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概要

GANMAにて連載中の「多数欠」シリーズに登場する王野頼音×柳陽翔の腐向けカップリングタグ。

二部主人公と一部ラスボスと重要ポジションに置かれており、何かとニコイチ扱いされがちな二人でもある。

馴れ初め

突如として全世界へ向けて始まった「多数欠」により従兄弟であり親友だった王野佳月を亡くした王野頼音は、佳月と生きた世界を守るために日夜奮闘し続けていた。

仇である皇帝へ激しい恨みを募らせながらも、同じように世界を存続させようと皇帝を偽っていた現皇帝サイドと接触を果たし、自分達の目的が同じであることを知る。また同時期に宣戦布告を行ってきた女王と名乗る人物を打ち倒すため彼らの仲間となった。

一度は一部にて討伐された皇帝・柳 陽翔だったが、彼の姉である女王(更に具体的に言えばその側近である霧島輝)によって蘇らせられ、同じ目的のために現皇帝サイドを打ち倒そうと前線へ出るようになる。

皇帝が街中に出没したことを知った頼音は司令塔である八木橋・須藤の指示によって彼と接触する。皇帝から情報を聞き出すため嘘と真実を織り交ぜながら会話した末に「『皇帝は今後一切俺に危害が及ぶようなことはしない』代わりに『俺は(仲間である龍太の)味方になる、偽証はしない、絶対に裏切らない』」ことを約束し、対皇帝絶対防御を獲得した。

女王側についていながら現皇帝サイドへ戻り情報を収集する、という建前の元女王軍の情報を集め、彼らを倒すために内心では憎悪を抱きながらも二重スパイ生活を送る事になった頼音だが、皇帝との時間を過ごす度に心境に変化が訪れていく。歳の近い自分を友人のように思い親しげに話しかける無邪気な笑顔に心を動かされ、いつしか彼に本当の友情を抱くように。

「(…なんだよ今の無邪気な笑い方……こいつが俺に好意的な理由って交渉権だけじゃないな…)」

「(こいつ……歳が近い俺を友達みたいに思ってるんだ…ずっと独りで苦しんできた…って話だけは聞いてる だからこいつは…心底喜んでるのか 俺の存在に…)」

「(くそッ…何でだよ…?)」

「(こいつは…皇帝は佳月を殺したのに…何十億の人間を殺した奴なのに なんで…なんで俺の胸は痛むんだよ…)」

また、陽翔も初めてできた友人である頼音と交流を積み重ねるにつれ普通の少年のような振る舞い方をするようになり、また人を信じられる幸せを思い出すようになっていく。

「それに俺…頼音を信じて待ちたいんだ 収容所の悪夢のせいで忘れていた気持ち…人を信じられる事って こんなにも幸せだから…」

最終作戦では、本来使うはずだった命令権の効力が宿った封筒5「愛せ」を破き、更に対皇帝絶対防御を自ら放棄してまで「愛せに代わる決意」を示して陽翔に自分の本心を伝えた。

「『俺は…多数欠で親友だった親戚を失った …その事については正直恨みはあった』」

「『でも一緒の時間を過ごすうちに…陽翔も本当は普通の少年なんだって思うようになった 気づいたら俺は「皇帝」じゃなく「陽翔」を見ていた 俺に友情を向けて無邪気に笑う陽翔を…』」

「『「皇帝」としては大変な事をしてしまった…けど俺はもう…誰に何と言われようとどんなに矛盾しようと…自分の気持ちに「嘘」はつかないと決めたんだ』」

「『俺はお前の親友で…お前は俺の大切な親友だ…!!』」

「『どんな悪事や欺きがお前の姿を曇らせても その向こう側にいる純粋な…本当のお前を俺は信じる…!約束する!たとえいつどこでどんな事があろうとも 俺は必ず陽翔を救いに行く…!!』」

その後、多数欠が行われる前に時が戻った際、収容所を襲撃し陽翔を助け出す。

頼音は「たとえいつどこでどんな事があろうとも必ず救いに行く」という言葉を信じ救出を待ち続けていた陽翔を、収容所からも皇帝の呪縛からも正真正銘救い出したのだった。

「…約束通り、助けに来たぞ 陽翔」

「…うん、待ってたよ頼音…!」

3部

大量の特権利が紐付けされている陽翔が死ぬことを避けるため、基本頼音が防衛についている。そのため戦闘パートでは基本二人で行動を共にしているのだが、基本的に日常パートでも必ず二人一緒にいる。

また陽翔に至ってはモノローグで頻繁に頼音の名前を出しており、特に関係がない時にさえ強制的に関連付けている場合もある。

「特権回収権!頼音のリストバンドを回収!」

「…ここの外には干渉できないか」

第175話「約束の朝」では到達すれば高確率で死亡するであろうと言われていた神の領域に乗り込む際、前日に与えられた一日の猶予中に二人でゲームをしている姿が描かれている。

