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ピクシブ百科事典

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基礎データ

全国図鑑No.0036
ジョウト図鑑No.042
シンオウ図鑑No.101
イッシュ図鑑No.090
アローラ図鑑(SM)No.212 (ウラウラ図鑑:No.084)
アローラ図鑑(USUM)No.274 (ウラウラ図鑑:No.095)
ガラル図鑑No.256 (カンムリ図鑑:No.045)
ヒスイ図鑑No.201
英語名Clefable
ぶんるいようせいポケモン
タイプノーマルフェアリー(第6世代から)
たかさ1.3m
おもさ40.0kg
とくせいメロメロボディ / マジックガード(第4世代から) / てんねん(隠れ特性)
タマゴグループようせい


進化

ピィとピッピ人形


ピィピッピ(なつき進化)→ピクシー(つきのいし)

概要

ピッピにつきのいしを使用すると進化するポケモン。
全体的に大きくなり、耳や羽、手足などの各部が少し長くなった。
名前の由来はそのまんまピクシーから。

とてつもない聴力を持ち、1km先で落ちた針の音を聞くことができるという。そのため騒がしい環境を嫌い、静かな山奥で群れを作りひっそりと暮らしている。
自分たちの世界を大事にしているらしく、人前に姿を現す事は滅多にない。
その設定ゆえか、第5世代と第8世代でしか野生出現例はない。そして出現する場所も、恐ろしい言い伝えのために人が滅多に訪れないジャイアントホール、そして野生ポケモンの強さゆえにジムチャレンジャー程度の実力はないと立ち入れないワイルドエリアとなっている。

満月の夜には人気のいないで遊ぶと云われているが、その聴力に加えて気配を感じ取る事にも長けているため、誰かが近づくとすぐに逃げてしまう。
それ故、つがいのピクシーがスキップするというレアな光景を見れた者は、幸せな結婚が出来ると伝えられている。

諸設定がまだ固まっていなかった初代では妖精の仲間に区分されていたが、のちに本当にフェアリータイプに区分された(青の図鑑説明より)。

進化前のピッピは主にカントー地方でガールスカウト等がよく使うが、ピクシーを使ってくるトレーナーは殆どいない。その為、可愛い見た目や幻想的な設定、中々の性能などを有していながら、進化前の悪評に引きづられる形でイマイチ人気を得られていなかった。

しかし第七世代の『サン・ムーン』にてルザミーネの先発として登場。想像以上の特殊耐久力や「ゆびをふる」による思いがけない攻撃など、進化前とは違う形で存在感を発揮し、大幅なイメージ復権を果たした。

pokemon


色違いは、茶色い耳先が緑色になる。

ゲームでの性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
95707385→95(XYから)85→90(金銀から)60383→473(金銀から)→483(XYから)


初代から高いHPやバランスの良いステータスを持ち、覚えられる技も非常に多彩。だが石進化のポケモンなので、レベル技は進化前に覚えさせておくようにする事。
99カップでは万能型として活躍し、以降のどの世代でもメジャー級には劣るもののそれなりの地位を保っている。
物理と特殊のどちらでも一通り戦える性能を持っているが、下記の事情から第6世代以降は殆どが特殊型で運用されている。

第2世代ではアンコールはらだいこのコンボが凶悪で、一部では禁止指定になるほどに。
回復技でつきのひかりを習得したので耐久型も強い。

第3世代ではコスモパワーで仕様変更による耐久低下をカバー。
こごえるかぜこのゆびとまれのサポートでダブルバトルでも活躍。
なお、この世代でのみタマゴうみを習得できる。勿論性別不問で。トゲピー系も覚えられるが、何故だろうか…
因みに、この世代にてコメットパンチを習得したが、こうげきが低い上、タイプ不一致なため、活かしにくい。

第4世代では強特性「マジックガード」を習得。
ステルスロックやまきびし、天候、状態異常や技やいのちのたまの反動を無効に出来る(同タイプでも屈指の汚れ役なのに汚れないとはこれ如何にだが)。
すてみタックルを無反動で使える他、どくどくだま+からげんきのコンボや、無反動のいのちのたまを使用しての特殊型など使い道は豊富。
プラチナ以降はトリックでかえんだまを押しつけるなど、時代に合わせて様々な強化がされている。

第5世代ではマジックガード仲間としてランクルスシンボラーが登場。だがそれぞれ役割が違うので劣化や上位互換とはなりにくい。
また、隠れ特性「てんねん」が追加され、前述したコスモパワーなどを安心して積めるようになり耐久型も強化された。BW2の隠し穴で比較的入手しやすいのも利点。


