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リボルバー

りぼるばー

回転式拳銃の総称。自動式拳銃(オートマチック)との一番の違いは、回転式弾倉(シリンダー)を持つ構造であること。
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曖昧さ回避

  1. 回転式弾倉(シリンダー)の構造がある拳銃の総称。
  2. メタルギアシリーズの登場人物⇒リボルバー・オセロット
  3. 遊戯王VRAINSの登場人物⇒リボルバー(遊戯王VRAINS)
  4. 音楽作品で用いられる名称の一つ。代表例としては、ビートルズのアルバム『リボルバー』マドンナの楽曲(和訳では『リヴォルヴァー』と表記)など。
  5. その他、名称に採用される単語『Revolver(リボルバーまたはリヴォルヴァー)』。

拳銃の「リボルバー」

1832年、サミュエル・コルトカルカッタ行きの外輪船に乗っている時、船の動輪を見ていて回転式弾倉のアイデアが浮かんだ。

「動輪がどっちの方向に回転しようと、それぞれのスポークが常にクラッチとかみ合うように線で接することを見つけ、リボルバーの考えがまとまった 」

コルトは父の援助でリボルバーの試作を繰り返し、1836年2月25日に「リボルバー拳銃」で特許を取得した。


多銃身拳銃を祖として歴史は非常に古く、今では現実における実用性は自動拳銃に劣りがちだが、その無骨さのキワミともいえるデザイン故にフィクションや裏の業界で人気がある。


回転式と自動式の比較

回転式(リボルバー)自動式(オートマチック)
装弾数少ない。5〜6発、多くて9発多い。30発以上のものも
再装填面倒。スピードローダーがあれば比較的早くできるモデルもあるマガジン交換で簡単
故障構造は単純だが過信は禁物。シリンダー周りは繊細で手入れを怠ると回転しなくなったりする。同じくこまめな清掃と点検が必要。排莢部が薬莢を挟みこむことがある。
弾が不発だった…ダブルアクションならば引き金を引けば、直ぐに次弾を撃てるスライドを引いて、薬莢を排出する。撃ち合いでは隙ができる。
弾の撃ち分け人力で次弾を送り出すため、弾のサイズが同じなら特殊な弾丸の発射は自動式よりも対応力がある発射ガスの圧力で稼働する為、仕様上の標準弾薬以外を装填すると誤作動のもとになる
サプレッサー※無改造では効果はほぼ無い搭載可能。ただし効果は限定的

  • サプレッサー(減音器)
    • 銃の発射音と発射光を軽減させる筒状の装置。

通称として「サイレンサー(消音器)」と呼ばれるが、完全に音がしない訳ではないので最近では「(サウンド)サプレッサー」と表記しようとする動きもある。

      • 劇画「ゴルゴ13」で、ゴルゴがリボルバーに装着するシーンがあるが、あくまでもフィクション。
    • 銃身と弾倉にわずかな隙間(シリンダーギャップ)が開いているので、減音効果は無いに等しい。

例外は、特殊な構造をしたナガンM1895、これに準じた構造を持たせれば消音性を得られるが、肝心の信頼性を損なう。

    • ナイツアーマメントはルガースーパーレッドホークを改造し、シリンダーギャップを可能な限り狭め、残った隙間を弾頭部のピストンシールによって塞ぐ機構を持ち、薬莢内部に発射ガスを逃さないピストン機構を備えた専用弾を使用する事で、減音効果を高めた消音仕様を製作したが、ストックやサウンドサプレッサーによって長くなった銃身により小型のボルトアクションライフル並と拳銃としては非常に大型となり、専用弾を用いるコストもあって採用も量産もされていない。
    • ジョー・ピータース PSDR3のようにサウンドサプレッサーを銃口部のみならずシリンダー部まで完全に覆い、ギャップからのガスも逃がさない構造とすれば専用弾や特殊な機構を用いずとも減音効果を高めることができる。
    • 拳銃ではないが、回転弾倉を備えるショットガンであるSIX12では銃身根元にあるガスシールがシリンダーへと後退して、窪みとかみ合う事で隙間をなくす機構を持っている。
    • オートマチック拳銃ではMK22ハッシュパピーや64式微声手鎗のようにスライドをロックする機構等を持たせない限りは作動音を消せず、動作方式によっては銃身の重量増加により動作不良を起こしやすくなってしまう。
    • サイレンサーを使用していないので余談程度だが、OTs-38やS&W/AAI QSPR(トンネルピストル)ではピストン・プリンシプル弾とよばれる発射ガスを薬莢内に閉じ込める弾を使用することで消音リボルバーを実現している。

長所

以下、専門的な説明。(文章多め)

※自動式=セミオートピストル・自動拳銃

※金属式薬莢=現代的な弾薬(今現在、我々が目にするような弾)


