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殺生院キアラの編集履歴

2013-07-05 03:31:35 バージョン

殺生院キアラ

せっしょういんきあら

殺生院キアラとは『Fate/EXTRA-CCC』の登場人物。

プロフィール

誕生日6月4日
身長166cm
体重53kg?
スリーサイズB96/W58/H86
CV田中理恵

概要

月の裏側に囚われたマスターの一人で、サーヴァントはキャスター。名前は「祈荒」と書く。

主人公やレオ達生徒会の面々と異なり、月の裏側からの脱出を諦めている。その背景にはBBと交わした「BBに逆らわない限り命は保証する」という約定の存在がある。

しかし、その約定は彼女自身が直接迷宮脱出に挑まない限り破ったと見なされないとし、SG取得のためのコードキャストである「五停心観」を主人公に与えるなど、間接的に助言などをして脱出を手伝ってくれる。


キャスターとは仲がいいのか悪いのかよく分からないが、各章で話しかけると漫才じみたやり取りが聞けるので、多分仲は良いのだろう。CCC女性陣随一の我儘ボディーを持っているだけでなく、際どいスリットの入った体のラインが判るピチピチの尼僧服を着こなし、声や仕草が色っぽいため本当に導師なのかと疑いたくなる人である。


…もっとも後述する彼女の所属していた立川流は戦国時代から存在していた実在の邪宗で性的な儀式もしていたので仕方がないのかもしれないが。



経歴

江戸時代に途絶えたとされる真言宗の密教立川流最後の導師。

真言立川詠天流というカルト組織で幹部をしており、彼女の欲求から生み出したある魔術が原因で西欧財閥から国際手配されていた。

最もこの国際手配は東洋人であるにかかわらず聖人と評価されることを憎んだ聖堂教会枢機卿の妬みもあったようだが。

聖杯戦争に参加する以前、彼女はその教義のもとで多くの衆生を救い、その救った者たちに裏切られ、それでもなお人間を救おうと手を伸ばしたのだという。聖杯にかける望みもまた「人々を救いたい」というものであるが、彼女自身その願いは自分の欲を満たすものであり、恥知らずな欲望であると語る。


彼女はダキニ法が使え、旧校舎に襲撃してきたパッションリップの実体化を解き、攻め込めないよう結界を張れるほどの実力を持つ。


ちなみに、前作Fate/EXTRAにおいて、臥藤門司のセリフでその存在が示唆されていた。


関連項目

Fate/EXTRA-CCC キャスター(Fate/EXTRA-CCC) 尼僧






聖女の深層(ネタバレ)

※ここからはキアラに関するネタバレが含まれます。








































真のラスボス。

桜の感情解放、そしてBBの覚醒、CCCにおける異変の発端を作った張本人。

聖人としての人物像はあながち間違ってないが、実際の本性は自分以外の人間を自分の欲望を満たす道具しか見ず、

その上に他人の人生を台無しにするのは大好きという最悪の破戒僧。

だからこそどんな重罪人でも「許す」、桜と主人公の恋が進展した後で彼女を取り込む(後に自分の首を締めることになったが)。

BBは物語前半で言った「野望」はキアラの物である。


CCCルートヘ進むと、主人公に見逃された2体のアルターエゴはキアラに始末され、

途中「メルトリリスによる殺害」はパッションリップの力を利用して回避した。

主人公がBBをムーンセルから救出できた際に乱入して桜とBBまで取り込み、

乗っ取ったムーンセルとキャスター、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの宝具の力で「魔人」へと変貌し、文字通り「全能」の力を手にする。

その姿は頭部に2本の巨大な角と、蝶のような羽を生やし、周囲には彼女に取り込まれた多くの人間の魂が

怨霊のような姿で現れ、背後には巨大な髑髏と無数の触手が現れる。


戦闘においては人造の神となったことで強化されたダキニ天法と、

サーヴァントですら見切れない神速の武術を振るう。

また、アンデルセンも自身の童話「雪の女王」を準えたサポートスキルでキアラの援護を行う。

(すなわちマスターとサーヴァントの立ち位置が逆である。)

タイムアタックではない分、実力は表ラスボスより遥かに上回る(それでも前作や隠しボスに及ばないが)。

対味方スキルカウンター(MP大ダメージ+キアラ無傷)と「初手宝具+追撃」による攻めはいやらしい。


宝具は『この世、全ての欲(アンリマユ/CCC)』

コードキャスト『万色悠滞』を駆使して人々の魂を自身の身体に招き入れ、供物として捧げる。

そうして何十億という快楽の渦に巻き込んで知性あるものを融かし、その『人生』を一瞬で昇華させる。

地球上に限らず、知的生命体と呼べる存在であれば逃れる術はないという、

アンデルセンが評して曰く『最低最悪の宝具』

人身御供と見せ掛けた蟻地獄としての、殺生院キアラの生き様の極致である。

ゲーム上での効果は、こちらにその時点のHP・MPの99%ダメージを与える、というもの。

ただし、これは下記の理由で「全能を振るうことができない相手」である主人公に対しての効果であり、この制限が無かった場合の効果は不明。


そんな全能の力を以てして、キアラは主人公を相手に競り負けてしまう。

主人公を慕う桜達を取り込み、それらの意識に内から抵抗されたために彼/彼女にだけはその全能の力を振るうことができなかったのだ。

自身の最大にして唯一の天敵に、真っ向からぶつかっていってることに気付かなかったが故の必然的な結果であった。


彼女との闘いの後、ある行動を取るとキアラの「愛」に対する歪んだ捉え方の根底にあるものや、

また、彼女の暴走(迷走)していた「愛」の終着点を見届ける事が出来る。


余談だが、SG入手条件とSG絵もBB同じくかなり特殊で、

すべて開示される前の顔(ボス時の姿)が完全に隠されていおり、三つ目SGの解説文は「その女の本当のSG」となっている。

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