ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

プクリン

ぷくりん

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0040
カントー図鑑No.040
ジョウト図鑑No.045
ホウエン図鑑No.139
イッシュ図鑑No.283
マウンテンカロス図鑑No.121
アローラ図鑑No.169
ヨロイ島図鑑No.013
パルデア図鑑No.061
ローマ字表記Pukurin
ぶんるいふうせんポケモン
タイプノーマル / フェアリー(第6世代~)
たかさ1.0m
おもさ12.0kg
せいべつ25%♂・75%♀
とくせいメロメロボディ / かちき(第6世代から) / おみとおし隠れ特性
タマゴグループようせい

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語プクリンプリン+ぷくー(頬を膨らませる擬態語)+pretty(英語でかわいい)
英語・スペイン語・イタリア語Wigglytuffwiggly(揺れ動く)+tuft(房)
ドイツ語Knuddeluffknuddeln(抱擁)+fluff(英語で綿毛)
フランス語Grodoudougros(大きい、太い)+doudou(ぬいぐるみ)+roudoudou(お菓子の一種)
韓国語푸크린日本語名の音写
中国語(簡体字・繁体字)胖可丁日本語名の音写+胖(pàng、太っている)+布丁(プリン)
中国語(香港)肥波球肥(fèih、肥えている)+波(bō)+球(kàuh)+波波球(プリン)
ロシア語Вигглитафф英語名の音写
ヒンズー語वीग्लीटफ英語名の音写
タイ語พูคูริน日本語名の音写
リトアニア語Viglitafas英語名より

進化

【ポケモン】イベント用に描いた絵

ププリンプリンなつき進化)→プクリンつきのいし


概要

赤・緑』(初代)から登場しているプリンの最終進化系。

身長が伸び、それまでのまん丸ボディからやや細長い俵型へ体型が変化した。体色のピンク色は変わらないが、口周りから腹部にかけてが白くなっている。耳はうさぎのように長くなり、前髪状の部分は跳ね上がった。


きめ細やかで、しなやかさと柔らかさを兼ね備えた毛並みは極上の肌触りであり、一度触ると離したくなくなってしまうほど。特に額の巻き毛は天にも昇る手触りらしい。抱き枕がわりに抱きしめて添い寝しようものなら、暖かな体温とふわふわとした弾力を伴って最高に気持ちが良いという。自分で触っていても気持ちいいのか、お腹をさすりながらぐっすり眠っている姿も発見されている。


この体毛は季節の変わり目で抜け落ちるため、その抜け毛を集めて紡ぐことで作られる毛糸は高級品として扱われている。かつては毛皮そのものが取引対象だったが、保護法が確立した現在は上記の毛糸にしての取引が主流な模様。


身体の優れた弾力性・伸縮性にもより磨きがかかり、プリンの頃よりも発達した肺活量で大量の空気を吸い込むことで、最大20倍の大きさにまで膨らんだ記録もある模様。プクリン同士の勝負で大きさを競うほかに、外敵を威嚇したり撃退するために膨らんだままのしかかり圧し潰すこともできる。残念ながら、大変似合いそうなキョダイマックスは実装されなかったが。


また、常に潤って見える大きなには涙でできた薄い膜が表面に張られており、この膜で埃などから目を守っている。

これもプクリンの可愛さをより引き立ててはいるのだが、『青』版までのグラフィックでは遠近感を出そうとしたのか左右の目の大きさが異なっており、かなり不気味なポケモンと思われていた過去もあったりする。未だにサジェストに「怖い」が上がってくることがあるほど。


色違いはピンク色がやや薄くなり、瞳が青色から黄緑色に変わる。


ゲームでの特徴

ノーマルタイプは初代から豊富にいたということもあり、本編では中々有名トレーナーの手持ちに入らなかった。最初の例と言えるのが『BW2』(第5世代後期)におけるアカネPWT出場パーティで、登場から実に16年越しのことである。

派生の『ポケモンスタジアム』シリーズの方がよほど早く、それとて第1作には出場が見送られたという程度の扱いであった。


ファンシー系の一角ではあるものの、進化前のプリンとはうってかわってその点がピックアップされる機会もあまり無く、どこかピクシーラッキー系統の影に隠れてきた感がある。