何よりも単純である

基本的に装薬のエネルギーは全て発射に費やされ、銃の構成は弾と本体のみ、基本的に人力とテコの原理によって動作する。(自動式と違い、作動に難しい原理は使わない)

といってもあくまで自動式と比べた場合であり、デリンジャートンプソン・コンテンダーで見られるような中折式や古典的な海賊が所持しているイメージの強い前装式フリントロックピストルなどに比べると複雑な機構である。


現代リボルバーの場合、トランスファーバー等の安全装置によってハンマーダウン状態でも安全に携行でき、ダブルアクション機構によってマニュアルセーフティを必要としない為、咄嗟の射撃にも迅速に対応が出来る。

また、不発が発生しても即座に次弾を発砲できる為、不意のアクシデントに対する即応性も高い。


発射に直接関わる機構が単純でありマグナム弾やライフル弾のような強力な弾薬の使用も、自動拳銃に比べればある程度自由度がある。

また基本的に全ての機構を人力に頼る為、弱装弾や散弾低殺傷弾等の特殊な弾も使いやすい。


激発時に弾薬が収まる薬室がシリンダーにあり、各弾薬が薬室に収まったままシリンダーが回転し発砲位置へと移動するため、自動式では致命的となる発砲時の圧力により薬莢が変形することで起こる薬室への張り付きが連続射撃には問題とならない。(ただし、シリンダーの動作不良により銃尾に弾丸がぶつかると最悪再起不能になる。)


携行する場合、ホルスターに入れずに上着等のポケットの中に突っ込んだ状態で持ち歩く人も居るが、このような携行方法では不意打ちの時、ポケットに入れたまま撃つ際に稼動部分がシリンダーとハンマーのみ(露出式ハンマーの場合)のリボルバーでは連続しての射撃が可能であるし、ポケットから出して撃つ事も出来る。(インナーハンマー、インナーシリンダーのポケットリボルバーであれば露出した可動部はトリガーのみとなる)

しかし、スライドが稼動して薬莢が排出される自動式の場合、このような状態での発砲は一度の発砲は可能だがその後に動作不良を起こしてしまい、連続射撃はまず無理である。


自動式の信頼性向上によって『神話的』とまで揶揄されるようになったリボルバーのそれであるが、自動式の弱点をカバーする特性を持っているのは確かであり、警察関係者などを中心にメインである自動式のバックアップのために個人として携帯する者も少なくない。

しかし、ホームディフェンス用途の場合、地域によっては規制の強化がされている自動式と比べてリボルバーは規制がゆるく取得が容易(金属式薬莢を用いないパーカッション式であれば登録すら無用な場合もある)、そもそもリボルバーしか選択肢がないという、機能や利点以前の理由によりリボルバー購入者が多くなっているという実情があり、実用的だから所有者が多いとはいえない状況となっている。


また、多くの自動式のように銃身が動く事がない為、ターゲットシューティングにおいて、遠距離を狙う際に命中率が自動式よりも上がる。(銃と弾頭の相性、射手の腕など、様々な要素が重なるため、一概には言えないが)


欠点

以下、専門的な説明。(文章多め)

※自動式=セミオートピストル・自動拳銃

※金属式薬莢=現代的な弾薬(今現在、我々が目にするような弾)


自動式の信頼性が格段に向上した現代の目から見るなら致命的な欠点も多い。

代表的なものは以下となる。


装弾数と再装填速度

フレームサイズと強度の制約上、シリンダーに収容できる弾薬が限られる為、自動式と比べると装弾数が圧倒的に少ない。(特に複列弾倉を持つ現代的な自動式と比べるとその差は顕著に出る)

特注シリンダー等を用いて小口径で多弾数とする場合、威力の面で妥協を強いられることとなる。(しかし威力に関しては、急所に当てれば小口径でも十分とする意見もあり、欠点ではないとする見方もある)

更にスピードローダーやムーンクリップなどの装填補助具を使用しない限り、現代の仕様では自動拳銃並の速さで装填するのは難しい。


射撃後の薬莢は膨張してシリンダー内部に張り付いており、自重で排出されることはまずなく、S&W モデル3のようにシリンダーの解放と同時に作動する排出機構を持つリボルバーでなければエジェクターを操作しなければならず、自動式の弾倉を引き抜く(落とす)だけで済む事と比べると手順や手間は多くなってしまう。(固定式弾倉の自動式で用いられていたクリップ式なら、リボルバーのほうが早い事もある)


また、排出時にミスをすれば排出の為に隙間のできたエジェクターとシリンダーの間に薬莢が入り込み、エジェクターが薬莢を抑え込む事になり、膨張して抜けづらくなった空薬莢は一度引き抜いているとはいえ叩いた程度ではなかなか落ちない事もあり、シリンダーの銃口側から棒を突っ込んで抜くという事態も起こり得る。


