絡み
2人の主な絡みは第3部 36、37話「ホル・ホースとボインゴ」、スピンオフ作品、「クレイジーDの悪霊的失恋」である。
(なお、アニメの36、37話の特殊エンディングでも掛け合い等で絡み有り)
「ホルホースとボインゴ」での二人
1度は再起不能となったボインゴだが、ここで再登場。
ホルホースは、ジョースター達へ復讐を果たす為、トト神の持ち主である、ボインゴが入院していた病院からボインゴを攫ってしまう。
ボインゴは兄以外に対して異常な不信感を抱いているため、最初は警戒気味であった(ホルホースに対しては、お兄ちゃんに対する態度とは打って変わり、敬語+語尾にハイ…。と言っている)し、亀のように箱に籠ったまま移動したりしている。
ホルホースも"未来を予知する能力"を、ボインゴから「僕の予言は100%です……!」と言われても中々信じられずにいた。
このことから2人の最初の仲はかなり悪かったように思えるが、ホルホースがボインゴに対して「仲良くしようぜ……ボインゴよ……」と言っていることや、逆にボインゴがホルホースに「信じてよ……」なんて言っているあたりから、互いに警戒心はあるものの、仲が悪いという訳では無いようである。
そんな中、偶然とはとても思えないような、トト神の予言と的中する出来事が起き、ここでホルホースはトト神を信じるように。
この時ホルホースは「俺たちは無敵のコンビだ!」と言っている。
しかし、いよいよジョースター達を追い詰めた時、トト神の予言通りに行動出来なかったホルホースは、自分が打った弾丸が頭に打ち込まれてしまい、再起不能に。(幸い急所は外れていた)
これを見たボインゴは前を向こうと、自分が今まで籠っていた箱を思い切り蹴飛ばすが、その箱がその場に居合わせたイギーに当たり、怒ったイギーにお尻を噛まれ、今まで以上に暗い性格になったそうだ。
クレイジーDの悪霊的失恋※未読の方は注意
2人の絡みはここで終わりかと思えたが……
このスピンオフ作品の舞台は3部から10年後。
ちなみに、回想シーンも描写されているこの作品。
37話後、2人は同じの病院で入院していたが、その病院から抜け出すシーンが描かれている。
この逃げ出す時、2人は手を繋いで逃げていて、まるで親子のようである。
3部から10年後のホルホースとボインゴは、かくがくしかじか、オウム探しの為に2人で杜王町に行くことに……。
この際、ボインゴはホルホースに対して、この任務が終わったら今後僕に一切関わらない。考えてもいけない。と言っている。(この発言についての意図や理由は未だ分からない)
単行本では、キャラ紹介の所で「ホルホースの相棒」と記されており、ホルホースもボインゴの事を相方、だとか相棒だとか言っている。ボインゴがトト神を無くしてしまった時も必死こいて探してあげるなど、ボインゴを気遣う場面も多く見られる。
二人の仲は3部の時に比べて、とても深まったものだと言えるだろう。
余談(アク役協奏曲)
特殊エンディング、「アク役協奏曲」では2人の関係性が分かりやすくまとめられている。
特に分かりやすいのは、掛け合いの部分。
最初は「信じていいのか!?」「信じてよ……」と、トト神を疑うようなセリフを吐いているホルホースだが、後半になれば「信じるんです…!」「OK!信じるぜ!」へとセリフが変わっている。
(アニメでは、トト神の独特なイラストで描かれた2人がエンディングに登場している。)