プロフィール
ウェリントンウェルズ放送サービスのテレビ、ラジオに登場するコメディアン。その人気ぶりはウェリントンウェルズの顔として知らないものはいないほど。ちなみにファンクラブまである。
ジャックおじさん
ウェリントンウェルズ放送サービスのコメディアン。
彼の番組は街の全てのテレビやラジオで常に放送されており、その内容の多くは住民を笑わせ、安心させるために作成されたもの。
彼の主な役割は、「おがくずはパンの素晴らしい代替品である」「食糧危機なんて起きていないよ」という声明のように、さまざまな種類の食品添加物、代替品、農業食品について人々に教えることで、都市の食糧不足などの危機を隠蔽しながらJOYをすすめること。
過去
ネタバレ注意
本名は「ジャック・ワージング」
第二次世界大戦前、
ジャックはウィルケンプトラベリングプレイヤーズの元主演俳優だった。
大戦中1度も戦場に立つことはなく、
ドイツ占領下後もドイツ職業協会のアナウンサーとして敵国であるドイツ語を用いて情報を発信し続けた。
彼は占領軍の協力者であり、ドイツ帝国のイギリス占領を容易にする穏やかで家族的な人物であった。
ドイツ人が13歳の子供を集めて強制収容所に送り始めると、彼の政治的影響力のおかげで娘を隠すことができるものの、ジャックは自分の判断を良いとは思えなかった。
彼の娘は協力していた兵士の1人オリーによってドイツ軍にジャックが娘を匿っている事実を密告。
マーガレットは逃げようとするも射殺されてしまう。
そして、娘を守りきれなかった哀しみから逃れるようにジョイを飲み、常に彼女を思い出させるものを避けるようになる。
ドイツが勝利を収めた後、ジャックは逮捕され、後に解放されウェリントンウェルズのエンターテイメントショーの顔となった。
最後の放送
最重要ネタバレ注意!!
私たちの時間は、終わりに来ているのではないかと思います。
実は街で放送され続けていた番組は
全て過去に収録されていたものであった
ジャックのいない放送局に残されたテープに最後の番組は収録されていた。
内容は食糧危機の噂は嘘であると発表する予定であったが、収録の最中に突如彼は過去のトラウマの数々を思い出し始め徐々に彼と街の真実を語り、住民にただちにJOYの使用をやめるように叫びだす。
最後にはあまりの辛さに狂い、バットを振り回して放送局を襲った後、行方不明となってしまった。
オリールートにて、
放送されていなかったその番組は、
オリーが街の真実を伝える為に街中に放送された。