概要
アイアン・スパイダーとは、スパイダーマンのためにアイアンマン(トニー・スターク)によって開発されたスパイダーマン用アーマーのパワードスーツ。背中から伸びる自在に動かせる3本のスパイダーアームや手から放つリパルサー・ウェブなどの性能がある。
直接の関係はないが、形式的にドクター・オクトパスの意匠 (つまりスーペリア・スパイダーマン) を受け継いだ形にもなる。
アニメシリーズ「アルティメットスパイダーマン」の「アイアン・スパイダー誕生」にて初登場。
第3期(ウェブ・ウォーリアーズ)からは天才少年アマデウス・チョに受け継がれた。
映画(MCU)版
スタークさん、これピカピカの新車みたい!
アイアンマンと同じ赤と金のツートンカラーだったコミック版からアレンジされ、通常コスチュームのカラーに金色が加わったデザインになっている。
同作で登場するアイアンマンマーク50同様ナノマシンで構成されているため、スパイダーアーム「ピンサー」はピーターの意志に応じて形成される優れもの。ちなみに1本増えて4本脚になっている(両手足と合わせると8本足=クモになる)。
またウェブウイングも展開可能。
『スパイダーマン:ホームカミング』のラストで、ヴァルチャー逮捕に貢献したピーターのアベンジャーズ加入が認められ、そのお祝いとしてトニーが用意したものの、当のピーターは自身の未熟さを自覚していたこともあり、トニーの振る舞いを「自分を試すためのテスト」と深読みしてチーム加入とスーツ受領を辞退して帰宅。あっけにとられたトニーにより、スーツはアベンジャーズ基地で保管されることになった。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、ハイテク・スーツのままブラック・オーダーの宇宙船にしがみついてしまい、酸素不足になったピーターを助けるべくトニーがアベンジャーズ基地から射出、空中で装着してお披露目となった。そのままパラシュートを展開させて地上に帰そうとするものの、ピーターはもう一度宇宙船に乗り込んでしまったため、以後はこれを装着したまま活動を続けた。
『エンドゲーム』終盤の戦いでは終始こちらを装着していたが、『ファー・フロム・ホーム』では序盤にイベント出演用の衣装として使われた後、欧州旅行を満喫したかったピーターがあえて家に置いていき(その際、家庭用電源での充電シーンが描かれている)、メインの戦闘はステルス・スーツ(ナイト・モンキー)とピーター自身が設計したアップグレード・スーツが使用された。
『ノー・ウェイ・ホーム』の予告映像で登場することが判明している。どうやら、意匠の原点であるドクター・オクトパスとの対決に用いられるようだが…?
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アイアンスパイダー:表記ゆれ