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新世界秩序

しんせかいちつじょ

国家主権の制限、国境の撤廃といった措置を通じて構想されている、世界統一政府による地球レベルでの全体主義体制。英米主導で推し進められている、いわゆる「グローバリゼーション」の先にあるものである。
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概要

1ドル札に書いてあるラテン語Novus Ordo Seclorum(ノウス オルド セクロールム)を英訳した物。普通に訳すと「時代の新秩序」になるが、いいんだよこまけぇこたぁ。ただトンデモさんがこういうあほなことをこいているだけではなく、フランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領閣下がP・ド・シミテールへそういうのを採用し決まる前にヘンリー・D・ウォレスという、農業政策をやる、後の副大統領から、

「ドル紙幣に国璽とかどうでしょう ノヴスオルドセクロルムは英語で言うとニューディールだし(読めねぇよ)」

とか言われている。


国璽デザインしたチャールズ・トムソンもP・ド・シミテールもフリーメイソンリーへ入ってないのだが、1ドル札は真ん中にでかでかとプロビデンスの目が書いてあるためとルーズヴェルト、ウォレスがメイソンリーの人なので(多分)「フリーメイソンリーから取られた言葉である」と言うことになっている。国璽のネタ元はヴェルギリウスの詩で、どっちかっつうと農業系なのだが、大工さん系として捉えられているわけ。


世界征服の後、規制を思いっきりきつくし、下々を搾取し、完璧な管理体制を作る、という経営に関する陰謀らしい。但し、アメリカだけを征服支配する、らしい。わけがわからないよ


アメリカ人は、アナーキズムを奉じ国民国家へ忠誠を誓っているので、グローバルとか国際連合とかいうのは、アイデンティティの欠如と直結するので、ちょっとでも国際的なとかグローバルのとか言うと、悪魔の手先の国民国家(ネイションステイツ)の否定するのかのぎゃあぎゃあこく。一応「一昔前はナショナリストと言うと立場が無くなった」のでヒーローは地球を守ったり地球の平和に尽力したりする日本とは正確に正反対である。


アメリカ(厳密には地中海沿岸から北)の農業が「酪農とのコンボがデフォ」で成立している関係で、あとキリスト教、の影響で、そういう奴隷化は「SHEEPLE(羊のような人間化)」と呼ばれる。


起源

初出は1920年、フレデリック・C=ヒックスが、「国際連盟」規約に関する本のタイトルで、使っている。この本では、国による独裁体制は支持していない。


新世界秩序の成立に尽力していることになっているウッドロウ・ウィルソンが、トラストとか独占企業を指して言った、

「どこかに、とらえがたく、用心深い、固く手を結んでいる権力者がいる」

という文章は、陰謀論者の人に引用されまくっている。どういうことなの。アメリカはとにかくグローバルが嫌いなので、アメリカはウィルソン大統領閣下が苦心の国連から速攻で抜けている。

あの『風立ちぬ(アニメの方)』で、堀越二郎がカストルプから「国際連盟ヌケタ 忘レル」とか言われて戦慄しているが、アメリカでは国連=悪だったり。


後、H・G・ウェルズが主権国家の完全な根絶と、少数のエリートによる世界規模での全体主義体制を通じた地球管理を訴え、1940年に出版した『新世界秩序』(New World Order)にまとめた。これが具体的な新世界秩序構想の起源である。ウェルズ大先生はネイションステイト思想が大嫌いなので、陰謀論の人からぼろくそ言われている。が、書いたのは事実。なお、ウェルズ大先生も制定に加わった、日本国憲法の第22条2項では、「国籍離脱の自由」が謳われているが、日本が欧米、オーストラリアと共に、ロックフェラー(うわぁ)の発声で立ち上げた「TC(日米欧三極委員会)」は、NWOの大御所ロスチャイルド一族の、下部組織イルミナティ、の下「三百人委員会」、の下機関で、悪事を働いているそうである。


解説

現在進んでいる新世界秩序に向けた動きは、主に冷戦後に活発化したものである。


1988年、ミハイル・ゴルバチョフが「新世界秩序」という用語を用いている。


冷戦後、アメリカ合衆国第41代大統領(1989年-1993年)ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュは、1990年9月11日――ペルシャ湾岸危機が起きて一ヶ月目のこと――連邦議会で「Toward a New World Order」(新世界秩序にむけて)という題名で演説を行なった。


「国連の設立時に思い描かれていたように、こうした混乱の時代であればこそ、国連を中心とした新世界秩序の出番である。われわれは、またとない異常な時を迎えている。今回のペルシャ湾の危機は、もちろん重大な問題であるが、それと同時に、このまたとない機会を利用して、協力の時代へと移行することもできるのだ。今まさに、新世界秩序の生みの苦しみが始まっている。それは、今までわれわれが知っている世界とは、まったく違う世界だ」


その後の91年2月、米大統領も参加して西ドイツで開かれたBrandt commission(ブラント委員会)の議事録より「McAlvany report(マクアルバニーレポート)」に

"世界の通貨と産業を統制するための超国家的権力。石油の生産と消費を管理する国際機構。ドルに代わる国際通貨。自由主義諸国、共産主義諸国が等しく利用できる基金作りをする世界開発基金。新世界秩序の命令を行使する国際警察力"という定義が出された。


ブッシュシニアが言ったほぼ同じころ、キリスト教の原理主義な人が、「人類を悪魔と悪魔の信奉者の支配のもとに置くことを目標にしている、団結の固い秘密結社」のおぞましい計画であると言い張り、そういう主張の描かれた「THE NEW WORLD ORDER」という本がバカ売れし、民衆へ受け入れられたため、保守派の筈のブッシュ大統領閣下は悪魔の手先呼ばわりされてしまった。


その後、「九月十一日!モルモン教がマウンテンメドウズで逆切れして迫害した州からの移民を虐殺した日!」とか11に関するいろいろを言わないといけないが、言うと文字も認識番号もない黒塗りのヘリコプター(有機宇宙船説がある。NWOの機関で「飼われている」らしい。 但し21世紀には「トンデモ陰謀論」の代名詞になっている)をけしかけられるらしい。

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