SAAのようなスイングアウトの出来ないリボルバーであれば更に手間がかかり、SAAの場合はハンマーを操作してシリンダーをフリーにしたうえで一発ずつ空薬莢を抜いた後、また一発ずつ装填する必要がある。

弾薬の装填もシリンダーのリム側の薬室を削って口を広げる事で多少は装填をしやすくできるが、グリップそのものを加工したり部品を取り付けることで広い挿入口にできる自動式と比べると装填は難しくなってしまう。


また、装填補助具を用いた場合も銃と補助具の構造によっては一度グリップから手を放してシリンダーを支えねばならず、再装填時にグリップから手を離さねばならない。

ムーンクリップを用いて弾薬をまとめておくには、対応したシリンダーでなければ使用出来ない、といった問題もある。


ただし、デタッチャブルシリンダーと呼ばれる本体から取り外しが可能なシリンダーなら、シリンダーそのものを交換する事で自動式に並ばないまでもやや劣る程度までは再装填速度を引き上げられる。(もっとも、シリンダーを頻繁に外すことを前提とした構造で無ければ着脱のたびに調整が必要なので、そのような再装填はまず不可能な銃は多いが)


金属式薬莢が普及する以前のパーカッション式(シリンダーに直接火薬と弾丸を充填し薬室後方の雷管突に雷管を被せて発火させる方式、マスケット銃と同じ前装式の為、全薬室への弾薬装填にはかなり時間を要する)や金属式薬莢登場初期のリボルバー(そもそもシリンダーを外さないと再装填が出来ない)においてはそのような着脱式シリンダーになっているタイプが多い。


実際このタイプのリボルバーが一般的であった頃は、『予備弾倉』として装填の済んでいる予備のシリンダーをいくつか携行することが多かった。(シリンダーを外して張り付いた空薬莢を別に用意した棒を突っ込んで一つ一つ抜いていく事は戦闘中には不可能なので、連続して撃とうと思ったら予備シリンダーは必須となっている)

パーカッション式では紙薬莢を用いて装薬と弾丸を一括りにしたものを用いれば計量した火薬を流し込んでワッズ(布や繊維質の蓋)と弾丸で蓋をする(銃の種類や装薬量などによってはこの後に引火による暴発を防ぐ為にグリスやオイル、ワックス等で蓋をする)という複数の手順を紙薬莢を薬室に差し込んでローディング・レバーで押し込むだけと、手間を減らすことが出来る。


余談ながら、カウボーイシューティングにおいてはルールによっては、現代式のリボルバーやスピードローダー等は使えない(想定される時代には無かった、もしくは構造上使えない)為に金属薬莢式のリボルバーよりも古典的なパーカッション式リボルバーで、シリンダー交換をした方がすばやく再装填できるとしてパーカッション式を好むシューターも居るとの事。


その為、(代替)黒色火薬を使用する関係で準備や後始末、手入れ、管理が大変なパーカッション式シリンダーから、銃本体は無改造で現代の金属式薬莢を使用できるようにする特殊なシリンダーへと変える代物も売られている。

このシリンダーはコンバージョンタイプ(パーカッション式から金属式に改造されたモデル)にカテゴリを変更せずに済む上に携行時に雷管突に被せた雷管の脱落を気にしなくても良い、黒色火薬銃特有の発射のタイムラグがない、不発時の処理が楽、発射後の火薬滓の再燃焼による火災を気にしなくてよいと利点が多い。(ちなみに火薬の燃焼速度の違いの問題は現代のパーカッション式では代替黒色火薬が用いられる事が殆どで、当時用いられていた黒色火薬と違い燃焼速度が安定していることから無煙火薬を用いた金属式薬莢との差は極端にはなく、火薬の差はルール上でも気にする必要もないことが多い)


残弾管理の問題もあり、撃ち切るとスライド等が後退状態で固定されるなどにより残弾がなくなったことを射手へと知らせるものが多い自動式だが、リボルバーではシリンダー内の弾を撃ち尽くしてもそれを伝える機構がない上、射手は操作し続けられる為に必要な時に撃てないという問題がある。(これは射撃数の管理をしっかりする。使用したらちゃんと再装填するなど、射手の問題でもあるが)


これは欠点とは言い切れず、一発のみ入れた場合ではダブルアクションなら、シリンダーを戻す際に位置を合わせなくても弾が出るまで空撃ちし続ければいつかは弾が出るという事でもある。

ポケットピストルなど、撃ち切るとそれ以上はトリガーが動かなくなるものもあるが、シリンダーにカウンターとして掘られた溝の都合上、再装填時には一度シリンダーを外して最初の位置に戻さねばならない、特定の角度でシリンダーを戻さねばならない、などの再装填時に面倒が生じてしまう。(そもそもポケットピストルの場合は自衛用なので、撃ち切る前に逃げるか別の銃を取り出せという話なので再装填時の面倒は問題とならないが)


