概要
『トレジャーガウスト ガウストダイバー』にて主人公のライバルとして立ちはだかる少年。
育成系ゲームのライバルキャラのお約束というべきか、「腕は立つが、プライドが高くて傲慢」「手持ちの仲間たちを道具としか見てない」という嫌なヤツで、もちろん主人公の事は格下と見下している。そのため自分を差し置いて活躍する主人公には並々ならぬライバル心を燃やし、幾度となく突っかかってはバトルを挑んでくる。
だがその都度返り討ちにされ、どんどんプライドがボロボロに……。そして名誉挽回のためになんとしても大手柄の欲しいマサトはなんとデスドレッド(不死身のバケモノ)に挑みかかるも力及ばず敗北。命は助かったが意識不明になるほどの大ケガを負わされてしまった。
ついでに彼の敗北を受けてデスドレッドと交戦してはならないという非常事態宣言が出され、主人公も「これに反すればライセンスは取り消し」だと釘を刺されることに。
しばらくして意識を取り戻した際は「あれだけ大口を叩いていてこのザマさ…笑ってくれて良い」とすっかりしおらしくなってしまったが、その際に「自分は今まで親の言うとおりに生きてきたが、唯一親の意向に逆らってまでやりたかったことが「ガウストダイバー」。しかし父親から「ダイバーになるなら常に一番であれ。そうでないなら辞めろ」と条件を出されていた」と明かしており、どうやらワケアリだったようだ(その際主人公のパートナーが「オヤジさんに自分の気持ちを話してみろ!」と激励している)。
とにかく、コイツのイヤミな性格はそうしたプレッシャーによって形成されたものと思われ、この手痛い大敗北も「信頼の大切さ」を学び、改心するきっかけとなった模様。また父親に「ダイバーを続けたいんだ!」と気持ちをぶつけた事で理解を得られたようで、それまで「イヤミで傲慢」だったマサトは爽やかなナイスライバルに変貌を遂げた。
そして自身が最後まで勝てなかった主人公に対しても素直に称賛の言葉を贈りつつ「だが油断してたらオレがその座をもらうぜ!」と啖呵を切るのだった。
関連タグ
シンジ(アニポケ)→「手持ちには強いやつ以外要らない」という当初のスタンスや、手痛い敗北を糧として改心・成長し、主人公を認めるなどコイツと共通する要素が多い。
ちなみにガウストダイバーは2007年7月発売なので、DP編(2006年9月末~10年9月下旬に放送)でいえば物語序盤の頃であった。