第181話「キミが信じるなら《モト》」では皇帝としての自分と本当の自分の在り方に惑った陽翔が騎士とアレックスの言葉により頼音から向けられた言葉を思い出し、本当の自分に向き合うといったシーンがある。

「もし俺が俺に迷っても、見つけてくれる頼音がいるから…前だけ見て歩けるはず」

第208話「審判の666」では頼音が陽翔を救出するシーンを背景に、多数欠内における神から「あなたは知ったはずです 『愛』という力の尊さを」と言われるシーンがある。

第215話「生命なき命」では頼音の獲得した共有権が「陽翔に想いを伝えたい」と強く願って生まれたものであることが判明した。

おまけ漫画

作者が本編とは関係の無いギャグとして書いているため著しくキャラ崩壊している。

特に頼音は陽翔のモンスターペアレントと化しており、陽翔は頼音の過激派限界オタクになっている。下記は一部抜粋。

2部番外編②男子会

実篤「…まぁ…あるとしたらやっぱり多数欠かな」

実篤「ホント…いろんな事があったよな…世界中の人が死んだ時はどうなる事かと思ったけど…」

頼音「急にシリアスぶっ込むのやめろクソアツ!陽翔が泣いちゃうじゃねーか!!」

陽翔「ごめんなさいー…」

3部番外編1 デート追跡作戦

イクサ&めぐる、臣&理科、相馬&依恋、コージ&たっちゃんのカップルデート(+リンネに片思いする甲斐が差し入れを購入する現場、八木橋と須藤が買い物している現場)を追跡している実篤&紗綾を追跡する頼音と陽翔

陽翔「…尾行デート満喫してるなー」

頼音「俺たちも追うか?」

陽翔「うんにゃ帰ってゲームしよ」

頼音「はいよー」

7/21 第2部60話更新

臣「健やかなる時も〜病める時も〜愛し合うと誓うべか〜?」

「誓います…♡(実篤&紗綾&龍太、篠崎&相馬&依恋、頼音&陽翔)」

9/22 第2部69話更新

陽翔「俺のは頼音だ!いいだろ〜!(笑顔の頼音の写真を待ち受け画面にしている)」

10/13 第2話72話更新

実篤「さて先週無事に頼音と皇帝が結ばれたわけだが」

龍太「語弊しかない」

実篤「子供の名前は頼ン陽翔になると思う」

龍太「ツッコミ所しかない」

一彦「男同士で子供作れなくない…?」

煮しめ「適切な特権利でどうにでもなるんじゃない?」

実篤「無限の可能性の扉を開くのやめろ」

12/8 第3部4話更新

頼音「というか3部ハート苦戦してるな 虎には荷が重いかな?(フフン)」

陽翔「頼音が出てないからクソ」

12/22 第3部6話更新

陽翔が「親友と一緒のクリスマス…!最高…!!」

頼音(ワイングラス片手に笑顔)

実篤「親友となら一線を越えそうな奴が来た…」

3/9 第3部17話

陽翔「い…いつもありがとうな頼音…」

頼音「これからもよろしくな陽翔…」

実篤「付き合って1ヶ月記念日のカップルか何か?」

3/16 第3部18話

陽翔「お金稼ぐのめんどくさいから回収しようぜ!」

頼音「陽翔は賢いなぁ」

実篤「陽翔が絡んだ時の頼音のポンコツは異常」

3/23 第3部19話更新

頼音「お手紙と言えば…俺の髪の構造に関する質問が来てたな…」

陽翔「頼音はモッフモフだぞ!」

実篤「え?皇帝 頼音モフってるの?ペットなの?」

3/30 第3部20話更新

頼音「よっしゃモフれ」

陽翔「わーいモフモフだー!」

実篤「…もしかしてモフィアですか?ポンコツキングさん」

4/27 第3部24話更新

陽翔「絆の日だ…俺と頼音の…!」

頼音「よ…よせよ照れるぜ…」

騎士「ちゅーするの!?」

8/3 第3部37話更新

陽翔「8月1日は頼音の誕生日だったんですけどぉー!?祝せ!」

頼音「陽翔の家でお泊まり楽しかったな」

10/19 第3部45話更新

陽翔「俺は英語もイタリア語もドイツ語もフランス語もできるぞ!(えっへん)」

頼音「タラタティーヴァ懐かしいなー エンペラー繋がりで皇居跡に塔なー。はるとは天才」

11/16 第3部52話更新

頼音「陽翔と結婚してからもう1年経つのか…陽翔の家(拠点)に足繁く通った2部が懐かしいぜ…」

実篤「頼音 その手の嘘は冗談と言わず燃料と言うんだぞ」

4/5 第3部72話

ヘアカットの話題

陽翔「頼音とおそろいの髪型だぜー!」

頼音(後ろでグッドサイン)