再装填作業中は絶対に発砲できない状態の為、薬室に一発残して再装填(タクティカルリロード)すれば弾倉がない状態でも発砲ができる(物が多い)自動式に比べ、装填作業中の"スキ"は増すことになる。

装填済み弾倉を撃ちつくした(リボルバーならスピードローダーがない)状態から銃弾を一発ずつ込める再装填はリボルバーの方が有利だが、そのようなシュチュエーションは少なく、単発装填においては一長一短である。


更に左手の射撃、右であっても負傷等により片手での操作が必要となると、再装填には非常に手間がかかってしまう。

左手で撃つ場合は多くのリボルバーで採用されているシリンダーが左手側へと開くスイングアウト機構は殆どがシリンダーを開放状態にする操作を親指で行えないのに加えてフレームが邪魔となるので銃を傾けて右手でシリンダーの開放、排莢操作、再装填を行う必要がある。

片手での射撃となると銃から手を放して足で挟むなどで片手を空ける必要があるのは自動式も同様だが、リボルバーの場合はシリンダー回りの操作が非常に手間となる。


(現代型リボルバーはシリンダーの開放を片手で行う事も出来るが位置あわせが難しく、自動式の場合は薬室の開放を基本的に両手で行う必要がある上に弾倉が無い場合は排莢口から奥まった薬室に弾を押し込まなければならない。

弾倉が入ったままであれば押し込まずとも排莢口から入れてスライドを前進させれば装填されるが、銃の構造によってはエキストラクター等の破損を招くため注意が必要である。

このため双方に熟練が必要である。

自動式ではカスタムパーツの装着や標準搭載部品の形状変更によりリアサイト等を服やベルト等に引っ掛けて片手でスライドの操作が可能なモデルが登場しており、更にどちらの側からもスライドストップ機構が操作可能である等のアンビモデルが登場しており、一昔前と異なり片手での操作が行いやすくなっている)


このような欠点が、装填時の隙によって警官が殺傷される事件が実際発生したことで顕在化し、80年代後半から90年代前半に掛けて公的機関のリボルバー離れに拍車を描ける事となった。


またも余談ではあるが、比較的珍しいものに自動式用リムレスカートリッジ専用のリボルバーがあり、ムーンクリップによる保持を前提としている上にシリンダーが短く同口径のリボルバー用の弾が入らないため、オートサイズまで薬莢を短くしたリムド弾という非常にマイナーな弾(流通量が少ない、もしくはリボルバー用薬莢を短く加工して自作する必要がある)を使わない限りはバラ弾を一発のみ装填することは不可能となっている。(リムレス弾をクリップなしで装填可能なものもあるが、エジェクターが使えず再装填が非常に面倒であったりと何かしらの欠点を持っている)


ここまで長く解説してきたが、装弾数が多いからと言って安心、ましてや拳銃で銃撃戦をやろうなんていう発想はあくまでフィクション射撃競技のお話。

現実でそういった場面に遭遇したら、下手に抵抗せず逃げの兵法に徹する事が最適なのは言うまでもない。


ダブルアクションでの速射精度

速射をする場合、ハンマーを起こす為の長いトリガーリーチによって『ブレ』が起こり、速射時の精度がシングルアクションの可能な自動拳銃に対して明らかに劣る。(ガク引き)

同じダブルアクションでも、大きなハンマーと強いハンマースプリングを搭載しているリボルバーでは自動式と比べて劣ってしまう。

名手を錬成するような訓練をすれば矯正も可能では有るが、警察官等に対してそのような訓練を施すのは費用と時間的に難しい現実が有る。

また、射撃競技での速射を前提とした銃では弾薬は反動を少しでも減らす為に装薬量を競技規定の範囲内ぎりぎりまで減らしており、銃自体もハンマースプリングを削る、シアのかかりを浅くする等で軽い力で引けるように加工されており、法執行機関等で使用するには威力不足や暴発や誤発射、不発の危険のある銃となってしまう。


構造上の欠点

シリンダーが筒のため、薄い小型の自動式と違いアンクルホルスター等を使い隠して携行する際にシリンダー部の厚みにより隠す場所等が限られてしまう。

装弾数を減らす、.22LR等の小口径弾を使用する等によりシリンダー径を小さくすると厚みを減らせるが、シリンダーの回転量が増えるのでシリンダー作動時に必要な力が増える、威力が小さくなる等の問題が生じてしまう。

シリンダーを回転させ、常に定位置で固定する機構を持つため、単純化を徹底したオートである『M1911』や『グロック17』といった銃と比べると、実は機構そのものは複雑になっている。

