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恋川春菊の編集履歴

2018-05-04 18:09:16 バージョン

恋川春菊

こいかわしゅんぎく

恋川春菊とは、『常住戦陣!!ムシブギョー』に登場するキャラクターである。

「バーカ。悪人はな、お天道様を見上げて死んじゃいけねぇんだよ!」


「・・・もっと・・・殺意(おもい)を!」


「俺にあるのは、この両手にしみ込んだ怒りと殺意だけだ!!!」


CV:江口拓也


年齢 24歳
身長 182cm
誕生日 12月31日
血液型 О型

概要

かつて関東一凶悪で、江戸を騒がせた大盗賊団「黒蜘蛛組」頭首息子で元・若頭。

500人以上の人を斬った大罪人であるが、蟲退治に手を貸す代わりに斬首を逃れている。

一人称は「俺」。通称「斬撃のスペシャリスト」。


風貌

筋骨隆々とした大柄な体躯に、顔をはじめ全身に着けられた多くの傷。黒地に赤い炎の装飾が入った着物を常に崩して着ており、伸ばしたザンバラ髪を緑色(アニメ版では橙色)のバンダナのようなものでまとめている。ボロボロに刃こぼれした刀を両腰に一本、後ろに一本、背中に一本、計4本携帯している。体中の傷は幼少期、父親から人斬りにしつけるため日々痛めつけられてできたもの。

盗賊時代は袴のみ着用し、裸の上半身に黒い外套を羽織っていた。刀は背中に4本、両腰に2本の計6本。


人物像

常に酒瓶を携帯し、まるで水のように呑みまくっている。明るく飄々とした性格で、「カカカ」という独特な笑い声をあげる。月島仁兵衛のことは「兄ちゃん」、火鉢は「嬢ちゃん」、一乃谷天間は「坊ちゃん」、無涯は「無涯のダンナ」など、基本的に愛称のようなもので他人を呼ぶ。松ノ原小鳥のことは上司ながらも「小鳥ちゃん」と呼び、彼には過去に借りがあるらしく、頭が上がらないらしい。何かとあれば「ぶっ殺す」や「ぶった斬る」と発言して仲間に止められているが、大雑把ながらも面倒見はいい。キレる場合それは大抵、仲間が危険にさらされた時や、理不尽な行いをする人間を目の前にした時である。また蟲退治の際はかなりまじめに仕事をしており、戦闘中も人命救助を最優先したり、人が虐げられるのを見て激怒するなど良心的。

市中組の中でも比較的常識人であり、仁兵衛や火鉢にツッコミを入れることもしばしば。しかしそれ以上に仁兵衛との関係で火鉢をからかったりしているため、仁兵衛とともによく爆破されている。

上記のように普段は明るくふるまっているが、経歴が経歴だけに仲間内でも一番闇が深い。自身のことを悪人として蔑むような場面が多々あり、人々から石を投げられても無抵抗を貫く。「悪人はお天道様を見上げて死んじゃいけない」と考え、「自分が死んだら仰向けにしてくれ」と仁兵衛たちと約束している。寄生虫に操られた人々を躊躇する火鉢の代わりにを斬り刻むなど斬り、自ら汚れ役を買って出ることもしばしば。江戸に住む人々の多くから嫌われているが、ゴロツキのたまり場など日陰者の住処によく呑みに出かけており、そこの住人からは「恋川の旦那」と慕われている。

仁兵衛のことは当初はただの新入りとしか扱っていなかったものの、強盗に間違われ捕まった際、仁兵衛が自分を信じ脱獄の手助けをし、さらに疑いを晴らしてくれたことにより彼を認める。以降は度々けいこの相手をしている。よく落ち込む彼を叱咤激励して先輩として支えており、性格と実力により市中見廻り組の面々からも頼りにされている。

実はが苦手。


人斬りの始まり

漫画版では、少年期は心優しい性格から人斬りが出来なかったが、病に侵され死を望む母親を斬ったことで「死こそ救い」と考えるようになる。他の団員にいたぶられ殺される前に、全ての人を苦しませず・ささやかな苦痛も知ることなく穏やかに一瞬で眠らせるための強さを求めた結果、純粋なまでの殺意とそれに裏打ちされた強さを手に入れた。