番外作品の一部では妙な存在感を放つこともあったが・・・(後述)



対戦での評価

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
初代1407045505045400
第5世代まで1407045755045425
第6世代から1407045855045435

※初代では「とくこう」「とくぼう」が「とくしゅ」に纏められていた。


HPが際立って高いがそれ以外は並以下で、合計ステータス自体、2回進化のポケモンの中ではワーストクラスの低さである。

初代では序盤から入手でき、流石に進化前相手なら壁役として運用することもできなくはなかったが、その場合も技が大変残念なことになった。


第5世代

隠れ特性として「おみとおし」を獲得したが、これまた微妙な性能。

進化前のプリンがなまじ優秀な特性有用なアイテムを得てダブルバトルトリプルバトル限定ながら一線級のポケモンとなってしまったため、実態以上の残念さが漂った。


第6世代

XY』で状況が大きく動く。

フェアリータイプの追加でノーマル・フェアリー複合に変化。元のノーマルを消して単フェアリーとなったピクシーや、単ノーマルのまま残留したラッキー系統とは異なる道を歩み始めたのである。

さらに、ステータス調整の対象にも入り「とくこう」が上昇。これに噛み合う新特性かちき」まで取得し、特に発動機会の多いダブルバトル・トリプルバトルにて、プリンとも異なる特殊アタッカーとして活躍の場を得た。


もっとも、「かちき」の発動ありきな点は否めない。

一致技も「ばくおんぱ」「ムーンフォース」は習得できず、「ハイパーボイス」「マジカルシャイン」に留まるため、シングルバトルではどうしても火力不足に陥りがちである。

一応、威力100以上のタイプ一致特殊技として、癖のある「りんしょう」と「はかいこうせん」はあり、「かちき」が1回でも発動すれば「てきおうりょくポリゴンZを軽く凌ぐ火力を出せるのだが。



ORAS』では同じタイプで耐久に優れたメガタブンネが登場した。プクリンと異なりタイプ一致の回復ソースも持っている。

とは言え先方はメガシンカポケモンであり、通常のタブンネにフェアリータイプが追加されたわけでもないとあって、さほど激しい競合にはなっていない。


第8世代

剣盾』では追加コンテンツの「鎧の孤島」で解禁。環境トップにいたドラパルトに対してタイプ相性上圧倒的に有利なため、期待された。

さらに、新たなフェアリー技「ミストバースト」を習得。普通に使えば自爆技になるため、ダイマックス技に還元しての運用が主となった。

ただ、ダイマックス同士の対面ではタイプ相性上ダイドラグーン・ダイホロウ無効、ダイアーク・ダイワーム半減と「かちき」を発動し難いジレンマを抱えてもいた。


第9世代

SV』ではわざマシンの仕様変更の恩恵を大きく受ける形となっており、「サイコショック」「あくのはどう」「エナジーボール」「ちょうはつ」「アンコール」「めいそう」など、覚えそうで覚えなかった技を一挙に習得した。

新技からも「くさわけ」「ひやみず」などを習得したほか、使い所があるかどうかはともかく「ゆびをふる」の使用者にもなった。


一方で「ばくおんぱ」「ムーンフォース」は相変わらず習得できないままである。

新要素のテラスタルと「テラバースト」については、立ち回りの選択肢が多い点と元のタイプが独特である点から、優先度は低めとされた。


使用トレーナー

ゲーム版

※1:『ポケモンスタジアム2

※2:『ポケモンスタジアム金銀

※3:『ポケモンBW2』の「ポケモンワールドトーナメント


アニメ版


漫画版


番外作品など

ポケモンカード

「ともだちのわ」という技をひっさげて登場。これは控えポケモンが多ければ多いほど威力が上がるという、どことなく「ふくろだたき」を彷彿とさせる技である。いいのかそんな技で。

まあ、ともだちの声援が多いほど威力が上がるとも考えられるので、物は考えようである。


比較的少ないコストで発動ができるためなかなか強力で、他の技の性能も悪くないため、おかげでこのプクリンはゲーム版(ポケモンカードGB)に登場するキャラのデッキに4枚積みされていたり、漫画版(めざせ!! カードマスター)のライバルのデッキの切り札を務めていたりする。

