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概要

本来のコンビーフ(Corned Beef)とは、塩漬け牛肉であり、ここでのCornとは岩塩のことである。


JAS定義によれば「畜産物缶詰又は畜産物詰のうち、食肉漬け込み煮熟した後、ほぐし又はほぐさないで、食用油脂、調味料、香辛料等を加え又は加えないで詰めたもの」。

一般的な言い方をすれば、塩漬けにした肉を加熱した食品を指す。

そのまま食べる他、様々な料理において材料として使用する。

塩漬けによって肉のうま味が独特の風味を持って美味であり、缶に充填されることにより保存性が非常に高まった。


日本ではメイン画像のような姿の枕缶)で流通することが多く、この台形の缶はコンビーフの代名詞になっている。

形状の由来は手作業で充填する際、缶とコンビーフの間に隙間が生じることによる酸化→劣化を防ぐためであり、他の缶詰では煮汁やシロップが用いられるところだがコンビーフは汁けがないために、この形状の缶が今も用いられている。

開封の際は金属のカギ(と呼ばれるパーツ)で帯状に切り取らせる形が取られ、これもコンビーフ特有(同様の開封法を取る缶詰に「チューリップ」ランチョンミートがある)の開封法としてよく知られる。

近年では他の缶詰同様のプルトップ缶や、レトルトパック入りになっていることも多い。

なお、コンビーフ缶詰の代名詞とも言うべき枕缶だが、コンビーフ製造の元祖にして最大手であるノザキ(現・川商フーズ)が枕缶の製造が困難になってきたことを理由に生産中止を発表。のべ70年に渡って親しまれてきたコンビーフの枕缶は終焉を迎えることになった。以降は改良を加えた新式缶詰に移行するとのことである。


ニューコンミート

日本においてコンビーフを普及させたノザキ産業による製品のひとつ。

肉の嵩増しに馬肉を使用しており、その分価格が抑えられている。

かつてはニューコンビーフの名前で販売されていたが、現在ではJAS法の改正により「コンビーフ」は牛肉100%製品のみ名乗ることが許されている。


コンビーフを使った主な料理


関連項目

缶詰 コンビーフの日

ツナ 大和煮

コンビーフたん

サンダー杉山 - プロレスラー。学研ひみつシリーズ『NHKハテナゲーム 魔法実験のひみつ』に登場し、コンビーフを食べる場面がある。

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