概要
アニメ『けものフレンズ』のエンディングテーマ。
作詞・作曲・歌:みゆはん。同氏のミニアルバム「自己スキーマ」に収録される。
ポップで明るいオープニングとは対照的に、何処か物悲しさの内包されたメロディに加え、曲名をはじめ作中の人物と関連深い単語が散りばめられた意味深な歌詞、バックには廃墟となった実在の遊園地・水道橋といった退廃的な映像が流され、回を重ねるごとに徐々に露見する本作の不穏な裏事情を彷彿とさせる。また、各シーンには本作のキャラクターたち(フレンズ)と思しきシルエットが見え隠れしているが、11話の映像ではそれらのシルエットがなくなり、クレジットの順番が前後している。
…と、ここまで書くと陰鬱なイメージが付きそうだが、歌詞自体はかけがえのない友人と今後も友好を続けたいという想いが綴られており、決して後ろ向きな曲ではないので悪しからず。
なお、楽曲の著者であるみゆはんは、アニメ本編においてもスナネコ役で出演しており、作中で本曲の鼻歌を披露している。また、曲の収録された前述のアルバムのCMの一つでもスナネコを演じてナレーションを挿入している。
その他
映像内に登場する遊園地はすべて実在する、もしくは実在したが現在は閉園している遊園地である。また映像の中には登場キャラクターのシルエットが隠れている。
- 最初に登場するジェットコースター、観覧車、水道橋の次に出てくる空中ブランコ→シックスフラッグス・ニューオーリンズ(アメリカ)ハリケーン・カトリーナの被害にあい、2005年に閉演。
- 三つの扉→ボブロ島遊園地ダンスホール(カナダ)現在は閉演し、廃墟になっている。
- 中央の扉の右側にイワビーのシルエット
- 水道橋→クラウディア水道橋(ギリシャ)西暦38年ごろ建造されたとされている橋
- 画面左側にフルルのシルエット
- メリーゴーランドの馬→アーヴィン・レジャー(イギリス)現在でも営業中
- 手前の木馬の向こう側にプリンセスのシルエット
- 観覧車→ペルボウラリスク・クリトゥリ・イ・オッデハ公園(ロシア)現在は廃園orプリピャチ遊園地(ロシア)チェルノブイリ原発事故の影響で現在は閉園し、観覧車は廃棄
- 観覧車の右側にサーバルのシルエット
関連動画(4:04~)
外部リンク
ぼくのフレンドとは (ボクノフレンドとは) - ニコニコ大百科