クールな性格として設定されているライバルが「ともだちのわ」持ちのプクリンを駆使して主人公を追い詰めていく様はなかなかシュールである。


後述のポケダンでのプクリンの口癖は「ともだち」であるが、以上の経緯を踏まえた設定ではないかとも言われている。


ポケモンスタジアム』シリーズ

ポケモンスタジアム2』99カップのおとなのおねえさんのメンバーとして確実に選出されてくる

『プクディ』というニックネームが付いており、当時はそれが種族名だと勘違いする人もいたほど。

また「ふうせんポケモン」ということで非常に身体が軽く踏ん張れないのか、ガルーラほどではないがダメージを受けるとオーバーリアクション気味に吹き飛んでいく。

ただし戻り方まで一々度を越したレベルのオーバーリアクションのガルーラとは違い、こちらは普通に戻って来る。


ポケモン不思議のダンジョン』シリーズ

プクリンと言えば、本編よりもむしろポケダンでの活躍を思い浮かべる人の方が多く「プクリンはポケダンで株を上げた」とも言われるほどの存在である。

救助隊シリーズではポケモン広場で「ともだちエリア」を販売しており、「ともだち~ともだち~♪」はこの頃からのネタ。

探検隊シリーズはおやかたさまを参照。


ポケモン+ノブナガの野望

プリンに引き続きオイチのベストリンクポケモンに指定されている。

特性も全てプリンのものを引き継ぐ。

技は自身の周囲全体を攻撃する「ハイパーボイス」に変わる。

それ自体は悪くないのだが、まだフェアリータイプも無い時代で進化までがかなり厳しいこと、キービジュアルも専らプリンの状態で作られてしまっていることから、立ち位置の割に影が薄い


ポケモンマスターズ

報酬で貰えるタマゴから孵化するププリンを主人公のバディにする事が可能で、最終進化させる事もできる。


ポケモンGO

HP以外の種族値が低いためにCPが低い。

しかし、CP1500以下のみ参加出来るスーパーリーグでは活躍出来る。

あまえるを主軸に戦うことになるのだが、昔はゲージ技が重いものばかりであった。

しかし、近年になってチャームボイスこごえるかぜを覚えるようになり、使い勝手が飛躍的に良くなった。


ポケモンユナイト

諸元

ロールサポート
タイプ特攻
攻撃範囲近接
進化プリン→プクリン(レベル4)
わざ1はたくおうふくビンタ/マジカルシャイン(レベル6)
わざ2まるくなるころがる/うたう(レベル4)
ユナイトわざスター☆リサイタル(レベル8)
とくせいメロメロボディ
価格8000コイン/460ジェム

サービス開始時のメンバーに選ばれた。ベイビィポケモンは参戦させない方針から、ププリンは外れている。

攻撃判定がある技も多く、ある程度能動的に動けるバランス型寄りのサポーターとなっている。


最初期は原作再現なのか全体的に能力が低めに抑えられており、必然的に評価も低かったが、ファーストシーズンが終わらない内に超強化が入り、一気に環境のトップクラスに躍り出た。

流石にどうかと思ったのか、後に改めてバランス調整が行われ、中堅程度に落ち着いている。


わざ1は相手の移動速度を下げる追加効果を持ち、「おうふくビンタ」が本編同様にランダム性のある狭範囲攻撃、「マジカルシャイン」がやや出の遅い広範囲攻撃と、一長一短な選択になっている。

わざ2は相手の動きを止めるものだが、「ころがる」が前方への移動攻撃で吹き飛ばすのに対し、「うたう」が本編同様に純粋な妨害技と、方法が大きく異なっている。

また、ゲーム内の説明には無いが「ころがる」は障害物に当たるとわざ1が即座に再使用できるようになり、「うたう」は効果中自身の移動速度が速くなるという仕様が当初より確認されている。


ユナイトわざは自身と周囲の味方の状態異常を回復し、シールドと妨害無効を付与するもの。その後しばらく移動速度上昇と技の使用間隔短縮が続き、効果が切れた時点でシールドが残っていた場合はHP回復に回す。

