概要
2012年から、白泉社の「花とゆめONLINE」で連載を開始、2013年に本誌「花とゆめ」でも連載を開始した作品。作者は柚木色。
単行本は2023年1月の時点で19巻まで発売。
あらすじ・ストーリー
のんびりぼんやりフリーターの周悠哉は、とある雨の日に2匹の捨てぬこを拾う。本人たちによると、「ぬこ」とはネコ目ヒト科であり、猫が人寄りに進化した種族だという。
しっかり者のケイ君と、甘えん坊のささめちゃん。この1人と2匹が織りなすゆるゆるな"ニャンダフルライフ"。
登場キャラクター
主要登場キャラクター
- 周悠哉(24歳)
のんびり屋のフリーター。
手先が器用で、裁縫から料理、ケーキ作りまでおちゃのこさいさい。彼の料理に胃袋を捕まれた方は多数で、女子からは羨ましがられる。
母親がフランス人とのハーフ。ただし、自由奔放な性格の母親だったため、弟の世話をほとんど一人でこなしてきた。
高校生のころ、彼女だった祈が病で死去。
- ケイ(1歳)
ツンデレなミケぬこ。性別はオス。理系脳で、悠哉の隣で料理をよくやっている。本人曰く、「おいしい」と言われるのは嬉しいとのこと。
純度100%のツッコミ役。酔うと泣き虫になる。恋心がよくわからない。
漫画作品の宿命か、ツッコミ役のため度々不憫な目にあっている。特にリクやリッカの野良ぬこには、カナの弟と言うだけでイジメられている。それについてカナ自身何も思っておらず、ひたすらにケイだけが被害を受けている状態。
- ささめ(7ヶ月)
甘え上手な黒ぬこ。性別はメス。文系脳で、男勝りなイケメンな顔を見せるときもある。
コミックス8巻以降、遥紀に好意を寄せる。やがて告白し、想いは伝わる。
常識的ではあるが、たまにボケ役になる。酔うとキス魔になる。
その他の登場キャラクター
- 岸本大和(24歳):男性。養護教諭。めちゃくちゃ甘党。
- 周遥紀(20歳):男性。悠哉の弟で現役モデル。女性全般に苦手意識をもつ。
- 由岐村祈(享年18歳):故人。悠哉の彼女であった女性で、食いしん坊。
- 露里一:男性。カナの飼い主。祈のいとこ。セコム。
- 飛禅明日可:一の友達。商店街の魚屋の三男。
- 飛禅弥生(中3):明日可の妹。兄のストッパー。
- 由岐村匠(40代):一の叔父であり、祈の父。カナの飼い主。
- 実羽(13歳):霊感がある。親とも学校ともうまくやっていけず、悠哉から勉強を学んでいる。
- カナ(1歳):メスのミケぬこ。ケイの双子の姉。おてんばお嬢様。
- リク:野良の白ぬこ(♂)。カナとリッカが大事すぎて少しこじらせている。
- リッカ:野良のシャムぬこ(♂)。リクのことは兄のようにおもっている。
- コハク:犬のような見た目の「いぬこ」。ケイが名付け親。出身は外国のジャングル。