また、作動時の内部部品への負荷が人間の握力及び発条のみである為、意外と強度が弱く、衝撃が逃げづらいことで破損しやすい。

シリンダーと銃身の間のスキマ(シリンダー・ギャップ)からのガス漏れが存在する為、弾薬のエネルギー損失が起きるが、自動式の装填機構によるエネルギー損失と比べて不安定である。

また、シリンダーギャップ周辺が覆われていないリボルバーの場合はギャップより弾薬のジャケット片や発射ガス、装薬の燃焼滓が飛び出し射手に当たると言うことも稀に発生する為、リボルビングライフルでは腕や手にギャップから漏れたガスなどが当たり負傷する為に銃身側にフォアグリップを付けて構えるという事ができず、ガスを浴びてしまうような射撃姿勢はとれず、長銃身のリボルビングライフルを安定して構える事は難しい。(ガス程度と侮る事は出来ず、高圧の発射ガスで飛び散った破片や滓で指を失う事故も起きてる)

対策としてギャップを覆うカバーを付ける事も行なわれているが、パーカッション式では装填が非常に面倒となる、カバーを外さなければシリンダーが外せなくなる、メタルカート式ではエジェクターの操作がし辛くなる、強度が弱く高価格となる中折れ式にしなければ装填が難しくなる、などの欠点が生じてしまう。

競技等で浴びてしまうような射撃姿勢をとる必要がある場合、保護具を着ける必要があるので服装が制限され、場合によっては服装の既定違反となってしまい事実上使用不可となる事も。

シリンダーに少ない弾数を装填して射撃した場合、シリンダーギャップから漏れ出た発砲炎が空の薬室を通って射手方向に向かい、リコイルシールドとの広い隙間から漏れ、射撃姿勢によっては射手へと向かって噴き出す事も起こりえる。

パーカション式では装填後にグリス等で蓋をしなかった場合、ギャップから漏れた発射ガスが未発射の他の薬室の火薬に引火し、暴発するという事も起きていた。

コックアンドロックをするためのマニュアルセーフティもなく、デコッカーもないために手動でデコッキングする必要があるが、その際に暴発させやすい。(ただしセーフティやデコッカーは「付けようと思えば」付けれるものであり、根本的な欠点ではない。)


機関部や薬室などが露出している事から外部環境に開放された部品が多く、落とした際や泥まみれになった際に機構が故障する、異物の混入等による作動不良は自動式に比べて多い。

ファイアリングピンがフレーム側ではなくハンマー側にあるリボルバーの場合、ハンマーが起きている状態では露出しているので落としたりぶつける、異物混入したままの激発等の何らかの理由によりファイアリングピンが破損し、激発できなくなる事もあった。


ハンマーが倒れた状態でも銃を落とす等によりハンマーに力が加わることによりシリンダー内の弾薬を激発してしまう事もあり、安全のために携行時には一発減らし、空の薬室へと合わせて暴発を防ぐ事もあった。

ハンマーの前進を防ぐハーフコックポジションを持つ銃の場合はその位置にハンマーを動かすという携行方法もあったが、構造によってはシリンダーが空転してしまいズレにより動作不良を起こす可能性がある。

携行時の安全装置としてのポジションではない為に破損や摩耗により機能しなくなる可能性が高い、と安全装置としては不十分であった。

パーカッション式ではシリンダーに雷管突の間でハンマーを固定するための溝が掘られており、そこにハンマーを倒して固定してしまえばシリンダーの回転はハンマーにより抑えられ、ハンマーに衝撃が加わっても雷管を叩く事はないので安全に保持できるようになっていた。


薬室=シリンダーは発射時に開放されない構造のため、銃身内の異物などによる薬室内圧力の急上昇が起きた場合はシリンダーが破裂する事態を引き起こしやすい。

不発弾が排出できる自動式と違い、薬室内に弾がそのままとなる為、遅発が起きた場合などシリンダーの破裂やフレームの破壊を引き起こしてしまう可能性がある。

また、装薬の種類や構造にもよるがリボルバーの場合はカートリッジのリム部以外がほぼシリンダーに覆われてしまうため、ダブルチャージ(規定量の二倍の装薬量で薬莢の限界を超えている圧力となる)やトリプルチャージの弾薬を使用した場合、圧力の逃げる先が少ないためにシリンダーが破裂して射手の負傷へと繋がる可能性がある。

自動式の場合は薬莢のリム側は薬室内に完全に収まってないものが多く、フィーディングランプ(銃身にあるマガジンから薬室へと送り込むための坂)やスライドと薬室間の隙間、エキストラクター(薬莢を薬室から引き抜くための部品)等から圧力が逃げる為、薬莢が膨らむ程度かスライドや弾倉などが吹き飛ぶ程度で済むものもある。