〜♪【ポケモンユナイト】パステルスタイルプクリン

ホロウェアは当初、眼鏡ニット帽の「たきびスタイル」やナイトキャップ付きパジャマの「おやすみスタイル」といった汎用のデザインが続いていたが、2022年のイースターではカラフルな卵を乗せた「パステルスタイル」、バトルパスシーズン9ではふんわりとしたドレスの「うたひめスタイル」と、プクリンのイメージに合わせたものも追加されるようになった。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • スイートのプクリン
    • ミュウツーの逆襲』のゲストキャラ・スイートの手持ちでTVアニメに先駆けて初登場。油断している時にミュウツーに捕まってしまうが、後にサトシにより助けられる。
    • 『EVOLUTION』では、スイートに庇われるも隙を突かれて捕獲されている。

  • 無印編69話
    • 本編初登場。映画監督のヒート南野が撮るポケモン映画の主演女優を務める。
    • 非常にプライドが高いのか、ニャースが「こんな顔したのがヒロインだニャんて」と言っただけで「おうふくビンタ」でボコボコにしている。あまりの性格の悪さに他のポケモンが逃げ出す中、相変わらずボーっとしていてただ1匹残ってたカスミのコダックと競演する事になる。
    • その後、映画のオーディションで落ちた腹いせに襲ってきたロケット団の妨害で連れ去られそうになったが、コダックがねんりきでロケット団をはるか彼方へ飛ばしてプクリン達を救い、これがきっかけでコダックに好意を持つように。

  • ハーリーのプクリン
    • AG181話から登場。本来の可愛いイメージとはかけ離れた邪悪な目つきをしている。ふうせんポケモンの特徴を活かして、空中で自分の中の空気の量を調節し攻撃を避けるという戦法を使う。
    • グランドフェスティバル本戦・二次審査のコンテストバトルではハルカに苦戦を強いたが、「身体が風船で出来ているなら爆風に耐えられない」事に気づいたハルカに2発の攻撃をぶつけた爆風でバランスを崩され、そこに攻撃を受け敗れた。

  • XY編
    • カロス地方のジョーイさんのアシスタントに大抜擢された。大量発生して暴れていたフライゴンを1匹で鎮め、その暴走で傷ついたポケモン達を同じく1匹で治したという逸話がもとになっているという。

その他

※カロスのアシスタント除く

無印169話・266話
DP10話
BW143話・144話
XY1話・2話・109話
SM40話・90話・130話・144話
新無印58話・136話
めざポケ5話
劇場版光輪の超魔神フーパボルケニオンと機巧のマギアナココ

『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

  • 3話ぐるみんの動画によれば、このシリーズでもジョーイさんのアシスタントポケモンとして活躍している模様。

アニメ『ポケダン時の探検隊・闇の探検隊

ポケダンアニメでも登場。声優は小林ゆう


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

空とぶ?

  • ブルーのぷりり
    • 性別:♀️・特性:メロメロボディ
    • 性格:のうてんき・個性:からだがじょうぶ
    • ブルーの幼馴染ポケモン。5章のトレーナータワーで水の究極技「ハイドロカノン」を発動したカメちゃん(カメックス)を支える為、「つきのいし」でニドちゃんと共に最終進化する。
    • プリン時代はとりポケモンが苦手な彼女の主な飛行要員としても活躍していたが、進化して以降の描写がなく、13章では新たに手持ちに加えたプリンのリリリに乗っている。
〈ブルーの手持ち〉
ぷりり (プリン→プクリン♀️)
カメちゃん(ゼニガメカメールカメックス↔️メガカメックス♂️)
メタちゃん (メタモン)
ニドちゃん(ニドランニドリーナニドクイン♀️)
ピッくん (ピッピピクシー♂️)
ブルー (ブルーグランブル♂️)
ケーちゃん(ケーシィ♀️)
リリリ (プリン♀️)
タッちゃん(タッツー♀️)

関連イラスト

プクリン帽子

お絵描きマツリカXYシリーズありがとうございました!


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンRGBP ポケモンFRLG ポケモンLPLE

ポケモン一覧 ノーマルタイプ フェアリータイプ

プリン ププリン サケブシッポ

兎ポケモン


0039.プリン0040.プクリン→0041.ズバット


同複合タイプ


ポケモンセンター仲間


ポケダン関連

関連記事

親記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3256015

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました