概要
CV:高橋美佳子
年齢：17歳（ただしアニメでは16歳） / 身長：168cm / B・W・H：104・53・82
『グレネーダー』の主人公。長い金髪とナイスバディを持つ海の向こうの住人。トレードマークの腰まで届く長髪は桃華楼での戦いではツインテールにしており、原作ラストバトルで断髪されショートヘアになった。
戦闘を回避して勝利し、自分の故郷を目指す旅をしている。
かなりの天然でお風呂好きで大食いというのは原作・アニメ版共通だが、性格がかなり異なる。
（左：原作版／右：アニメ版）
| 差異 | 原作漫画 | アニメ |
|---|---|---|
| 性格 | 大雑把でガサツ | 母性的でおしとやか |
| 口調・物腰 | 初対面の人に対してもかなり馴れ馴れしく、敬語など使ったためしがない。 | 目上の人や初対面の人には子供や悪人であっても敬語を用いるなど上品。モノローグでは女言葉。 |
| 目 | 瞳が縦長で白目がち（マンガ眼）、一重瞼 | 瞳が完全な円形（アニメ眼）、二重瞼 |
| 服装 | 赤のインナーに黄色の和服 | ピンクのインナーに白の和服 |
有体に言えば妹っぽいのが原作版琉朱菜でお姉さんっぽいのがアニメ版琉朱菜である。ここまで性格が違うのは、彼女の出生の設定が原作とアニメで大きく異なるからであり、根はさして変わらないと言えよう。
ちなみに銃や麦わら帽子のデザインも、作画の簡略化の為かアニメの方がシンプルである。
アニメ版では天子様の影武者であり、その頃に受けた教育故に「笑顔」を大切にしている。
原作漫画版ではそのような設定は無く、最終回で描かれた結びの言葉によれば弥次郎と結婚したとの事である。末永くお幸せに。
戦闘力
伝説の「殲滅閃士（グレネーダー）」と呼ばれる現天下最強の閃士である。
武器は先込め式六連発リボルバー「向日葵三十八式」。200年もの歴史を有するほど古くシンプルであるが、人間を鎧ごと弾き飛ばすほどの威力を有し、琉朱菜の人間離れした動体視力と射撃技能により1人で城を落とすほどの威力を発揮する。
早撃ちは0.11秒で6連射が可能なほど。
しかし銃で戦う際には敵の命を奪わないのがモットーで、これは原作・アニメ共に彼女の「大切な人」からの教えが元になっている。
身体能力、精神力、命中精度いずれも桁外れであるが、彼女の最も恐ろしい所は異常なまでに明晰な頭脳にある。化石の様な拳銃一丁で血と硝煙の国を渡り歩く瑠朱菜は、敵の弾丸をかいくぐりながらその弱点と攻略法を恐ろしいほどの短時間で探り当て、解決策を見出すのである。その柔軟な思考と桁外れな洞察力は、常人の余地の及ぶ代物ではない。
- 敵の銃を一目見ただけで特性を見抜くのは日常茶飯事
- 強固な装甲に対し1㎜のブレも無く全弾同じ位置に着弾させ貫通させる
- ガトリング砲の軸部分を水平に射貫いて一撃で銃身を破壊する
- 完全な暗闇の中でみかんに歌を歌わせ、その反響で周囲の位置を特定し明確に標的を射抜く
- 音で攻撃してくる相手に対し銃を分解してシリンダーを犬笛のように回転させて相殺させる
- 弾奏を後ろから蹴って薬莢を起爆させて撃つ
- 弥次郎の刀の峰に6発全て命中させて加速させ巨大な岩を真っ二つにさせる
など、戦闘能力自体もさることながら、琉朱菜の真骨頂はその卓越した知能こそが根底にあると言っても過言ではない。
とはいえ、「戦術」に関しては作中屈指の知性を誇る彼女も、「戦略」に関する知識はあまりなく、そういった点ではあくまで軍師ではなく閃士であることが窺える。
主な技
本作を代表する妙技。胸の谷間に挟んでいる弾丸を乳房の縦揺れで弾き出し、リボルバーに瞬間装填する。最終巻裏表紙によれば最低でも数百発は隠しているらしく、最早谷間どころか下乳あたりにも弾丸を仕込んでいるとしか思えない。
かち合い閃
発射された銃弾・砲弾に銃弾を当てて身を守る絶技。琉朱菜の腕があれば、砕いた砲弾の破片で連鎖かち合いを行うことも可能。
ゼロ距離射程閃術 「双流星撃」（ダブルインパクト）
相手に銃口を密着させた状態で使用する。撃鉄を外してハンマーを直接殴りつけ、銃身ごとぶつける「打撃」と腕力にものを言わせた爆発を載せた「弾撃」を上乗せし、分厚い装甲も砕く。本来はカウンターにこそ効果を発揮する技らしい。
近距離射程閃術 「蹴撃流星」（シューティングスター）
銃身から取り外したシリンダーに直接弾丸を込め、その弾丸におっぱいリロードした弾丸を真後ろから蹴り淹れることで、薬莢を起爆させて6発同時に撃つ。
二挺閃術 「衝突流星」（クロスファイア）
二丁拳銃の銃弾を空中で交差させ、パチンコ玉のように弾き出して相手の死角に撃ち込む。
二挺閃術 秘奥義「輝虹流星」（レインボースター）
左回転と右回転の二丁拳銃で衝突しない超至近距離の弾道を穿ち、その相互回転により生じる気流に乗せて空を舞う竜の如き螺旋を描き相手を貫く。
原作最終回では義姉銀ナマリとの合体技として使用。
