正確にはひみつ道具の仲間ではない。原作コミックス22巻で登場。ドラえもんの寝床である押入れの中に隠されていた「悪魔を呼び出す道具」をのび太が発見し、そこから悪魔を呼び出して入手した。
仕組み
1回振ると300円が出てくる。その代償として身長が毎晩0時に1mm縮む。たとえ所有者(原作だとのび太が所有者)が一切使わなくてもそれを発見した人が使ってしまえば身長が縮むのは使用者ではなく所有者である。
出した現金を後から返済して身長が縮むのを待ってもらうことは出来ない。結んだ契約はきちんと守れという原作者の戒めが込められているのだろうか。
もし自分の身長を超える金額を出してしまえば、その体は消滅してしまう。(身長168cmであれば50万4000円使うと消滅する)
一応身体の消滅回避策としてビッグライトで事前に体を大きくしておけば回避できる。
身長1mmにつき300円では大抵の大人にとってはまるで割が合わないだろうから、よほど窮乏しているか背が高すぎて悩んでいる人くらいしか使わなさそうではあるが……。
もしかすると悪魔は相手が子供なので提示する額を引き下げただけで、大人が相手の場合はもっと高額を提示するのかもしれない。
類似例
身長を対価に金銭を得る道具が登場する日本の昔話があり、それが「宝の下駄」である。