アニメ版では、人斬りが出来ず微妙な立場にあった自分を唯一気にかけてくれた母親が何者かに殺害されたことによって人斬りに堕ちた。当初殺害したのは父親だと思い込んでいたが、松ノ原小鳥から母親殺害したのは蟲狩だと教えられ、蟲狩に対して並々ならぬ殺意を持っている。99人を斬り殺したことで「九十九斬り」の異名を持った。


戦闘能力

かつてそのあまりの強さとに滲み出る強烈な殺意により、捕まえるために火盗改・町奉行所の同心500人の命、そして与力の松ノ原小鳥尾上影忠白榊夢久ら3人の協力を要したほど。つまり500人斬りとはあくまで「捕まえる際の犠牲」であり、月島源十郎曰く「実際には2000人以上は斬っている」とのこと。

仁兵衛からは「すべてを斬る斬撃」と評されている。それは決して大げさではなく、岩だろうとも人だろうと鎧だろうと蟲の外殻だろうと柱だろうと壁だろうと牢屋の格子だろうと大砲の砲身だろうと砲弾だろうとありとあらゆるものを細切れにできる。あまりに切れすぎて落下を防ぐため柱に刀を突き刺したものの柱が切れ続けてそのまま落下するという珍事が発生するほど。刀はボロボロ、剣も我流だがそれらも一切関係なしのすさまじい切れ味である。戦闘中は常に二刀流だがこれは剣の腕などは関係なく、単純により多くの斬撃を繰り出せるからだろう。ちなみにアニメ版では三刀流も披露した(左手に2本持つ形式だったが)。

しかもさらに驚くべきは、手に持つ得物は何でもよいというところ。例を挙げると

  • 手合わせ中に木刀で木刀を斬る。
  • 握り飯を包む竹の皮で刀が通らない蟲を細切れにする。

など、原理もへったくれもないでたらめな芸当をいとも簡単にやってのける。これほどのレベルに達していながら終盤まで斬撃は飛ばせなかった

この斬撃について本人曰く、「対象を固いものと思わず先入観を捨てて無駄な力を入れないこと」だと話している。そのため岩を「こんにゃく」、蟲を「ひややっこ」と称している。

しかし終盤において遭遇した常世の蟲に使える蟲人、大阪五人衆の毛利勝永から「自分と同じ同じ太刀筋」と言われ、その本質が「思想(おもい)という刀で斬り裂く意志の剣」だと知らされる。つまり彼の中に眠る「殺意」が強くなればなるほど切れ味がさらに増していく。当初は蟲奉行所に入ったことで当時の殺意が薄れていたものの、戦いが激しくなる中でかつての殺意が再び滲み出るようになり、その強さに磨きがかかっていった。

懺斬り(ざんぎり)

恋川の基本的な技。無数の斬撃を繰り出し目の前のものを細切れにする。相手の刀などを除き、ほぼ全ての触れたものを切り刻んでいる。

慈合斬り(じあいぎり)

懺斬りのさらに上をいく斬撃。紀州における真田十傑蟲・三好兄弟戦にて初使用。殺しを救済として人々を惨殺する三好兄弟との会話の中でかつての自分を思い出し、彼らへの怒りから覚醒した。斬ったそばから再生し、さらに再生力が5倍以上に高まった三好兄弟を再生のしようがないレベルの塵と化すまで切り刻み雲散霧消させるという極限まで切れ味と数を高めた技。

ちなみに当初は「慈合斬り」だったが紀州戦より後では「慈愛斬り」とされた。

悲愛一斬(ひあいひときり)

恋川には珍しい一撃の技。剣に更なる「殺意(おもい)」を込めて二本の刀を同時に振り下ろす。江戸にて真田十傑蟲・後藤又兵衛に仲間の技と同時に放ち、押し返したものの切れ味は確認できなかった。その後大阪の最終決戦にて毛利勝永に使用。数重の巨大蟲を人たちで屠りつつ仁兵衛の天羽々斬剣を打ち消した毛利の斬撃を切り裂くという、一撃の威力をひたすら高めた技。

悲愛乱斬(ひあいらんぎり)

大阪での毛利勝永戦にて使用。戦いの中でさらに殺意が強まり、悲愛一斬より鋭さが増した連撃。

乱残穢(みだれざんえ)

大阪での毛利勝永戦にて使用。ついに殺意が斬撃を飛ばせるまでに強まった技。三本の刀を地面に突き刺し、刀を振り上げる動作のみに集中することで最短で斬撃を繰り出し、全方位からの攻撃に対応しながら斬撃を飛ばし四方を切り裂く。


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