題はなく、眼孔や鼓膜といった急所を狙えれば攻撃にも使用することもできる。また糸がいくらか切れた程度なら支障の出るほどのダメージにはならないため、ダメージ覚悟で糸を張り巡らせ、周囲の状況を探知する「結界」にすることもできる。

糸の状態を編むことで立体を作って強度を増すことができ、この状態では布状にして表面を受け流す、衝撃に対してほつれさせて耐えるなど糸ならではの柔軟性を発揮できる。

また、徐倫が敵スタンド使いミューミューの「J・H・ロック」の攻撃を受け『3つ』以上の行動を記憶できない状況に陥った際には、同じくスタンド攻撃を受けたエンポリオの「プリントアウト」と言うヒントを元に、スタンド使いの顔を二進数を用いたFAX印刷の要領で白と黒の糸の組み合わせでプリントアウトし記憶している。

人型の状態では従来の歴代主人公のスタンド通り無類の格闘戦能力を発揮出来、丈夫である。ただし、射程距離が短く(1-2m)なってしまう。

女性らしいしなやかな「柔」と、父譲りの力強い「剛」を併せ持つ、応用性の高い能力である。


なお、せっけんの香りがするらしい。女性が本体らしく匂いには気を使っているのかもしれない。


ラッシュ

父である空条承太郎のスタープラチナと同じくオラオラのラッシュを決め技とする。

初披露時は鉄格子の向こう側にいる敵グェスを能力を駆使してフルボッコにするという鮮烈なものだった。

また、ミラションに対してはほつれた糸の代わりにスタンドの糸を編み込んだ硬式野球のボールで、彼女の提示したギャンブルとしてのキャッチボールの続行と言う名の1000球分のオラオラのラッシュを叩き込んだ。


その他

糸状になって解くことが出来るという能力は、第3部に登場した花京院典明のスタンド「ハイエロファントグリーン」と似ている。違いはスタンドのタイプを除けば、本体も解けるかどうかというところ。


また、相手を縛る「糸」系の特性は、徐倫の曽祖父であるジョセフ・ジョースターのスタンド「ハーミットパープル」と共通している。


その他、徐倫が使用する糸で「結界」を張って闘うという戦法はジョセフ・花京院の両者も使ったものである。


関連イラスト

徐!徐倫

空条徐倫&ストーン・フリー刑務所裏でタイマン


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ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

空条徐倫

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