データ
初出 | 第3世代 |
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タイプ | ひこう |
分類 | 物理 |
威力 | 85 |
命中率 | 85 |
PP | 5 |
範囲 | 1匹選択 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 1ターン目に飛び跳ねて2ターン目に攻撃。30%の確率で相手を麻痺させる |
英語名 | Bounce |
概要
第3世代のRSEから登場した技。
威力と追加効果だけをみればのしかかりと同じであり、そらをとぶとのしかかりを合体させたような技といえる。
そらをとぶと同様に、かみなりやスカイアッパーなど一部の技は通常通り当たってしまう。
対戦での変遷
当初はギャロップ系統とブーピッグ系統だけが自力で覚える技だった。
第4世代のプラチナで教え技となり多くのポケモンが覚えられるようになった。
第7世代時点で、コイキングが覚えられる唯一の教え技であり、コイキングを戦わせたいというときに、ゴーストタイプ相手でも止まらないとして採用されたりする。
また、ギャラドスが使える唯一のひこう物理技でもあるのだが、対戦においては威力も命中率も低く、技の性能の割にPPも非常に少ない。
まひ状態の追加効果は確率もそれなりにあるため強力だが、2ターン掛かるデメリットが足を引っ張る。
Z化で高威力のひこう技になるためギャラドスにも採用されるが、基本Zワザとセットなのでこの技を素撃ちする光景を対戦で見かけることは稀だろう……。
と侮っているとこうなる(逆視点)から頭の片隅には入れておくこと。
USUMでマッシブーンも覚えられるようになったのでコイツも対むし・かくとう用に(Zワザとセットで)採用されることがあるかもしれない。
第8世代ではダイマックスしてから使うと威力130のひこう技「ダイジェット」になり、自陣の素早さが1段階上がる効果になるため、ギャラドスのメインウェポンにまで昇格した。
加えて相手のダイマックスターンを消費できるため、今までデメリットだった2ターン掛かる点が評価の対象になり、前世代とは一転、素打ちする光景をよく見るようになった。
ギャラドスはもとより、ホルードやアマージョなどまともなひこう技がとびはねるのみ、あるいはとびはねるとアクロバット(こちらはダイマックスしても威力110)のみというポケモンも多く、思わぬ相手からひこう技が飛んでくることもあり、ひこう弱点のポケモンは油断できなくなった。
関連項目
他1ターン回避して攻撃する溜め技