第6世代ではなんとタイプがフェアリー単色の差し替えとなり、名実ともに妖精ポケモンとなった。特攻も僅かだが上昇している。
今まで苦手としていた格闘タイプを逆に返り討ちにできるようになったが、すてみタックルなどのノーマル技が一致ではなくなった為、それまでの型では上手く戦えなくなってしまった。
物理フェアリー技であるじゃれつくは覚えられないので、積んだとしても火力不足感が拭えない。サブウェポンは豊富にあるので後は一致物理技でもあれば……といったところ。

しかしフェアリーに変化したことで、ちいさくなるが以前以上に使いやすくなったのが大きな強み。
ちいさくなるの回避率を無効化する技のうちドラゴンダイブは無効化、フライングプレスハードローラーは半減される。それ以外は採用率の低いノーマル技か2ターン技で使いづらいゴーストダイブしかない。
必中技も元の威力が低いものが多く、威力が高めのはどうだんも半減。さらに特性が「てんねん」ならちいさくなる同士の積み合いにも一方的に強くなる。

その為、一度ピクシーにちいさくなるを積まれると、「するどいめ」やくろいきりなど攻撃技以外のサポートを使わなければロクに手が付けられなくなる

そして、ピクシーの最も恐ろしい点は対戦において「マジックガード」も「てんねん」も積み技とのシナジーが高く、どちらの特性を採用した型も使用率が高いこと。
ピクシーを出されるとどっちの特性を使っているか分からない相手は、状態異常技も積み技も使い辛くなる状況に陥ってしまう。まるで第五世代までのドータクンを彷彿とさせる。

さらに元ノーマルタイプの名残で、技マシンで覚えられる技が非常に多いままであり、特殊技のレパートリーが豊富な事も使用率が高い理由。
イメージ的にもピッタリな一致技ムーンフォースを習得でき、不一致だがアシストパワーも非常に強力。

まさに何もかもがピクシーにとって追い風であり、メタな対策を取られ徐々に数を減らしてきているラッキーに変わる新たなピンクの悪魔としての頭角を現わしつつある。
今宵もどこかのレートでピクシーはちいさくなるを積み、数多のプレイヤーをイライラさせているであろう…。
結局進化しても他人をイライラさせることには変わらない種族なのかもしれない。

だが第七世代にて、必中の鋼技であるスマートホーンが、ヘビーボンバーにちいさくなる特効が追加され、あっさり突破される機会も増える。現在これらをメインウェポンに据えるカミツルギテッカグヤが環境に蔓延っているため、居座りが難しくなった。

とはいえ特性の2択は依然として強力であり、上記も逆を言えばピクシーがカミツルギ・テッカグヤホイホイに成りうるため、他のメンバーで狩る体勢を整えておこう。
問題はテッカグヤの型が非常に多いことだが…

第八世代では、あらゆるポケモンが使えるダイマックスわざが必中であるためちいさくなる型の使い勝手はさらに落ちてしまったと言える。
ただしダイマックスは3ターンのみなので、使用後ならば一応効果的に使うことは可能。
また、ダイマックスわざにより天候変化や能力変化が全世代までの比ではない頻度で飛び交うようになったので、マジックガード・てんねんの両方を活かせる機会が増えたことはかなりのプラスである。

なお今世代でじゃれつくを習得したが、タマゴわざからはらだいこが外れてしまった。

第9世代では何とリストラされた。この世代ではラウドボーンヘイラッシャドオーといった「てんねん」持ちが追加されており、「てんねん」耐久型の世代交代の意味合いもあったのだろうか。まぁその割にはヌオーは内定しているので詳しい事情はよく分からないが。

初代RTAでは、加入時期、技範囲、ステータスのバランスの良さから、世界記録狙いのチャートには一歩及ぼないがピクシーを使うチャートもある。ピクシーチャートの最高記録は2時間を優に切るなど立派な攻略要員と言える。

使用トレーナー

ゲーム版

※1 ポケモンスタジアム2
※2 ポケモンスタジアム金銀

アニメ版
  • アンヌ(無印90話)
  • ルザミーネ
  • ブルー(EVOLUTION8話)

漫画版

番外作品

ポケモンGO

  • 第1世代の古株ポケモンなのでサービス開始当初から実装されている。
  • 当初のノーマル技ははたくチャージビームしねんのずつき、ゲージ技はマジカルシャインムーンフォースサイコキネシスとあまりパッとしなかったがこれは当初ノーマル技にフェアリータイプの技が1つも無かったためである。
  • その後、ノーマル技であまえる、ゲージ技でコメットパンチを習得できるようになった。一方、ノーマル技のはたくレガシー技となってしまった。
  • HPが全ポケモン中でもかなり高めで打たれ強く、フェアリータイプなのでジムに配置するのも悪くはない。ラッキーハピナスの前後に配置するのが良いが、サーナイトトゲキッスがいる場合はそちらが優先的に配置されやすい。
  • フェアリータイプの中では入手難易度が低いため、サーナイトやトゲキッスが育つまでの繋ぎ役や2番手、3番手として考えるのならピクシーにもまだまだ需要はある。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • 無印6話
    • おつきみ山に住むピッピ達が満月の夜に巨大な月の石の前に集まって月の石の力でピクシーに進化。月の石をロケット団に奪われたが「ゆびをふる」で大爆発を起こさせてロケット団を星にした。AG134話でサトシ達が再びおつきみ山に来た時もロケット団を攻撃した。