5/10 第3部77話

陽翔「俺と頼音の友情物語が常時無料じゃなくなるだと…!?(第2部)」

頼音「よし編集部を全員傀儡にしよう」

実篤「頼音の思考が次期皇帝レベル」

頼音「そしたら陽翔が俺を助けにくれば感動の友情物語になるから問題ない!」

8/30 第3部93話

陽翔「太陽かぁ…俺にとって頼音は太陽だなぁ…」

11/1 第3部102話更新

陽翔&騎士「トリック or トリート!!!」

実篤「毎年飽きもせず生き生きしてる」

如月「ふふ…陽翔にならイタズラされるのも良いわね…」

頼音「そうだなトリックで頼むぜ」

11/29 第3部106話更新

陽翔「ん〜肉んまい!」

如月「ロースが焼けたわよ」

頼音「カルビも焼けたぜ」

鉄平「ほらほら陽翔口の周りについてるぞ」

5/22 第3部131話

陽翔「頼音なんて頻繁にお泊まりに来て毎日遊んでるもんねー」

頼音「そうそう最近は週7だ」

実篤「もう住んでるだろ」

7/31 第3部141話

陽翔「頼音といつまで遊んだりできるかな…?ほら学校とか忙しくなったり…」

実篤「…見えます…明るい家庭を築く頼音陽翔(ラインハルト)の姿が…」

頼音「…なんか違くない?」

1/15 第3部165話

陽翔「大人ってすぐ色恋話で盛り上がるよなー…?俺まだよくわかんないや」

騎士「頼音のことを考えてみろ……それが恋だぞ」

頼音(後ろで頬を染める)

6/3 第3部更新

陽翔「第1部のヒロインは臣 第2部は俺 第3部は奏斗…って噂は本当?」

8/13 第3部193話

頼音「ふとんが吹っ飛んだ…まぁ嘘だけどな…!」

陽翔「さすが頼音!」

実篤「第2部感動のペアが今ではこのポンコツ」

10/15 第3部201話

如月「陽翔にそんな事があったらと思うと…」

頼音「許せないな潰すしかない」

陽翔「こういうの何ていうの?」

実篤「過保護またはモンペ」

11/6 休載

陽翔「(人気投票にて)上位になったら姉さんにお祝いのケーキ買ってもらおうかな〜」

騎士「下位に買わせれば?高価な壺とかも」

実篤「騎士の中で下位は奴隷か何かなの…?」

如月「陽翔以外に1位は考えられないわ」

頼音「今年の赤ちゃん命名ランキングでも1位だったしな」

実篤「お前ら絶対陽翔に投票しただろ」

2023/1/6

頼音「今度 美術の課題でポスター制作やる事になってさ 候補3つ作ったからどれが一番いいか選んでくれ!」

陽翔「頼音が作ったポスターは全部いいに決まってるぞ 異論があれば殺す」

実篤「すぐ過激派限界オタクみたいになるのやめなさい」

2023/2/10

如月「愛…そうね 愛はすべてに勝るわ」

頼音「友情…愛情 慈愛…全部愛だもんな」

実篤「陽翔のモンペムーブを正当化する流れ来た」

2023/4/14

頼音「10日は陽翔の誕生日だったのに5連ケツに尺を取られた…絶許」

2023/7/14

頼音「2部1話は7月14日…つまり今日の出来事だ」

陽翔「嘘のニオイがしてた日だ!」

頼音「陽翔のニオイも届いてたぜ」

陽翔「めっちゃ臭い人みたいに言うな」

龍太「んじゃサネ強制連行してナンパ行ってくる♪」

陽翔「頼音の話を無視した罰として多数欠採ろ」

2023/8/3

佳月「頼音 誕生日おめでと!俺からのプレゼントだ」

陽翔「こんにちは プレゼントです」

実篤「どこからツッコめばいいんだ」

2023/10/6

頼音「俺の陽翔を泣かせる奴は許さない!偽証権発動!この8コマは陽翔の勝利で終わらない!!」

2023/12/22

陽翔「1~3部無料開放中だぞ 2部オススメだぞ俺いっぱい出てるから」

騎士「頼音と陽翔の馴れ初め物語」

実篤「語弊しかない」

その他にも多々存在する。

余談

・頼音が陽翔に本心を告白するシーンは作者に「何これ告白するの?と思った」と言われている。

・また作者による告白コラが作られている。

・頼音の救出を待つ陽翔の姿がさながらヒロインであるとネタにされており、作者も何度かそのネタを擦っている。無論非公式であることに留意が必要。

アニメの2部キービジュアルでは実篤がいた位置に頼音、沙綾がいた位置に陽翔が置かれている。

・原作2部では登校中の頼音が実篤・龍太・一彦・臣に見つかり同じ電車かよ…と呆れ笑いをして〆だったが、アニメでは実篤・龍太・一彦・臣とゲームセンターに向かった際彼らが背中に隠していた陽翔をサプライズでお披露目し、頬を染めながら微笑み合う頼音と陽翔で〆に改変されている。

関連タグ

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