概要
ラピュタの崩壊を引き起こす呪文。ラピュタ語で「閉じよ」の意味。
王家の末裔であるシータの一族に「勇気の出るおまじない」と対をなす「滅びの言葉」として伝わっていた。
ラピュタの制御キーでもある飛行石の首飾りが完全に発動した状態でそれを手に持ってこの言葉を唱えると、ラピュタの中枢である巨大飛行石結晶体を排出、同時にラピュタ全体の構造物を分解し、最終的にラピュタの城そのものを崩壊へと導く一種の自爆コマンドのようなものである。
転じて、何かが壊れた(壊す)とき、ネタで使う場合もある。
ちなみに発動の際にはその首飾りより強い衝撃と閃光が発生する。
ネットにおいて
2chでは、金曜ロードショーなどでラピュタが放送される際、パズーとシータが「バルス」を唱える瞬間に合わせて大量のバルスの書き込みがあり、韓国からのサイバーテロでも落ちない2chのサーバーが落ちることが度々発生している。
これはTwitterでも同様で、金ローでのラピュタでのクライマックスに大量のバルスのツイートが投稿され、サーバーに超負荷がかかると表示されるtwitterクジラが発動することがある。
2011年は先述通りTwitterサーバーすらも落とし、全世界での瞬間最大アクセス数記録を塗り替え、14594ツイート/秒を記録した(うち、国内ツイート11,349/秒)。ちなみに、2位はビヨンセが妊娠したニュースで8868ツイート/秒であり、その約1.6倍ある。
その次に放送された2013/08/04はなんと143199ツイート/秒と、前年の約10倍にまで規模が膨れ上がった。因みにこの時はTwitter側のサーバーも対策を講じていたようで、twitterクジラは出なかった。
なおニコニコ動画生放送ではバルスのコメントによる負荷を警戒し、「終盤付近の時間帯はプレミアム会員限定」という措置を執った。
ニコニコ動画ではムスカの目を見えなくする閃光呪文という位置づけで、直後にムスカが「目がぁ!目がぁぁぁぁあっ!」と言っているシーンとセットで使われることが多い傾向が見られる。
しかし目が見えなくなった実際の理由は不明。多分だが、発動時の衝撃で眼鏡が吹き飛び、閃光で失明したと思われる。
また、あの計測器の大手メーカー「タニタ」との真っ向勝負に勝つほどのヤバいツイート数である(勝負に負けたタニタは一日だけ会社の名前を「バルス」されたという)。ヤフー検索で「ラピュタ バルス タニタ」に参照。
元ネタ?
バルスとは、トルコ語で「平和」を意味する単語「barış(バルシュ)」から来ているのではないかといわれている。
パプアニューギニアのピジン語でハトの意味である。
諸星大二郎の漫画マッドメンにムスカとのやりとりの元ネタらしきシーンがある。
関連イラスト
関連タグ
白澤(鬼灯の冷徹):地獄の補佐官がバルスを叫び白澤の手を砕き「あ~あ~手がぁ~、手がぁぁぁぁあっ!!」という白澤の断末魔が響いたのち天国から地獄へ物理的に落とされた(その際にムスカの台詞も言っている)
ホルス(パズドラ):一日だけ名前を「バルス」にされたり、主属性光の別種『バーンホルス』が配布されたりした
銀魂:蟹の回で当台詞はおろかラピュタを丸々パロられた。
君のことが大大大大大好きな100人の彼女:バルスのシーンがこの作品にとって重要な要素となっている。
よゐこチャンネル