  • ルザミーネのピクシー
    • リーリエとは、まだピィであった頃より共に過ごした間柄で、リーリエとしてはピッピのままで育てたかったらしいが、ルザミーネが勝手に月の石を与えた事でピクシーに進化するまでに至っている。この時リーリエはどんな反応をしたのか不明だが、アニポケのエピソードをピックアップした小説版『よむポケ』の挿し絵では大泣きしていた。
    • 進化している現在もその関係は良好で、彼女がルザミーネの元に戻ってきた際は優しく出迎えている。しかし、ピッピだった頃まではリーリエにとって妹の様な存在であったのに対し、現在はピクシーの方が世話を焼く等、立場が逆転してしまっている節を見せる。
    • 50話にてウルトラビーストウツロイドが現れた際は、マジカルシャインで撃退しようとするも、返り討ちにあってしまい、その後のウルトラホールの決戦では、ウツロイドに操られてしまう形でリーリエ達の前に立ちはだかる。しかし、思い出の品であるピッピ人形を持参していたリーリエの必死の説得を受け、ピィの頃から過ごしてきた記憶を思い出し、正気を取り戻している。その後ルザミーネ救出の為、リーリエ達と同行する事となる(なお、マジックガードだったので毒沼でも平気だった)。
    • 61話にてウルトラガーディアンズが結成されてからは、ポケモンスクールの地下に建設された司令室の管理やメンバーのバックアップ、サポート等を担当する。111話では、メレメレ島に上陸してきたメルタン達が司令室に侵入して来た事で慌てて撃退しようとしたのだが、結局そのまま居着かれてしまう事になる。しかし、その後はうまくメルタン達を手懐けており、鉄くずを餌として与えつつ、ウルトラガーディアンズでの手伝いをさせていた。

  • 新無印120話
    • ピッピ達の進化の儀式を見守っていた個体。コハルのイーブイと共に襲いかかってきたゴルバットをサイコキネシスで撃退した。サクラギ一家にゆびをふるで桜のはなふぶきを見せた事から、サクラギ博士が少年時代に触れあったピッピと判明した。「ピクスィー…」と鳴く。
    • 新無印最終回136話のEDにてサクラギ家にピッピとピクシーのイラストが飾られていた。

その他
  • 無印90話でポケモンショーの座員・アンヌのポケモンとして登場しており、アンヌがピクシーの吹き替えを担当している。
  • 『オーキド博士のポケモン講座』ではオーキド博士の空腹を感知し、おにぎりを持って来る気の利いたポケモンとして登場した。

無印169話
AG134話・174話
XY51話
SM81話・92話

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

ブルーのピッくん

性別は♂。シルフカンパニーでレッドがつきのいしでピクシーに進化し、サンダー・ファイヤー・フリーザーを追い詰める活躍を見せた。ゆびをふる・ちいさくなるで様々な活躍を見せる働き者。

  • 14章では原作・アニメ同様にルザミーネの手持ちとして登場する。

関連イラスト

コスモパワー
ピクシー


ボクはピクシーたん(♀)!
ピクシー おねむ



関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE
ポケモン一覧 フェアリータイプ ピィ  
星形妖精組 妖精 

0035.ピッピ0036.ピクシー→0037.ロコン/アローラのすがた

同フェアリー単タイプ

トゲピー ブルー/グランブル
ニンフィア フラベベ/フラエッテ/フラージェス ペロッパフ/ペロリーム シュシュプ/フレフワン ゼルネアス
キュワワー
マホミル/マホイップ(キョダイマックスマホイップ) ザシアンれきせんのゆうしゃ
パピモッチ/バウッツェル


月繋がり

ブラッキー ヒメグマ/リングマ/ガチグマ
ルナトーン クレセリア ダークライ
ルナアーラ ネクロズマ(あかつきのつばさ)

星繋がり

ヒトデマン/スターミー 
ジラーチ デオキシス
メテノ コスモッグ/コスモウム
イオルブ ムゲンダイナ

つきのいし繋がり

ニドリーナ/ニドクイン 
ニドリーノ/ニドキング
プリン/プクリン
エネコ/エネコロロ 
ムンナ/ムシャーナ

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