使い込んだ銃ではシリンダーロックの磨耗によってシリンダーを適切な位置に止める事ができずにオーバーランを起こしてしまい、雷管に撃針が当たらず激発できない。

又はずれた位置で激発してしまい銃の破損を招く、といった事も起こりえる。


オートマチック・リボルバーの場合、ただでさえ複雑と言える機構と動作機構の露出が更に増す事となるため、より故障やトラブルの可能性は増える事となる


こういった事から潜在的故障率は神話的なリボルバーのイメージと比べ、自動式よりも高いものとなっている。


上記の欠点の幾つかは、『リボルバーの22の大弊害』という論文に記載されている。

しかし、これはあくまで考え方の一つであって、たとえば反論は次のようなページに載せられている。

リボルバーに対する激烈な批判

こちらのページは機構とフィクションの演出に関しての比較。

リボルバーvsオートマチック


現代に於けるリボルバー

自動機構の存在しないものが殆どを占め、構造上、大口径弾薬への設計自由度・柔軟性が高く、拳銃用マグナム弾薬の大半はリボルバーをプラットホームとしている。

先述の通り薬莢が自動で排莢されずリロードに手間がかかるのが欠点だが、逆に言えば再利用したり売却したりする薬莢がどこかに飛んでって不法投棄になってしまうことを防げるのもリボルバー使う一つの理由となっている。

一部にはシリンダーに特殊な機構を組み込むことでハーフムーンクリップ等を必要とせず、イジェクターを活かしたまま自動式用の弾(9mmLuger弾、.45ACP弾など)も使用可能なモデルも存在している。

さらに、専用弾ではなく、小口径とはいえ散弾銃のショットシェルをそのまま装填・発射が可能なモデルも存在する。(代わりとして通常弾を使用した際の命中性能等を犠牲としているが、散弾の必要がなくても単発のスラッグ弾とはいえショットシェルを使わざるを得ないという欠点を持つものもある。しかし使用目的が近距離での自衛用なのであまり問題とされていない)

また.22LRを発射するリボルバーの多くはセミオートより価格が安くリムファイアカートリッジを安定して発射でき、シリンダーを取り換えるだけで.22WMRを発射できるモデルもあるため狩猟用として人気を博している。


携行時の安全対策としてはトランスファーバーやハンマーブロック等のトリガーと連動する激発を防ぐ機構が備えられ、ハンマー側から落としたとしても暴発を防いでいる。

また、先述の通りファイアリングピンがフレーム側に内蔵されているものが殆どとなったこともあり、破損は減っている。


最新の合金素材の使用により.357Magnum弾を八発装填可能など(S&W M627)、装弾数を増やしたモデルが登場している。(ただし長期的に見るとマグナム装薬の弾を使い続けるとシリンダーに亀裂が入るなどの問題点を残している)


また、筒型シリンダー以外の製造も可能となり、多角形シリンダーの採用によりリボルバーの欠点の一つである厚みをある程度は解決したものも登場している。

最近は大口径の威力を活かし、大物猟対応や猟地に於ける野生動物からの護身用を売り文句に販売される商品も多く、人気を博している。


ホームディフェンス用としては装填状態で保管される事が多いが、度々子供の悪戯による発砲事故が起きており、それを防ぐ為にトリガー部分を覆うロック機構や自転車のようなワイヤー式のロックでは常に銃と共にあるとは限らないので対策としては確実ではなく、キーロック機構を内蔵式で備えたものも登場している。

だが、次のような欠点もある。

  • いちいち鍵を外さねばならないのでいざというときに使いづらい。
  • 機構によってはトリガーの感触が悪くなったりジャムの原因となる。
  • 特殊な鍵を使わないので汎用工具で解除可能なものがある。

これらの諸問題もあり、銃本体に内蔵されていてもあまり活用されておらず、主にメーカー側が訴訟対策に用意している程度というのが実情。


シリンダーには自動式のマガジンと異なり弾薬の保持にバネを用いない事からリボルバーは装填状態での長期保管に向いているとされているが、よほどひどい製品でなければ自動式であっても10年単位で装填したまま保管してあっても何ら問題なく動く例は多くあり、機構よりも品質と保管環境に左右されるので防湿庫ならともかく即座に使用できるようにと適当な場所に保管した場合、銃本体の錆や腐食、弾薬の劣化等により射撃が不可能となる可能性はどんな銃でも起こりえる。


過剰な火力を持たないので攻撃的でない、取り扱いが容易(と思われている)といった様々な理由から法執行機関でのユースは現在でもそれなりにある。

先進国の多くでは自動式が主流となり極めてマイナーと言えるほどに少数派となっているが、日本の警察のように現在もリボルバーを主力としている組織はある。

「取り扱いが簡単で安全」な拳銃と思われており、銃を扱うだけの訓練時間を多く割く事の出来ない組織では自動式よりリボルバーの方が良いと思われている。

また、支給品の自動式の中から選ぶ以外に規定を満たす銃であれば自腹で好きな銃を選ぶことが出来る組織もあり、そのような場合にリボルバーを選ぶものも居る。(規定は自動式が前提となっていることも有り、その場合はリボルバーではほぼ規定を満たすのは不可能であったり射手の技量が必要な事もある)

非番時でも拳銃の所持が義務となっている組織で支給品を使わずに私物としてリボルバーを使うものも居るが、銃規制の登録とは別にどの銃を使用するかを登録する必要があることに加え、非常時であっても私物を使用した場合は一般市民と同じように取調べを受けることになるという事もあるため、余程のリボルバー好きでもなければ選ぶことは少ない模様。

一方で軍用ユースは皆無といっていいほど低い。

脱出時などに用いる自衛用装備としては携行している官給品の拳銃を用いる事が多いため、サバイバルキットを販売しているメーカー側が内容物にリボルバーを含めていない場合はまず使われない。

私物として持ち込む兵士もいるが、官給品として用意されていないので自分で好きな銃を使えという組織か、お守り的に持ち込んでいるかである。(当然ながら軍隊において正規戦で非正規装備を使用した場合は陸戦条約に反するために問題となり、場合によっては発砲後に殺人などの容疑者として取り調べられることとなる)


カートリッジホルダー

パーカッション時代から再装填速度を速める様々な道具が開発されていた。

上記の紙薬莢もその一つであり、外したシリンダーの全薬室に火薬を同時に装填できる弾薬フラスコなどもサミュエル・コルトにより設計されている。

再装填が容易な貫通シリンダーと金属薬莢の普及によりそういった道具は必要なくなったと思われたが、騎兵などの再装填作業が容易ではない場所で銃を使うもの達の為に開発は続けられていた。

弾をシリンダーと同様に円状に並べたもの(スピードローダーなど。)や一列に並べたもの(スピードクリップなど)などがある。

スピードローダーは装填の際に自動的にロックが外れるもの、射手が操作することでロックが外れるものなど、製造メーカーにより構造は様々である。

既に廃れたものではあるが、チャージングマガジンと呼ばれるチューブ型マガジン(筒の中に弾を縦一列に並べる構造)を6本束ねたようなものもあり、一つの筒で30発分の装填が可能な上に馬上など片手しか使えない状態でも再装填ができる、というものであった。

フルムーンクリップやハーフムーンクリップと呼ばれるそのままシリンダーに装填可能な弾を束ねるクリップも発明され、ローダーと違ってクリップごと銃へ装填し、薬莢を捨てる際には一緒に捨てるといった使われ方がされていた。

(元々はリボルバー用薬莢に発明されたが、前述のようにシリンダーに引っ掛けるリムが飛び出していない自動式用薬莢の保持に使いまわされている)

なお、弾薬保持用のクリップは銃よってはシリンダーとフレームの隙間が狭い等によりクリップで弾薬を保持するとシリンダーを戻せなくなるものもあり、その場合はシリンダーに加工を施してクリップが収まる溝を掘る事により使用可能となる。

クリップなしでの保持も可能とする必要がある事から溝は使用するクリップの形状に合わせており、クリップ形状の異なるものや、保持数の異なるクリップは使用できない事が多い。


それでも装填速度の遅さはどうしようもないため、バックアップとして別の拳銃も持ち、弾切れになったら持ち替えるというニューヨークリロードまで生まれるのであるが。


エアソフトガンのリボルバー

国内外問わず様々な作品で個性的に扱われていたこともあり、人気はあるものの、自動式のそれと違いシリンダーの前後でガスルートが分断されてしまう、銃身とBB弾の収まるチャンバー部分が分断されているなどで、自動式と比べると、パワー・命中精度がイマイチ。

カート式なら装弾数の致命的な少なさと、エアソフトガンとして不利な構造な為に競技・サバイバルゲームなどで、実用できるものは少なく、モデルガンが主流となっている。

一方で実銃ほどに高圧の発射ガスを用いないことからシリンダーギャップからのガスの漏れは少なく、サウンドサプレッサーの効果が比較的高く、ダブルアクション機構を持っていれば固定スライドガスガンほどに連射が利かない事も少ない為、サバゲー等で愛用している者もいる。

また、どのような構造のものであっても、リボルバーという構造故に実弾を撃てるように改造しやすいのでは?、という危惧も常に付きまとっていた。

ハンマーで直接BB弾を叩いて飛ばすスプリングガン(LS・クラウンなど)、薬莢内にエアピストンを内蔵したもの(ファルコントーイ・東京マルイ)など、様々な構造のものが作られ、消えていった。

