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『スチーム・チーム』再編騒動(きかんしゃトーマス)

すちーむちーむさいへんそうどう

「きかんしゃトーマス」テレビシリーズのレギュラー機関車が入れ替えられた経過と反応について、ここにまとめる。 ※以下の説明にはネタバレが含まれていますので、閲覧に際してはその旨承知願います。
目次[非表示]

プロローグ


「きかんしゃトーマス」テレビシリーズでは、第8シリーズから『スチーム・チーム』と呼ばれるレギュラー蒸気機関車が固定されていた。
しかし、版権を持つマテル社が作品の方針を転換することにした結果、第22シリーズにてメンバーの一部が入れ替えられることとなり、第21シリーズ終盤からメンバー変更のためのシナリオが進められた。


きっかけは…


第21シリーズ終盤2話がそれに該当する。

「はやいぞ!あかいきかんしゃ」

いつも飛ばしすぎを指摘されるジェームス]ジェームス(汽車のえほん)]だが、全く懲りることはなかった。 ある日、ブレーキの異常を指摘されたジェームスだが、修理せず走り続けていたところ、ゴードンの丘でブレーキが効かなくなり暴走。
最後はティドマス機関庫に突っ込んで、機関庫を使えなくするほどぶっ壊して]レベルを上げて物理で殴る]しまった。

「エドワードのやすむばしょ」

前話の影響でティドマス機関庫(とジェームス)が修理のため使えなくなってしまった。
そこでエドワード]エドワード(汽車のえほん)]は自らの支線に近い[[フィリップ]フィリップ(汽車のえほん)]の機関庫を間借りしたが、生来お喋りの上に興奮したフィリップが喋り続けたため、エドワードは休めなかった。 エドワードは休める場所を求めて転々とするも、落ち着ける場所がなく、最後は再びフィリップの機関庫で休むことに。
適度な会話に抑えたフィリップの協力もあり、二人は意気投合。
かくして、ティドマス機関庫(とジェームス)の修理が終わった後も、エドワードはフィリップの機関庫に転籍することとなった。


からの新シリーズ予告編


第22シリーズスタートを前に、それまでのテレビシリーズの構成を大きく変更したものとなったことが示された。
本編はこれまでのソドー島周辺の物語だけでなく、トーマスが世界中を走り回る新ストーリーが明らかに。
そしてこれまた一新されたオープニングでは、トーマスが世界を駆け巡る様子も示されたが、それ以上に衝撃を与えたのはレギュラー機関車の紹介。
エドワード、ヘンリー]ヘンリー(汽車のえほん)]、[[トビー]トビー(汽車のえほん)]の姿がそこにはなく、替わって[[ニアレベッカという女性人格の機関車が加えられていたのだ。
「前シリーズの引きからエドワードはわかるが、ヘンリーとトビーは!?」「なんだあの機関車、新人?」とファンをざわつかせた。


そして問題の第22シリーズ開始


トーマスが世界各地を走るAパート、旧来のソドー島周辺の物語であるBパートの2部構成となった。

Bパート初回は、既にエドワードがティドマス機関庫から転籍しており、その後釜にニアという新しい機関車が加わった状態でスタート。
ティドマス機関庫からエドワードがいなくなったことをゴードン]ゴードン(汽車のえほん)]が愚痴る中、ヘンリーがエドワードに倣ってウェルスワース駅近くの機関庫に転籍することを公言。 これに拗ねたゴードンが機関庫に籠ってしまったが、ニアが宥めて仕事に戻らせた。
そして4話目にヘンリーの後釜としてレベッカが加わる話が放映された。

なお、トビーは転籍などの明確なエピソードが示されていない(というか、トビーの本拠地は元々別の機関庫である)。


どうしてこうなった


何故このような大幅変更が行われたのかというと、それはやはり例のアレ]大人の事情] ……ではなく、もっと深い事情があった。

実はこの第22シリーズはマテル社と国際連合との共同製作となった。
それに伴い、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGS)のうち、5つの目標を作品に取り入れたのだという。+1
これにより、ジェンダーバランスの調整でスチーム・チームのメンバー変更が行われた。
世界的に有名な大作ゆえの、壮大なスケールの事情が絡んでいたのだ。


ファンの反応は?


この第22シリーズ開始当初から、旧来のファンからは非難の声が上がった。
事情を知る由もないファンにしてみれば、唐突なレギュラー変更なんてたまったものではないだろう。
特に本拠地から遠く離れた島国の民にしたら、こんな年中トラブルを起こしている鉄道の話]じこはおこるさ]が中心のコンテンツなのに国連から認められるなんて、誰が想像しえただろうか。 前述のゴードンは「何もかも変えてしまう気か」とトップハム・ハット卿に怒っていたが、この言葉はむしろ制作側に対するファンの気持ちを代弁しているように感じた人もいるかもしれない。

とはいえ、国連が絡んでいるからと知ったところで、レギュラー陣でも良識派や癒し系ばかり外されて、残ったのが愉快な仲間たちだらけの現状では(新レギュラー達が常識的であるのを差し引いても)大差ないような気もするが…。


その後


第23シリーズ以降は国連との提携が解消されて、SDGSの反映も行われていない。
だが、それでも彼らは……。

まあ、準レギュラーに降格したというだけで、たまには出てくるはずなので安心して欲しい(何の慰めにもならないが)。


補足


国連の共同制作については、正確には直前の長編「きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー」からとなっており、ニアはこの作品が初登場。主役級のポジションであった。
この時はソドー島が出てくること自体少なかったため、スチーム・チームのメンバー構成には影響なかった。
もっとも、話の結末を考えると、この時点で既にメンバー変更の伏線は張られていたことになるのだが。

関連項目


きかんしゃトーマス


  1. 1 国連の公式プレスリリース(英語) 外部リンク

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