中華製トイガン(コルトパイソン、スカイマーシャル)をはじめ、コクサイのM29パワーアップマグナム、タナカワークスによるカシオペアモデルのS&W M500とコルトSAA45といった蓄圧式カートのように(実現可能かはさておき)改造により実弾が撃てるとされ所持が禁止されているものもある。

もしも見つけたら警察に提出するように。

また中古市場で売られる事もある様だが絶対に購入しない様に。


現在の主流は以下の通り。

  1. ガスタンクをグリップ内に内蔵して薬莢が排出できるもの。通称カートリッジ式(マルシン工業・クラウン)
  2. 1同様の構造だが薬莢の装填・排出をできなくした代わりに24連射を可能としたもの(東京マルイ)※2019年に絶版
  3. シリンダー内にガスタンクを内蔵してフレームの機構をモデルガン同様に実銃に近づけたもの。排莢は楽しめなくなるが、パワーはオートそのもの。通称ペガサスシステム(タナカワークス・ハートフォード)
  4. グリップ内にガスタンクの代わりにエアピストンを内蔵したコッキング式(クラウン・東京マルイ)

しかし、1、4のカート式では、どうしても命中精度・パワーは、オートのガスガンに一歩ゆずる。

ここらへんは個人のカスタムと技量と気合で何とかしたい。

しかも、装弾数は六発から五発。(カートリッジによっては実銃の散弾同様に一つのカートリッジに複数のBB弾を装填することで複数弾同時発射を可能とするものもあるが、発射に用いるガスの量は変えられないのでどうしても射程はかなり短くなってしまう。)

装弾数に関してはカート式だからこそスピードローダー等を用いての再装填が可能である。

シリンダー内にマガジンのある2、3の方式では再装填が容易ではなく、特殊なレギュレーションでなければゲーム中のBB弾用ローダーの使用は、禁止されているので撃ち切ったらおしまいである。


2の東京マルイのケースレスリボルバーは、マルイ独自の機構のおかげで命中精度や射程距離は格段に上がったものの、パワーでは、やはりオートには少し劣る。

冬場など寒い場合では、停弾が起きる可能性がある。

ただ、オートと渡り合える装弾数を持ち、比較的安い価格という事もあり、マッチ・サバイバルゲームでもよくお目にかかるリボルバーである。

社外のカスタムパーツを用いることでカート式へと変更することも可能。この場合は他のカート式同様に実銃と同じ装弾数となる。


3のペガサスシステムは、装弾アクションを犠牲にしたが、よりリアルな外観、フレームの内部機構で好評を得ている。

実銃のグリップが無改造もしくは最低限の加工で付けられるものもある。(実銃に実銃用グリップを取り付ける場合であっても個体差に対応するために多少大きめに作ってあるなど、取り付けの際に加工が必須なグリップもある為、実銃と寸分違わず作られていても無加工で付けれるとは限らない)

また、シリンダー内もしくは銃本体側にマガジンを持つものが多いケースレスリボルバーなので、装弾数が実銃の装弾数の倍近くあるのも魅力。(ただし機種によってはマガジンがなく、実銃と同じ装弾数しかないものもある)

モデルガン同様に機関部が実銃に近いために分解や調整が容易で、ファストドロウマッチでは主力の一つとなっている。

ただ、命中精度は完璧を求めるなら、オーナーが少し手を加えなければならない機種もある。

価格は高い。また機構上止む終えないがシリンダー前部のリアリティは欠けてしまう。


4のエアコッキング・カート式リボルバーは、何よりその安価さと、装弾アクションが楽しめる。

シングルアクションしか使えないし、性能もガスリボルバーより劣る。

当然、装弾数も六発。

だけど、リボルバーの醍醐味を試してみたいという方にはお勧めできる。


持ち方に関する注意

構造上の欠点の項目で書かれているように射撃の瞬間、シリンダーとバレル(銃身)の隙間からはガス等が非常に強い勢いで射出される。

口径によっては指など吹き飛んでしまうため、持ち方には習熟が必要なのである。

以下はソーセージを指に見立てた動画。絶対にここに指をかけてはいけないことがわかる


リボルバーと縁のあるキャラクター

これまで上述したように現実の現代兵器としてはオートマチックに劣っている面が多いリボルバーだが、リボルバーの時代だった19世紀を舞台にした西部劇と、それから影響を受けたアニメ・マンガ等の歴史の長さから、フィクションの世界では凄腕のガンマンならリボルバー使い、というキャラクター設定がある種、伝統的である。


作品名50音順


関連イラスト

製作中3/3S&W M29 6インチCowgirl鉄砲。

次元大介シャラシャーシカ


関連タグ

コルト S&W 拳銃 回転 6 手動


外部リンク

拳銃 - ニコニコ大百科

拳銃 - Wikipedia

回転式拳銃 - Wikipedia

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